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Review List of johnbach 

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  • 2 people agree with this review
     2013/11/16

    このチャイコフスキーはすばらしい。クライバーンがソビエト(当時)が威信をかけて主催した第1回チャイコフスキー国際コンクールに優勝した直後に録音されたものだ。確かに勢いを感じる優れた演奏で、ピアノ協奏曲のなかでも、1、2を争う大人気曲だけに名盤はあまた存在するが、最上位に位置すると言ってもいいと思う。わたしが持っているこのディスクは、プロコフィエフの協奏曲3番とカップリングで、パーフェクト・ピアノ・コレクション(25枚組)の格安BOXの中の一枚。プロコフィエフもすばらしい。ところで、今年2月末にクライバーン訃報のニュースが新聞にも小さく報道されていたが、享年78歳だった。

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  • 0 people agree with this review
     2013/11/14

    これはユニークで個性溢れるすばらしいベートーベンだ。早いテンポで強弱がはっきりしたゼルキンの強靭なタッチ。バーンスタインのバックも同様で大変に力強い。それでいて歌わせるところは実に美しくしとやか。録音データを見ると、3番が64年1月、5番「皇帝」が62年5月でゼルキンが60歳前後、バーンスタインに至っては40代半ばで、実に両者ともエネルギッシュで充実した演奏。改めて両者の偉大さを実感した。わたしの3番、5番の愛聴盤である、ゲルダ、シュタイン ウィーン・フィル。アシュケナージ、ショルティ シカゴ響。エッシェンバッハ、ヘンツェ ロンドン響の中に、このディスクが新たに加わった。

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  • 4 people agree with this review
     2013/11/13

    予約注文していたBBCVol2が朝届いた。ジャケットの4人の写真がすごくいいじゃありませんか。値段だけを考えれば、輸入盤でも良かったんですが、ポスターが付いてくる特典に惹かれて国内盤を購入。ポスターもカレンダーも後でフレームを買ってきて飾ります。内容もすばらしい。初期の大好きな曲が満載です。63〜65年にわたるBBCのラジオ放送のための、スタジオライブ演奏とトークですが、ほとんどが一発どりだったというから驚きです。優れた歌唱と演奏技術、センスの良さ、これが20代前半の若者グループだなんて信じられません。それと、雰囲気やトークの内容からも、この頃の4人がいかに仲が良かったかが分ります。それだけでもぼくは嬉しくなっちゃうんだなぁ。今、くしくもポールが来日してコンサートをしていますが、ぼくにとってはポールだけじゃダメなんです。もちろんソロのポールもすばらしいのですが、でも、4人のハーモニー、4人の演奏が揃ってこそ最高の音楽なんだ。このアルバム、トークは不要で演奏だけ収録してくれたらと思う向きもあるかもしれませんが、これはBBCのドキュメンタリーでもありますから仕方がありません。トークは一度きいたら十分だと思いますので、その都度飛ばして演奏をお聴きください。

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     2013/11/10

    ラインスドルフの指揮でオーケストラがアメリカの名門ボストン響、1965年の録音。テンポは全体的に早めの感じがしたが、いい演奏だと思う。

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  • 8 people agree with this review
     2013/11/07

    今年はワーグナーイヤーで、ワーグナーの作品が集中的に発売されるのは当然だと思いますが、ソニー(40枚組)EMI(36枚組)そしてこのDG(43枚組)。さらに付け加えれば、ショルティ、バレンボイム、はては、バイロイト、メトロポリタンと格安大型ボックスが揃っているのだから、凄いとしか言いようがありません。それも名指揮者、名歌手、名演奏ばかりなのですから、ワグネリアンは全部欲しい、全部聴いてみたいと誘惑されてしまうのではないでしょうか。ワーグナーの傑作群を聴ける喜びはとてつもなく大きいですからね。わたしはまだ、さまよえるオランダ人とタンホイザーしか聴き終えていませんが、シノーポリの指揮はすばらしいですね。ドミンゴのタンホイザーも絶品です。これがどうしておまけなんて言うんでしょうか。そんなことを言う感覚がわたしには理解できませんが...。残りのディスクも時間をかけてじっくり楽しむつもりです。そして、初期の作品が収録されているのもこのBOXの価値を高めていますね。習作的作品ですが一度は耳を通したいと思うものです。

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  • 2 people agree with this review
     2013/11/03

    カラヤンがチャイコフスキーの交響曲全集を残した事の意義は、とても大きいと考えている。わたし自身は前半の交響曲(1〜3番)も魅力あふれた佳曲で大好きなのだが、やはり後期の傑作群と比べてしまうと差が出てしまうのも事実で、チャイコフスキーの交響曲はどうしても4〜6番だけになってしまっていた。今でこそ、前半の交響曲も人気がでて、それなりに評価されてきた結果たくさんの全集が存在するが、カラヤンが全集を完成した70年代はまだそうした時代ではなかったと思う。だから、この全集が1〜3番の再評価の機運を高めたキッカケになったのではないかと考えている。それもカラヤンほどの大巨匠だからなおさらだ。ここでは、個々の作品の演奏については触れないが、カラヤンがいかにチャイコフスキーに対する愛着と尊敬の念を抱いていたかうかがい知れる全集でもある。

