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TOP > My page > Review List of いえつん
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0 people agree with this review 2021/04/09
料理の人というイメージを大きく覆してくれた一冊。読書量もすごいが、読んでいる本の質（この辺は人それぞれで感じ方は違うでしょうが）もすごいと思った。さらに、それらに対する洞察も素敵です。平松洋子にどっぷりはまるきっかけになりました。めくるめく読書の世界に浸れます。
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ふむふむと納得しながら読めます。もちろん一回読んで終わりではなく、料理の前に気になったことがあった際に読み返してます。実用的で、長持ちする一冊。しかも、読んでて面白い。関東の人間なんで、関西の味付けや食材に関しても発見がありました。一冊で何度も美味しい。得した気分。
お堅い日本の金融業界でベンチャー生保を立ち上げるのは、この本に書いてあること以上に大変だっただろうなぁと想像します。こういう出る杭が叩かれないようになれば日本経済も活気を取り戻すことが出来るのではないかと思った。最近は著者が文化人みたいになっちゃっているのが残念ですが、こういう気概が若い世代に引き継がれることを祈りつつ。
イベリコ豚をめぐる冒険というのでしょうか。イベリコ豚全部がドングリを食べて育っているわけではないのが衝撃でした。あれよあれよと自分でハムまでプロデュースしてしまう過程がなかなか面白い。つられて思わずそのハムを購入してしまったし。（個人的には生ハムの方が好みでしたが）
人生の悲喜こもごもがつまった短編集のような趣でサクサク読めます。四捨五入してしまえば消えてなくなってしまうような心の機微をうまくすくいあげています。ラジオで聞けなかったことがとても残念。音源として発売してくれたら買いますよ。たぶん。
すべての回答に共感できるわけではないけど、読者からの相談に対して、身も蓋もなく、歯切れよく回答している痛快な一冊。頭の良い人なんだろうなぁというのがよく分かります。加えてキレイな方なんだから、いろんな人からモテるのも納得。
題名に偽りがある。結局はソニー礼賛の本である。ただ、それが悪いわけではない。ソニーをベンチマークにして、ブランドについてあれこれ論じられた良書だと思う。ブランドに携わるビジネスパーソンであれば参考になることは多々ある。近年のソニー復活を機に手に取ってみてはいかが？
２人のことを好きかどうかは関係なく、クラシック音楽を好きな人にとっては面白い対談だと思う。村上春樹が出しゃばり過ぎることなく、小澤征爾の話をうまく引き出してしており、小澤征爾の来し方行く末を辿ることにより、クラシック界の現代史もちょっと理解できた気がする。
0 people agree with this review 2021/04/08
何故か時折読み返したくなる一冊。芥川賞取った作品だしと軽い気持ちで読んだが、こんなに賞味期限の長い本だとは思わなかった。面白さを説明するのは難しいが、理系っぽい手法で文学を構築した小説というか。何となくセザンヌの絵画を見るときの感覚を覚える。ヒヤッとしているけど暖かい、みたいな。我ながら意味不明な例えで呆れますが…
1 people agree with this review 2021/04/08
写真集なので文庫サイズは小さいと言えなくもないが、逆に言うとコンパクトにまとまっていて、キャパ入門編としても最適だし、そこそこのファンの人でも手元に持っておくにはちょうど良いかも。戦場カメラマンとしての側面だけでなく親交のあった芸術家の写真もふんだんに入っておりキャパを知らない人でも楽しめる。岩波文庫には、こういう気の利いた本を継続的に企画してほしい！
1 people agree with this review
２人の話を軸にしつつも、登場人物が多くて最初は戸惑うかもしれないが、慣れればあっという間に圧倒的な面白さに引き込まれる。まさに墜落。著者のエッセイ（題名は忘れた）で、これを読んで恋人が出来た人が周りに多いという話が紹介されていたが、残念ながら私にはその魔法がきかなかった…
久しぶりに再読したくて、以前読んだであろう岩波文庫でもよかったが、世評の高そうな光文社古典新訳文庫で読んでみようと思い購入。岩波文庫版の詳細を覚えていないが、特に違和感なく読めました。解説から読んだ方が理解が深まるかも。ただ、後世の日本人作家への影響などは翻訳者の妄想の域をすぎないと思う。
歯切れのよい語り口で香港返還前後の様子が書かれている。同時に過去の香港（筆者が留学していたころ）も語られており、また、様々な登場人物により語られることにより、立体的に香港を理解することが出来る。香港の現状に通じるものもあり、とても興味深い。面白く、勉強になった。写真家を名乗るわりには写真が充実していないのが唯一の不満。
一通りの村上春樹のエッセイは読んでいるつもりだが、奥さん以外の肉親についてはほとんど書かれていなかったと思われるので、とても興味深かった。創作活動のルーツの一端を垣間見た気がした。ファンなら読んで損はない。ただ、ボリュームを考えると高い気がする。新書版で出して価格を下げて欲しかった…
0 people agree with this review 2021/03/12
ポール・サイモンって日本だとサイモン＆ガーファンクルの人っていうイメージが強いでしょうか？お笑いコンビのネタ書く方っていう感じというか…まぁ、もちろんS＆Gも良いんですが、ソロ作品の方が彼の芳醇な音楽性がよく分かるわけで。ただキャリアが長いからどこから聞けばよいか分からないという人にとってこのEssentialはちょうどよい入門編になるかと。選曲も流れもフリー・ソウルシリーズみたいでよいと思います。
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