Bach (1685-1750)

CD Orchestral Suites

Orchestral Suites

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  Hyogo  |  不明  |  30/March/2013

    我々の世代にとって例えばこのバッハ管弦楽組曲が時代考証等研究結果なのか古楽器やら古奏法で尤もらしく軽妙トレンドで演奏されている中でリステンバルト、ミュンヒンガー、レーデル、パイヤール、リヒター等率いるかつての室内管弦楽団による演奏の他に本盤の様なシンフォニー指揮者?によるフルオーケストラの演奏は大変懐かしいヒストリカルというのに止まらず「芸術性感動」といった観点から評価が見直されて欲しいもので既にある皆さんのレビューに大いに肯けるものであります。この管弦楽組曲はクレンペラーが84歳の1969年にNPHOを振って収録されたもの・・・第1番(7曲トータルタイム27’55)、第2番(7曲同25’04)、第3番(5曲同26’20)、第4番(5曲同25’34)・・・で古臭く大層なと片付けるより悠然と各曲一音一音踏みしめる様にじっくりと重厚な演奏に気持が展開します。クレンペラー晩年の特徴的な演奏なのでしょうか・・・身近な言葉で表せば昨今のチャチな演奏と異なり実にスケール大きい音楽に身を委ねられる感じがしました。何れの組曲のスタート序曲も重厚だし、有名な第2番で活躍するフルートは同オーケストラの首席G.モリスがクレンペラーに寄り添った堂々たる演奏が印象的ですね。又第3番の「アリア」もクレンペラーは決して感傷ムーディに取り扱わず厳粛性すら漂わせております。なお、彼には1954年PHOを振ったモノラル録音・・・第1番(トータルタイム23’59)、第2番(同22’48)、第3番(同23’18)、第4番(同21’40)・・・があり更に第3番には1955年NDRSO(同22’49)や1964年BPO(24’13)演奏分が残されている様でこれらのデータからも後年になるほど演奏タイムが長くなっている処に頑ななクレンペラーらしさ・・・風格?がうかがえますね。本盤高音質も楽しめそうですね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★★☆ 

    KURO  |  福岡  |  不明  |  04/June/2005

    あらためて聴き直してみて、その真価がようやく判ってきたような気がしています。なんといっても風格がある。これほど悠揚とした演奏はもう今後耳にすることはできないのではないでしょうか。

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  • ★★★★☆ 

    鞍馬丸  |  埼玉県  |  不明  |  10/March/2005

    巨匠晩年の特徴が随所に表れた内容。なんら奇を衒うことなく、克明に細部を音化していく姿に、聞き手は、なにか禅の基本を諭されているような意識にされる。

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