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2 people agree with this review 2013/03/01
トラーゼのピアノ、ゲルギエフの伴奏ともに壮絶な名演奏だと思います。プロコフィエフのコンチェルトに何を求めるかによって、演奏から受ける印象は変わってしまうと思います。私の場合は、旋律を奏でることができる打楽器としてのピアノを独奏とする協奏曲という捉え方をしているので、当演奏はまさに理想的なのであります。有名な3番は勿論、2番、4番、5番こそ真骨頂ですね。ベロフ盤とともに愛聴盤です。
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2 people agree with this review 2013/02/28
フィッシャーの快演である。競合盤が極めて少なく、全曲はシノーポリ(廃盤、T社からのものは入手可)のみ、交響的断章はケンペの名演と父ヤルヴィのほか数種しかない。60分余りのバレエ音楽、正直凡庸な演奏だと飽きてしまうところだが、フィッシャーの手にかかると一気に聴きとおせてしまうから不思議だ。華麗で濃厚で甘美な旋律に溢れた一篇の交響詩の世界だ。ブダペストのオケはいつもながら優秀で、フィッシャーの要求にしっかりと反応している。
0 people agree with this review 2013/02/27
イヴァン・フィッシャーのベートーヴェン第7番。まずカップリングが興味深い。楽聖と同時代のウェーバー、ロッシーニ、ウィルムスの作品、それも比較的地味な作品を収録。しかも全曲ではなく、アダージョ楽章とかロンド楽章をつまみ出している。いかにも才人フィッシャーらしい。メインの7番は非常に折り目正しく気品に溢れた表現であり、この曲の最も上品な演奏と言って良いだろう。オケはいつものことながら極めて優秀であり、録音も雰囲気の豊かさが伝わってくる。
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1 people agree with this review 2013/02/26
名曲の名演奏とはまさに当アルバムのためにある言葉。あのアダージョの神々しさ、第1メヌエットの愉悦感。挙げだしたらきりがない。マッケラスの最高の仕事は何と言っても、モーツアルトとヤナーチェク。そのモーツアルトのグラン・パルティータの最上の演奏のひとつがここにある。
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10 people agree with this review 2013/02/25
サヴァリッシュ氏死去のニュースを知って追悼の意味で聴いたのは当盤ですた。約30年前のウィーン・フィルとのライブ。すでに多くの方の賛辞が寄せられている名盤ですね。私が聴いたのはブルックナーではなくモーツアルトの39番の方。勿論、ブルックナーは氏の代表的名演であり追悼に相応しい曲なのですが、私は氏のモーツアルトの晴朗な雰囲気がとても気に入っていたので、39番を聴いた次第です。第2楽章の美しさはウィーン・フィルの素晴らしい音色との相乗効果で「白鳥の歌」の調べを奏でています。N響との数々の名演なくしては、今日の音楽好きの私は存在しなかったと言って良いほど、本当にお世話になりました。合掌。
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0 people agree with this review 2013/02/24
ト短調を2曲収録したコチシュ指揮によるアルバム。25番の第1、第4楽章の快速テンポは疾走する哀しみを表現しているようだ。40番では弦の美しさが際立っている。ここでも終楽章は疾走する哀しみが見事に体現されている。指揮者としての経歴もずいぶん長くなったコチシュ、録音が増えることを願うばかりだ。
1 people agree with this review 2013/02/23
ロペス=コボス盤と並ぶ隠れ名盤。ジンマンを聴き始めたばかりの人にとっては、同じ人物の指揮とは思えないでしょう。第1、第3楽章の永遠に続いていくかのような抒情的表現は見事なものだし、第2、第4楽章の躍動感も実に統制がとれておりある意味爽やかな印象すら与えます。特筆すべきはやはり第3楽章でしょう。時折現れるポルタメントは琴線に触れ、実に感傷的な気持ちにさせてくれます。ボルティモアの音は悪い意味でのアメリカ的なサウンドとは縁遠いもので、これこそラフマニノフ・サウンドではないかと思わせてくれます。名花マクネアーによるヴォカリーズには気品と切なさが同居しています。ジンマンのマーラーの対極に位置する名演奏です。
