ICPロバート・キャパ・アーカイブ

Individuals/organizations Page

Books

ロバート・キャパ写真集 岩波新書

ICPロバート・キャパ・アーカイブ

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784003358016
ISBN 10 : 4003358015
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2017
Japan

Content Description

スペイン内戦、ノルマンディー上陸作戦、パリ解放、そして最期の日を迎えたインドシナ―。“世界最高の戦争写真家”ロバート・キャパ(一九一三‐五四)が撮影した約七万点のネガから、“戦いの中の光景”を中心に、二三六点を精選して収録。

目次 : “ロバート・キャパ”の誕生1932‐1939/ スペイン内戦1936‐1939/ 日中戦争1937‐1941/ 第2次世界大戦1939‐1945/ 戦いの後の光景1945‐1952/ イスラエル独立と第1次中東戦争1948‐1949/ 友人たち/ 日本1954/ 第1次インドシナ戦争1946‐1954

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
写真集なので文庫サイズは小さいと言えなく...

投稿日:2021/04/08 (木)

写真集なので文庫サイズは小さいと言えなくもないが、逆に言うとコンパクトにまとまっていて、キャパ入門編としても最適だし、そこそこのファンの人でも手元に持っておくにはちょうど良いかも。戦場カメラマンとしての側面だけでなく親交のあった芸術家の写真もふんだんに入っておりキャパを知らない人でも楽しめる。岩波文庫には、こういう気の利いた本を継続的に企画してほしい!

いえつん さん | 東京都 | 不明

1

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • KAZOO

    岩波文庫で画期的な本が出版されました。昨年も漱石の「坊っちゃん」「猫」が昔のコミック版で出されたりして兆候がありましたが、キャパの写真集を出してくれました。スペイン戦争や第2次世界大戦など人物を中心としてとらえています。また友人たちのところではヘミングウェイ、ピカソ、マティスなどが映されています。1954年当時の日本の写真もあります。高いですけれどひとつの芸術作品として手元に置いて眺めていこうと思っています。

  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    知っているようで実はその作品がキャパの撮ったものだと知らなかった。そんなキャパの作品を文庫という形で出版した岩波書店に感謝を。ストライキ中に赤ん坊に会うお父さんやツールド・フランスを観覧する人々のような市井の人々。フランコ軍と戦いに行く共和軍の家族と、恋人との晴れやかな笑顔から分かるのは彼らは無個性な兵ではなく、一人の人間な事だった。そしてノルマンディー上陸作戦の写真はその現像中の滲みすらも現実の残虐さを伝えてくるようだ。闘い、殺されたパルチザンの青年の足がはみ出した柩と後ろの家族の泣き顔が忘れられない。

  • コットン

    有名なスペイン内線を含むロバート・キャパ の文庫写真本。ざっと見てみると全体を通じて深い愛情を感じる写真が多い。

  • mike

    恥ずかしながら、今回読メで初めて知ったロバートキャパ。とても著名な戦争写真家らしい。ヨーロッパ、アフリカ、中東、アジアの戦争写真だけでなく、親交のあったヘミングウェイやピカソ、バーグマン等の姿も収められている。ドイツ人との間に子をなしたフランス人女性がいた。罰として丸刈りにされ、市民の嘲笑を全身に浴びながら幼な子を抱いて町中を歩いている姿が哀しくて目に焼き付いて離れない。

  • モリー

    正直に申し上げます。私がロバート・キャパが何者か知ったのはごく最近のことです。有名なフォト・ジャーナリストである彼の写真を目にしたことのない方はおそらくいないのではないでしょうか。私同様、彼の名を知らなくても、ノルマンディー上陸作戦の…と聞けば、あの写真を撮った人物かと思う方は多いはず。収載された写真の一枚一枚が見る者の心に強いメッセージを発していました。写真についてのコメントは機会を改めます。私にとっては、「コンサーンド・フォトグラファー(意識の高い写真家)」という言葉に出会えたことが大きな収穫でした。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items