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アーティスト・作家の一冊一枚

2017年11月16日 (木)



アーティスト/作家が選んだ思い出に残る一冊・一枚を選書選盤


<町田康>

町田康
1962年生まれ、大阪府堺市出身。 1981年、バンド「INU」のボーカリストとしてアルバム『メシ喰うな!』で歌手デビュー。同バンド解散後も音楽活動を続ける傍ら、俳優として多数の作品に出演。1996年、処女小説「くっすん大黒」で小説家デビュー。同作品で翌年に第7回bunkamuraドゥマゴ文学賞、野間文芸新人賞を同時受賞。2000年に小説「きれぎれ」で芥川賞受賞。以後は主に作家として活動し、川端康成文学賞や谷崎潤一郎賞など様々な賞を受賞している。

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<阿部智里>

阿部智里
1991年生まれ、群馬県出身。早稲田大学文化構想学部在学中の2012年、『烏に単は似合わない』で第19回松本清張賞を受賞しデビュー。以降「八咫烏シリーズ」と称されるファンタジー作品を書き継いでおり、同シリーズの累計発行部数は、85万部を突破している。



<彩瀬まる>

彩瀬まる
1986年生まれ、千葉県千葉市出身。上智大学文学部卒業。 小売会社勤務を経て、2010年「花に眩む」で第9回女による女のためのR-18文学賞読者賞を受賞。2013年『あのひとは蜘蛛を潰せない』でデビュー。2016年、『やがて海へと届く』が第38回野間文芸新人賞候補となる。



<有間カオル>

有間カオル
東京都出身。法政大学文学部哲学科卒業。 2009年、『太陽のあくび』で、電撃小説大賞の一部門として新設された「メディアワークス文庫賞」の最初の受賞者となる。 著書に『サムシング・フォー〜4人の花嫁、4つの謎〜』『魔法使いのハーブティー』『招き猫神社のテンテコ舞いな日々』などがある。



<石田衣良>

石田衣良
1960年生まれ、東京都江戸川区出身。成蹊大学経済学部卒業。36歳の時に小説家になることを決意し数々の新人賞に応募。1997年、第36回オール讀物推理小説新人賞を受賞。「池袋ウエストゲートパーク」でデビューする。以後『4TEEN フォーティーン』で第129回直木賞を、『眠れぬ真珠』で第13回島清恋愛文学賞を受賞。



<大樹連司>

大樹連司
1982年生まれ、茨城県出身。国際基督教大学教養学部卒業。東浩紀発行の「波状言論」編集スタッフを経て、2005年に前島賢としてライターデビュー。 2007年より大樹連司名義でライトノベル作家としても活動を始める。著作に『勇者と探偵のゲーム』などのオリジナル小説のほか、『ぼくらの?alternative?』シリーズや『GODZILLA 怪獣黙示録』などのノベライズ作品がある。



<Senri Oe>

Senri Oe
1960年東京都板橋区生まれ、大阪府育ち。 1983年にシンガーソングライターとしてデビュー。音楽活動のほか、俳優として多くの映画やテレビドラマに出演し、テレビ番組の司会、ラジオ番組のパーソナリティー、エッセイ執筆など幅広い分野で活躍する。 2008年、ジャズを学ぶためにニューヨークへ渡り、2012年にジャズピアニストとしてデビューを果たす。



<窪之内英策>

窪之内英策
1966年生まれ、高知県出身。 1986年、「週刊少年サンデー」(小学館)に掲載の『OKAPPIKI EIJI』でデビュー。 1988年よりビッグコミックスピリッツにて連載された『ツルモク独身寮』が1991年に映画化された。主に青年コミック誌で活躍中。



<最果タヒ>

最果タヒ
1986年生まれ、兵庫県神戸市出身。2005年、『現代詩手帖』に初投稿、2006年、第44回現代詩手帖賞を受賞。2007年、第一詩集『グッドモーニング』上梓。2008年、『グッドモーニング』により当時女性では最年少の21歳で第13回中原中也賞を受賞。2012年、第二詩集『空が分裂する』上梓。2014年、第三詩集『死んでしまう系のぼくらに』上梓し、第33回現代詩花椿賞を受賞。2017年、第四詩集『夜空はいつでも最高密度の青色だ』が石井裕也監督によって実写映画化された。その活動は詩にとどまらず、小説『星か獣になる季節』や随筆集『きみの言い訳は最高の芸術』など多数の著作がある。



<柴門ふみ>

柴門ふみ
1957年生まれ、徳島県徳島市出身。お茶の水女子大学文教育学部哲学科卒業。1979年に、「少年マガジン増刊号」にて「クモ男フンばる!」でデビュー。女性青年漫画家の草分けの一人。リアルな女性像を描き、女性から圧倒的な人気を得る。「東京ラブストーリー」や「あすなろ白書」など、テレビドラマ化され話題となった作品も多い。