4 people agree with this review 2013/02/22
ラフマニノフの2番のシンフォニーが好きでかなり収集しておりますが、当盤は密かに気に入っている1枚であります。オペラ指揮者ロペス=コボスの手にかかると、まるでラ・ボエームのようであります。勿論、最後は悲劇ではなく壮大な盛り上がりを聴かせてくれます。第3楽章の抒情的表現は出色であり数多ある競合盤に引けを取りません。特筆すべきは、シンシナティのオケの素晴らしさでしょう。終楽章の雄弁さがそれを物語っています。併録のオケ版のヴォカリーズも名演です。
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0 people agree with this review 2013/02/22
ちょっとサティでも、というときの格好のアルバムではないでしょうか。ケフェレックの演奏はとてもお洒落で陰影に富み、本来無表情なサティを色鮮やかに演出しています。収録曲もしっかり有名どころは押さえてあるのでサティを堪能できます。
4 people agree with this review 2013/02/21
昨夏プロムスでG・マーラー・ユーゲント管弦楽団を振ったコンサート(パルシファルより、ベルクVn協奏曲、ラ・ヴァルスなど)でガッティにいたく感心しました。欧米での活躍ぶりと我が国での人気にギャップのある人だなあ、と思いました。ここで聴かれるドビュッシーはある意味明晰な演奏なのではないでしょうか。オケをまとめる力に秀でているガッティなればこそ、という感じです。音楽は実に雄弁で躍動し生きている。
0 people agree with this review 2013/02/21
スペインの光と影が見事に投影されたアルバムだ。幾多の名演を生み出してきたこのコンビの最高傑作ではないだろうか。アルベニスの「イベリア」のオケ版(他人の手になる)は競合盤も少なく、その意味でも希少価値がある。シンシナティのどちらかと言えば落ち着いたサウンドと、ロペス=コボスの見事なバトンテクニックが相乗効果で実に色彩豊かに響いてくる。絶好調時のアンセルメ&スイス・ロマンドやデュトワ&モントリオールに匹敵する素晴らしさだ。録音も優秀である。
4 people agree with this review 2013/02/20
楽章を追うごとに素晴らしくなっていく「エロイカ」。特に終楽章は数多ある「エロイカ」の中でも最高級の演奏なのではないだろうか。まさにライブの人、シューリヒトである。私は特にシューリヒトのファンというわけではない。むしろどちらかというと敢えて避けていた人間だ。SACD化されたブルックナーでシューリヒト開眼したのだから、わからないものだ。特価セール、待っていて良かった。
1 people agree with this review 2013/02/20
交響曲の聴き比べはよくしていますが、ヘンデルの組曲を聴き比べたことはあまりありません。当盤を含め3種しか所有しておりません。このニコルソンによるものが、断然素晴らしいと思います。録音にもよるのでしょうが、華麗さを惜しげもなく前面に出し、ヘンデルらしい華やいだ雰囲気が漂う名盤だと思います。
0 people agree with this review 2013/02/19
超巨大な「ハンガリー行進曲」が聴きものである。途方もない遅いテンポ、好き嫌いがはっきり分かれそう。私は楽しみましたが。オペラ序曲集というタイトルですが、全然オペラ的でないあたり、さすがシモノフだ。交響詩集というタイトルでも良さそう。識者の方にはお勧めできませんが、個性的演奏がお好きという方に推薦します。
0 people agree with this review 2013/02/18
実に落ち着いた立派なワーグナーだ。さすがオペラ指揮者ロペスーコボスだけのことはある。ブラインド・テストをしたら、これがアメリカのオケだと言い当てる人は少ないだろう。それほど素晴らしいシンシナティのサウンドだ。遅めのテンポを採用した「マイスタージンガー」を始め、初期の作品群のドイツ的な音は特筆すべきだし、「トリスタン」の実にオペラ的な解釈も理想的なものだ。このコンビのブルックナーにも感心した記憶があるが、ワーグナーも大したものである。
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