レオンハルトに学んだ名手ケネス・ワイスによる平均律

2014年5月5日 (月)

レオンハルトに学んだ名手ケネス・ワイス
パリ音楽博物館のチェンバロで弾く『平均律』！

ニューヨーク生まれ、スヴェーリンク音楽院でレオンハルトに学び、レザール・フロリサンでウィリアム・クリスティのアシスタントとして活動。現在はパリ音楽院、ジュリアード音楽院で手腕を発揮するアメリカの名チェンバリスト、ケネス・ワイス。『ゴルトベルク変奏曲』の録音やリサイタル（2011年には来日公演でも披露）が話題を呼んだケネス・ワイスのJ.S.バッハ新録音は、鍵盤音楽史に輝く聖典『平均律クラヴィーア曲集』の全曲。フランス各地やサンフランシスコ、ニューヨークなどでも『平均律』のコンサートを行い、2015年には日本ツアーも予定するなど、ケネス・ワイスが今もっとも重点を置いているプログラムです。
　使用楽器は、フレミッシュ・チェンバロの名工、アンドレアス・ルッカース1646年製、パスカル・タスカン1780年改作のヒストリカル・チェンバロ（パリ音楽博物館コレクション）。Richard Langham Smithによる解説やルッカーズ＝タスカンのチェンバロについての詳細な情報を掲載したブックレット（欧文のみ）。ドイツの若き写真家Moritz Kerkmannによる美麗な写真をあしらったスリムBOX仕様。パッケージ商品としての完成度も一級品です。（東京エムプラス）

【収録情報】
・J.S.バッハ：平均律クラヴィーア曲集第1巻、第2巻 BWV.846-893

　ケネス・ワイス（チェンバロ）

　録音時期：2013年6月、12月
　録音場所：パリ音楽博物館
　録音方式：ステレオ（デジタル）