<師走ゆき>

師走ゆき
福岡県出身。 2009年、白泉社アテナ新人大賞を受賞。 2014年、「花とゆめ」に読切作品として『高嶺と花』を掲載し、2015年2号より連載を開始する。2016年、同作で「全国書店員が選んだおすすめコミック2016」にて9位に、第2回「次にくるマンガ大賞」にてコミックス部門にて15位にランクインを果たす。その他の著作に『たまちぇん!!』などがある。



<渋谷直角>

渋谷直角
1975年生まれ、東京都練馬区出身。1997年、マガジンハウス『relax』でライターとして仕事を始める。同誌で『リラックスボーイ』というマンガを描くようになり、以降、様々な雑誌やWebでコラムやマンガなどを発表。2017年著作「奥田民生になりたいボーイ出会う男すべて狂わせるガール」が実写映画化された。



<辛酸なめ子>

辛酸なめ子
1974年生まれ、東京都千代田区生まれ埼玉県育ち。武蔵野美術大学短期大学部デザイン科グラフィックデザイン専攻卒業。 1994年、GOMES漫画グランプリでGOMES賞を受賞。以降漫画やイラスト、コラムやエッセイの執筆など幅広く活動。独特な画風と皮肉の効いたコラムで人気を集める。



<住野よる>

住野よる
大阪府在住。高校時代より小説の執筆を始める。2014年、小説投稿サイト『小説家になろう』に「君の膵臓をたべたい」を投稿。ネットで評判となり、双葉社より書籍化されデビューに至る。同作は200万部を超えるベストセラーとなり2017年に実写映画化した。



<瀧羽麻子>

瀧羽麻子
1981年生まれ、兵庫県芦屋市出身。2004年京都大学経済学部卒業。 2006年『まゆちゃん』で「きらら」携帯メール小説大賞グランプリ06受賞。2007年『うさぎパン』でデビュー。 京都の学生たちの恋愛模様を描いて人気を博した『左京区』シリーズなど多数の著作がある。



<田口ランディ>

田口ランディ
1959年生まれ、東京都出身。1996年、エッセイ『忘れないよ!ヴェトナム』を発表し、その後インターネット上でメールマガジンを発行する。2000年6月に長編小説『コンセント』を上梓して小説家としてデビュー、同作は直木賞候補作となる。2001年、『できればムカつかずに生きたい』で第1回婦人公論文芸賞を受賞。



<中野信子>

中野信子
1998年、東京大学工学部応用化学科卒業。東京大学大学院工学系研究科修士課程、2004年、東京大学大学院医学系研究科医科学専攻修士課程を修了。2008年、東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程を修了。 認知神経科学者として脳科学に関する著作が多数あるほか、評論家として雑誌やTVなどで幅広く活動している。



<はらだみずき>

はらだみずき
1964年生まれ、千葉県出身。法政大学経済学部卒業。 商社、出版社勤務を経て、2006年『サッカーボーイズ 再会のグラウンド』でデビュー。 著作に少年の成長や周囲の大人たちの人生模様を丁寧に描いて人気を博した「サッカーボーイズ」シリーズなどがある。



<益田ミリ>

益田ミリ
1969年生まれ、大阪府出身。京都芸術短期大学卒業。デザイナーを経てフリーのイラストレーターとなる。2001年に『OLはえらい』で漫画家デビューし、2006年の『すーちゃん』で注目を浴びる。2011年、『はやくはやくっていわないで』で第58回産経児童出版文化賞産経新聞社賞受賞。2013年には『すーちゃん』シリーズが『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』のタイトルで映画化された。



<吉田篤弘>

吉田篤弘
1962年生まれ、東京都出身。吉田浩美との共同名義クラフト・エヴィング商會としても活動し、著作およびデザインの仕事をしている。2001年、クラフト・エヴィング商會の仕事として『稲垣足穂全集』『らくだこぶ書房21世紀古書目録』により第32回講談社出版文化賞ブックデザイン賞を受賞。                   2000年代からは単独名義の著作を多数発表し、2009年に 『つむじ風食堂の夜』が映画化された。



<若杉公徳>

若杉公徳
1975年生まれ、大分県大野郡犬飼町(現豊後大野市)出身。日本文理大学卒業。少年時代からマンガを描いており、大学時代から本格的に漫画家を目指すようになる。2005年より『ヤングアニマル』において連載された『デトロイト・メタル・シティ(DMC)』が人気を集め、のちにアニメ化、実写映画化された。