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チュルリョーニス:管弦楽作品全集

2012年2月13日 (月)


甘美、陶酔! 幻想の画家チュルリョーニスの
管弦楽作品がすべてこの一枚に!


思えば昨年2011年はリトアニアの国民的画家・作曲家チュルリョーニスの没後百年だったにも関わらず、日本ではマーラー没後百年にかき消されて全くと言っていいほど騒がれませんでしたが、遅ればせながら今ここに管弦楽曲全集をお届けします。
 ミカロユス・チュルリョーニスは絵画、作曲の両方で一流の仕事を残した芸術史上稀な芸術家ですが、その絵画の神話的、幻想的、超現実的な世界は一度見たら忘れられないほど強烈な個性を持ち、カンディンスキーに大きな影響を与えたと言われます。また、かのオリヴィエ・メシアンもその宗教的な崇高さ、エクスタシーに霊感を受けたと語っています。晩年は精神の病のため不遇であったと伝えられます。
 さて作曲家としてのチュルリョーニスは、ショパンの影響を感じさせるおびただしいピアノ曲を残しており、ピアノ作品全集(CELESTIAL HARMONIES 19923)でその全容を知ることが出来ます。また弦楽四重奏曲のための作品全集(PMA9987)も発売になっております。
 彼が残した管弦楽曲は少ないのですが、ワーグナー、R.シュトラウスの影響を感じさせる華麗なオーケストレーションとハーモニー、壮大さは作品数の多寡など忘れさせてしまいます。このアルバムも全集といいながらたったの3曲。かつてマルコ・ポーロ・レーベルでやはりチュルリョーニス作品集を録音したリトアニアの巨匠ユオザス・ドマルカスが、手兵リトアニア国立交響楽団を率いて満を持しての再録音です。(TOBU)

【収録情報】
チュルリョーニス:
1. 交響詩『森の中で』 (1901)
2. 交響詩『海』 (1907)
3. カンタータ『デ・プロフンディス(深淵より)』

 カウナス国立合唱団(3)
 リトアニア国立交響楽団
 ユオザス・ドマルカス(指揮)

 録音時期:2011年3月
 録音場所:リトアニア国立フィルハーモニー・ホール
 録音方式:デジタル
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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