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サン=サーンス未完のチェロ・ソナタ第3番

2017年3月19日 (日)


サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番、チェロ・ソナタ第2番、第3番
ベルトラン、ガフィガン&ルツェルン響、アモワイヤル
サン=サーンス未完のチェロ・ソナタ第3番
世界初録音


サン=サーンス晩年のチェロ・ソナタ第3番(未完)の世界初録音盤の登場。サン=サーンスは同時代の作曲家たちの中でチェロのための作品を最も多く書いた一人といえるでしょう。2曲の協奏曲、アレグロ・アッパッショナート op.43、組曲 op.16、そして3曲のソナタ(うち1曲は未完)、そしていくつかの小品を残しています。
 第3番のソナタは4楽章で構想されていたようですが、残されているのは2楽章まで。第3番のソナタが私的な演奏会で演奏された時のことが書かれた、1919年6月26日に友人の作家に宛てた手紙が残っています。その手紙には、演奏会前夜の夕食時、友人のホルマンが、サン=サーンスから預かっていた楽譜を荷物に忘れてきた、と死人のように青ざめた顔で言ってきたこと、そしてサン=サーンスはその夜と翌日もう一度楽譜を作り直し、夜の演奏会には間に合ったこと、さらにその新しく書いた稿は元の稿よりも良い出来になったこと、がつづられています。第3番のソナタは4楽章構成だったと考えられていますが、残されているのは第2楽章まで。第2番のソナタ以上に、リズムやハーモニーのコントラストの妙、そして入念に扱われた主題と、凝った作りになっています。
 ベルトランの繊細なチェロの音色、アモワイヤルの芯のある音色が描く、作曲家晩年の作品の貴重な世界初録音の登場です。(輸入元情報)

【収録情報】
サン=サーンス:
1. チェロ協奏曲第1番イ短調 op.33
2. チェロ・ソナタ第2番ヘ長調 op.123
3. チェロ・ソナタ第3番ニ長調 遺作(未完)


 エマニュエル・ベルトラン(チェロ)
 パスカル・アモワイヤル(ピアノ:2,3)
 ルツェルン交響楽団(1)
 ジェイムズ・ガフィガン(指揮:1)

 録音時期:2014年11月(1)、2016年6月(2,3)
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 世界初録音(3)
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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