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2011年1月20日 (木)

無人島

無人島 〜俺の10枚〜 【志人 編】

音楽好きには、超定番の企画“無人島 〜俺の10枚〜” !!なんとも潔いタイトルで、内容もそのまんま、無人島に持って行きたいCDを10枚チョイスしてもらい、それぞれの作品に込められた思い入れを思いっきり語ってもらいます!ミュージシャンとしてルーツとなるもの、人生を変えた一枚、甘い記憶がよみがえる一枚、チョイスの理由にはそれぞれのアーティストごとに千差万別です!今回のお客様は志人!

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志人

志人from 降神(sibitt/シビット)
降神のMC。降神非行期. 玉兎なるオルターエゴ(別人格)を持つ。時には歌う変幻自在のフロウを持ち、従来の日本語のHIPHOP観を覆す唯一無二の存在であり、ジャンルの壁を超え音楽空間を彷徨う旅人。内なる宇宙からとめどなく溢れ出す言葉は、聴く者の脳裏に映像を浮かび上がらせ、まるで一つの映画を見ているかのような感覚へ誘う。また演劇的とも評されるライブは、見る者の感情を心の奥底から導き出し、音楽の新たな世界へ連れて行く。国境を越えたリス ナーがじわじわと増えてきている降神のアルバムや、数々の客演を経て、2005年ファーストソロアルバム『 Heaven’s 恋文 〜ヘブンズ・レンブン〜』を発表。その後、DJ DOLBEE、画家戸田真樹とのタッグにより「失われて行くメディアに焦点を当てた企画」を提唱し、ポストカードレコード、8cmCD、など様々な形態で のリリースを重ねている。志人×DJ DOLBEE×ANIMATION(岡田昭憲)の作品「夢境〜Mukyo~」がNHKでその内容を取り上げられるなど活動の幅を広げている。
 triunegods.com/
 granmamusic.com
 志人 Blog
 Temple ATS

Seven Days Six Nights
『Seven Days Six Nights』 / Triune Gods
2011年1月19日発売


デビューアルバム「Seven Days Six Nights」は志人、Bleubird, Scott Da Rosの三人がモントリオールで音楽制作を行った濃密な7日間を記録したまさに序章となる作品である。神秘的な大自然の静寂をイメージさせるScottのビート上でBleubird、志人が雪深い大地の中を踏み出す様にラップするM1で幕が開き、豊かな森の喜び、嘆きを歌うM2、ストリクトリーな雰囲気のビートとラップで有無を言わさない迫力を持つM4、英語と日本語がタイトに絡み合い不思議なグルーヴを生み出しているM5など新しい音楽観と確かな技術に裏打ちされた楽曲群は常にリスナーの想像力を刺激する。やがてラストの開放感溢れるM7を聴き終えた後、あなたは本作をまた最初に巻き戻すと同時に彼らの次の作品を期待してしまうだろう!アートワークを手掛けたのは独特の世界観で世界中の注目を集めるNYブルックリン在住の画家HIRO KURATA。まさにTriune Godsの音楽性を象徴したジャケットを作り上げた。彼が手掛けた12ページブックレットにも注目!




志人 が選んだ10枚!

    01.VARIOUS / 『Atlantis Sessions & The Deadly Art Of All Day Brainstorming』

日本には確か限定100枚しか入荷していなかったと思います。onimas、なのるなもないと一緒に聴いて、衝撃を受けました。Golden Monkeyの他作品もお勧めです。今はどこで手に入るか分からないですが。。 陽の当たらない所に最良のHIP HOPあり。

 

    02.Atoms Family / 『Center Of Da Web And Atoms Family Archives (2003)』

奇跡としか考えられない巡り合わせAtoms Family。 後にDefJuxからリリースされるcannibal oxや、alaska、Cryptic One等の精鋭の若かりし日々の壮絶な記録。RAP、トラック共にドアングラシット。
 

    03.Tranquility Bass / 『Hawk* - California Dreaming (Sampler 12")』

この人の作る音楽は素晴らしい。 自分がビートメーカーならこんな感じのBeat作ってみたい。
 

    04.KALIYUGA PRO / 『MYSTIC PERSPECTIVES』

北欧フィンランド「Styge Recordings」の作品。設立者、Antti Szurawitzki、音楽プロデューサー:DIDIER、レコードコレクター:DJ Quare、そしてトラックメイカー:Kaliyuga Proを擁する「Styge Recordings」DOPEで美しいtrackばかり。
 

    05.Jel Vs 2Mex / 『'D.I.Y.-Partisan' 10"』

AnticonのJel VS 2mex (Of Mexican Descent) 10インチレコード。2mexの煙たい長髭RAPにJelが長髪を振り乱しMPCを叩く姿が目に映る。 他にも彼らの作品は素晴らしいものばかりだが、あえてこの作品。
 

    06. DJ 光光光 /『Planetary Natural LoveGas Webbin’199999』

10代の頃聴いて衝撃を受けた作品。 未体験のBPMに脳が即座に反応。気付いたら山の中でテント張って野宿していました。
 

    07.サヨコオトナラ / 『ワと鳴り』

元ゼルダのボーカリスト・サヨコさんと元じゃがたらのギタリストotoさん、ジャンベプレイヤーの奈良さんの3人組「サヨコオトナラ」の1st CD。ジャマイカの現地録音の楽曲もあり、虫の音やカエルの鳴き声など生命の歌声も収録!サヨコオトナラさんの音楽は熊本県の奥阿蘇で出会いました。otoさんとは一緒に山に木を植えに行ったり、即興演奏をしました。こんな素敵な大人が生きている地球は素晴らしい!
 

    08.南正人 / 『風来坊の歌』

アンダーグラウンドフォーク界の重鎮。深い所に行けば行く程出会う可能性の高い人物。
 

    09.『Love Letter to Praha 』

アレンギンスバーグとも交友関係であった日本のビートニック詩人 ナナオサカキ氏等の作品。ナナオサカキ+内田ボブ この二人の共演は惜しくも今はもう見られないが、詩人の音源はなかなか珍しい。
 

    10.Hideaki Masago / 『Wind Hunter』

インディアン・フルート奏者、真砂秀朗 “Wind Hunter”演奏を生で聴いたのですが、あまりの気持ちよさにうとうと。周りを見渡せば熟睡者が大勢。人を眠らせてしまうシャーマンmusic.ネイティブアメリカンによる朗読も収録。

 

関連リンク

志人 インタビュー