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Review List of だまてら 

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  • 1 people agree with this review
     2010/11/23

    アルゲリッチがウィーンに渡りグルダに師事するのは、この録音の少し後のことになります。(変奏曲・バガテルのみ、まさしく師事中の録音か?)アルゲリッチがいかにグルダを敬愛していたかは、グルダ没後5周年にパウルとリコを従えて「楽しく想いだす会」を開いたり、TVでのインタビュー(フランス語で語ってた)から判りますが、この完璧な演奏を聴くにつれアルゲリッチは何て幸せな弟子だったのだろうと痛感します。

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     2010/11/14

    約30年前、例えばフィラデルフィア管との第9番などは演奏の素晴らしさとは裏腹にRVC国内盤のプレスの悪さ、特にフォルテと内周での歪みっぽさに歯がゆさを感じていました。それから二十数年、カートリッジやトランス、そして肝心のフォノ・イコライザなどアナログ再生環境の吟味により漸く有る程度は納得できる再生音が得られて喜んでいたところこの選集のリリース!嬉しい反面、この二十数年の努力をあっさり飛び越えられてしまった事には複雑な心境です。しかし、悔し紛れかもしれませんが第9番の終楽章で弦楽器が息の長いアンサンブルを奏でる場面においては、LP再生でしか得られない陶酔感は依然として存在すると感じています。

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     2010/07/17

    「オケ・コン」には、「RCA」もとへ今ではソニーBMGにライナー/CSOそしてモール(P)/レイトン(E)コンビという絶対的な名盤があり、何人たりとも超えられないと今でも思っています。しかし「デッカ」いやさユニバーサルは後年のデジタル再録音ではなく、カルショウ(P)/ウィルキンソン(E)そしてキングスウェイ・ホールという大三元の隠し球をSHM−SACDそれもシングルレイヤーでぶつけてきたのは、ライナー盤を意識してかどうかはさて置いてもさすがですねー!鋭角的に切り込んでくる壮年期のショルティには、CSO時代とは別の切迫感があり曲想にもマッチしています。(舞踏組曲の方がもっとだけど・・・)当盤も、エヴェレストに対抗するK2のように、ライナー盤とは又別の高みに達しているといえましょう。

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     2010/06/01

    じっくり聴きだすと、全般的には好演なんですがあと一歩「キレ」とか「コク」が欲しくなるところです。逆に、あまり構えずに作品を中心に(場合によっては車中とかBGMで)聴く分にはベストかも知れません。ただ、作品71&74だけは、原田幸一郎さん在籍時の東京SQに任せて欲しかった!

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     2010/04/24

    「オーディオ・ベーシック」で取り上げられたくらいで注目度かなり低いのは惜しいと思って遅まきながらレビューします。ピリオド奏法の影響は受けてはいますが、モダン楽器を使用して確かな技術的裏づけがあるので鋭角的に切り込んで来た時にもドタバタ感はありません。「ラルゴ」のSACD層2chからは、LPの駄演駄盤よりは余程アナログの雰囲気が感じられてちょっとしたサプライズでした。グリーグも好演、「スールべり」はいわゆるフツーの曲でした。

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     2010/03/22

    凄いすごい、旧チェスキーの分売で4枚購入した後、どうしても「第9」だけが入手できず「良い盤質・音質」での再発を10年来待望していたものです。全集とはちょっと悔しいけど、この価格なら全然オッケー!エンジニアがK.ウィルキンソンで一気呵成のスタジオ録音とは、今から思えば奇跡のようです。肝心の演奏ですが(どの曲かは不確かだけど全般的に)最速の部類に入ると思いますが、最近流行のピリオド楽器の弾き飛ばしライブ録音とは対極にあり、どのフレーズもちゃんと弾いているのが又凄いです。