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  • 16 people agree with this review
     2013/11/01

    このワーグナーBOXは、あまりワーグナーの作品に接したことのない人、あるいはこれから聴いてみようという人には絶対にお勧めできる。オペラ(楽劇)以外にも、セル、ストコフスキー、マゼールらのすばらしい管弦楽集、名歌手によるアリア集、また四つ手によるトランスクリプション(これがすばらしい)など、ワーグナーを親しむにはもってこいのディスクが目白押しだ。それらのCDから聴き始めて、次に長大なオペラ(楽劇)を鑑賞してみるのもひとつの聴き方としてあってもいいだろう。確かに、タンホイザー、トリスタンとイゾルデが抜けているのが残念だが、五つのオペラが収録されているし、指環を聴くだけでも相当時間を要するのだから、いずれこの二作品は単品で購入しても無駄ではないと思う。(ちなみに、わたしはDGのBOXも後から購入した。演奏者のダブリはないし完全な補完にもなる。2セットでも12000円で83CDも手に入るのだから安いものだ)それと紙製のオリジナルジャケットが実に美しくすばらしいですよ。見ていて本当に楽しい。★五つで間違いなし。このコストパホーマンスでケチは付けられません。より多くの人にワーグナーのすばらしさ、その音楽の偉大さを知ってもらいたいですね。絶対にお勧めです。

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  • 1 people agree with this review
     2013/10/29

    ヴィヴァルディの四季は日本でも大変人気のある曲だ。それは、わたしがクラシックを聴き始めた中学生(70,71年頃)の頃も同様で、チャイコフスキーの3大バレー組曲、モーツァルトのセレナード、ベートーヴェンの悲愴ソナタと並んで、最初期に購入したLPのひとつが四季のレコード。演奏者はもう覚えていないが、確か廉価盤でメジャーな演奏者ではなかったと思う。でも、曲は大変親しみやすく、入門者にはうってつけの一曲だった。とくに春の有名な第一楽章と冬の第二楽章が気に入ってその部分に針をよく落としていた。今では指揮者を置かないチェンバーオーケストラのCDでよく聴いていたが、カラヤン1970sでカラヤン、ベルリン・フィルの四季を初めて聴くことができた。(購入はしなかったがリンゴのオリジナルジャケットが懐かしい)メリハリのある実にシンフォニックな四季ですね。シュワルベのソロもいいと思う。ただ、自分としては晩年にムター、ウィーン・フィル(EMI)と録音したものの方がお気に入りです。単品で購入するならそちらをお勧めしたいです。それと、この1970sの方はアルビノーニではなく、同じヴィヴァルディの4つヴァイオリンのため協奏曲が二曲収録されています。そのうちのロ短調の方はバッハが四台のチェンバロ用に編曲していますので、聴くとすぐに分るでしょう。こちらの曲も大変魅力的て美しい作品です。演奏もとてもいいと思います。この部分は★★★★★です。

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  • 9 people agree with this review
     2013/10/27

    カラヤン、ベルリン・フィルのブランデンブルク協奏曲はなかなかいい演奏です。昨今主流の古楽器のホァーン、ホァーンと音色の濁った感じの演奏は好きではありませんね。そんなのを聴くより、このブランデンブルク協奏曲を聴いていた方がずっと幸福に感じます。当たり前のことですが、その人の琴線に触れる音楽は人それぞれですから。

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  • 8 people agree with this review
     2013/10/27

    カラヤン1970sには80年代録音の1番〜3番が含まれていないので、4番〜9番を聴いたうえでのレビューですが、これは素晴らしいブルックナーだと思う。特に7番と8番が秀逸な演奏。多くの作品がブルックナー・トーンと呼ばれる弦楽器のトレモロで始まるが、カラヤンは全体が少し早めのテンポながら流麗でとても美しい演奏だと思う。わたしはブルックナーが大好きで、ベートーベン以降ドイツ・オーストリー系の交響曲のなかでは、ブルックナーは頂点に立つ作品群だと思
    っている。カラヤンの充実した70年代のブルックナーが聴けて、とても幸福だ。

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  • 13 people agree with this review
     2013/10/22

    カラヤンほど、録音技術の進歩に関心を示し続けた音楽家はいないだろう。ベートヴェンの交響曲全集は、50年代のEMIとフィルハーモニア管弦楽団とのモノラル録音を最初にして、DGとは60年代、70年代、そしてデジタル録音時代の80年代と3回ベルリン・フィルと録音している。わたしは50年代の演奏は聴いたことがないので分らないが、60年代の録音では第5番「運命」だけLPで購入している。「未完成」とのカップリングで2400円、73,4年頃のことである。第一楽章のダダダダーンの後の休止がもう少し長ければいいのになと思ったが、それ以外は圧倒的な名演だった。(未完成もすばらしい)70年代の録音は第3番「英雄」を新譜で購入。2600円になった。この英雄も名演なのだが、ロケーションの違いからか、残響音が長くて豊かな感じだ。今回、カラヤン1970Sのおかげで9曲全部手にすることができ、いっきに聴き通したが、やはりカラヤンなかなかやるなという印象だった。ところで話は変わるが、70年代のこのベートーヴェンの交響曲集が新譜として世にでていた頃、批評家のなかには、繰り返される同じ曲の再録音を余りにも商業主義的だとして激しく非難していた。その影響を受けていたのか某落語家などは、激しい言葉でカラヤンをけなしていたのを思い出す。わたしはそうした非難を、なんて傲慢なんだろう。筋違いもはなはだしいといつも思っていた。当時は「音楽の友」ともあろうものが、たかがクラシック愛好家だけの落語家のカラヤン批判を掲載するなんぞ場違いもいいところだろうと思っていた。10年ごとに再録音したとしても、そのディスクの演奏の良し悪しをを批評すればいいだけの話だ。後はユーザーが誰の演奏を選ぶかどうかの問題ですからね。とにかくカラヤンには悪意に満ちた批評が少なからずあった時代でした。

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     2013/10/20

    バッハの鍵盤曲はグールドのピアノ演奏以外はあまり聴かないのですが、グールドを別にすれば、このアスペレンのチェンバロはなかなかいいと思います。いや、わたしの聴いたなかでは一番いい平均律全集です。

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  • 5 people agree with this review
     2013/10/20

    バッハを信奉するわたしにとって、無伴奏チェロやヴァイオリンはバイブルなのだ。300年も前にこんな凄い曲が作曲されていたなんて、信じ難い奇跡だ。当然無伴奏チェロのディスクも、カザルス、シュタルケル、フルニエ、ロストロポーヴィッチ、マイスキー、藤原真理、ナヴァラ、トルトゥリエ、と8種類に及ぶがカザルスを別にすれば、このナヴァラの演奏は際立って秀逸だ。絶対にお勧めしたい。わたしが持っているCDは旧レーベルのものなので、音質がさらに良くなっているのなら、この盤もぜひ購入しようと思う。

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  • 4 people agree with this review
     2013/10/20

    ストラヴィンスキーの詩篇交響曲は、カラヤン1970Sではバッハのマニフィカトとカップリングされている。三つの楽章からなる21,2分の合唱を共なった小曲だ。もちろん共に聖書をテキストにしているが、方やバロック、こちらはボストン響設立50年の記念としてクーセヴィッキーに委嘱された近現代曲。趣は当然ことなるが、聴いていて、古典的で宗教曲らしい人間の苦悩と神に対する威厳を感じる。傑作と言っていい作品だろう。歌詞は旧約聖書の詩篇38,39,150編からなっているが、いずれも人間の苦悩と神への嘆願だ。カラヤン、ベルリン・フィルの演奏も優れている。この曲のベスト盤だと思う。

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  • 5 people agree with this review
     2013/10/19

    高校生の時、マタイ受難曲は欲しくて欲しくてしかたがなかった。70年代半ばの頃の話だ。特に評論家のなかでも名盤として誉れの高かったカール・リヒターのLPが。でも、当時4枚組1万円もしたマタイ受難曲をティーンエイジャーが買えるはずもなく(当時の1万円は物価水準からすると、今なら2倍以上の感覚だろう)かといって抜粋盤は買う気にはなれなかった。多くの評論家が購入は大変だろうが抜粋ではなく、キリストの受難は通して聴いて欲しいと言っていたがわたしも同感だったから。そんな頃、カラヤンのマタイ受難曲は4枚組、8000円で2割も安かったんです。購入するならカラヤン盤しかないなと思いつつ、やっぱり8000円は工面できず泣く泣くあきらめた思い出がある。結局マタイ受難曲を手にいれたのは、10年後のCD3枚組のヘルムート・リリング盤でした。いまでは、廉価になったリヒター盤も含め3種類のマタイを所有していますが、ここに、カラヤン1970Sを購入した結果、思い入れのあるカラヤンのマタイが加わった。改めて全曲通して聴いたが、これはこれで悪くはないな、こういうマタイがあっても良いんじゃないかなって言うのが率直な感想です。確かに、キリストや弟子たちの苦悩や悲しみ、劇的なドラマ展開は希薄な感じはしますが、ゆっくりしたテンポでレガート風に美しく音を紡いでいますね。ただ、もしあの時カラヤンのLPを買っていたら、これがわたしにとってマタイのスタンダードになっていたかも知れないと思うと、やっぱりあの時無理して買わなくて良かったのかなと言う気もします。初めに聴きこんだ演奏は後々まで大きな影響を及ぼしますからね。

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