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     2009/12/26

    カール・ズズケの子息、コンラート・ズスケが在籍するゲヴァントハウスSQとは別団体であり、(完全に混同してました!小生だけ?)ちょっとややこしいです。ゲヴァントハウスSQはモダン・スタイルですが、こちらのSQはゲヴァントハウス・オケの団員ながら若干ピリオドがかってます。ただ、あまり抹香臭いところが感じられず好感が持てます。純金蒸着CDでもあり、現存する団体のプロシャ四重奏曲集としては演奏・録音とも上位に推せるものです。嗚呼!それなのに、この後に東京SQの超絶的名演(名倉淑子さん在籍時の創立メンバーによるDG録音)を聴いてしまうと・・・最近同じ事の繰り返しですが・・・十☆でもまだ足りない!

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  • 3 people agree with this review
     2009/12/25

    「カザルス」四重奏団と聞いて名前負けを危惧しましたが、演奏は小生が苦手とするピリオド奏法に基づきながら、自発性のある闊達なものです。「レコ芸」の海外盤レビューでも幸松肇氏が絶賛されていましたが、女性第一vn.奏者の弓さばきも見事で現存のカルテットによる「ロシア四重奏曲集」としては一押しで推薦きるものです。嗚呼!それなのにその後でウェラーSQの決定的名演を、そして「冗談」についてはヤナーチェクSQを聴いたら・・・カザルスSQが五つ星としたら十個でも☆が足りない!一時落胆しそして安心する結果となりました。ちなみにop.33の1の終楽章は「おもちゃのチャチャチャ」を短調で弾いたような可愛らしい旋律です。

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     2009/12/25

    フンガロトン・レーベルが国威?を賭けた新バルトーク全集に起用したのは当然の事ながら「血は水よりも濃い」ミクロシュ・ペレーニ率いる(とあえて言ってしまおう)ミクロコスモスSQ。演奏も、そしてSACDマルチによる録音も現在望みうる最高のものでしょう。嗚呼それなのに、その後でファイン・アーツSQによる米コンサート・ディスク原盤の復刻CDを聴いてしまったら・・・・星の数が足りない!

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     2009/12/23

    レーヴェングートの至芸は、現在の奏者及び四重奏団では再現し得ない人類の至宝である!と大上段に構えると引かれてしまう向きもありましょうが、実際は非常にインティメートで楽しい演奏です。特に「騎士」はグリラーSQの超絶的名演には一歩譲るとしても、エヴェレストに対するK2のように峰の異なる別の高みに到達しています。多分マスターの録音から、そしてコロムビア技術陣によるリマスターも素晴らしく、カルミナSQの最新録音によるSACDより遥かに良い音に聞こえるのは果たして喜んでよいものか・・・悩むところです。

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     2009/12/19

    SONYへの初録音が、ボッケリーニの珍しいレパートリーとは意外かつ嬉しいところです。フラメンコの匂いはちょっと薄味ですが、際物で無くクラシックの作品として鑑賞するべき曲でしょう。ハイドンも、ピリオド奏法特有の間延びしたところは比較的抑えられていてアンサンブルも秀逸です。但し、「騎士」にはグリラーSQの決定的名盤があり、演奏で10倍、音質でも(50年前の録音ながら)3倍の差を付けられているのは止むを得ないところでしょうか。

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     2009/05/23

    今週到着して順次鑑賞中ですが、1枚目炎のコバケン、2枚目世界の朝比奈で既に元をとった気分。意外に良かったのがデ・ワールトの「ツァラ」、ただし「薔薇の騎士組曲」は酷評されたフィリップス全曲盤のリベンジになっているかというと、ちょっと?かも。10枚目は予想通りというか、予約時のレビューが的中。流行のピリオド奏法を一顧だにしないのは、それだけでブラヴォーですが、聴いたあとここまで何も残らないのには唖然・・・。N響初のSACDによるベト全は、炎のコバケンさんか、せめて九人の客演指揮者だったらなーと思います。でも、

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