Symphony No, 2, : Macal / Czech Philharmonic (2SACD)
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 24/February/2011
第9番の項にも書きましたが、マーツァルさんはどちらかといえば職人気質の指揮者で、大曲をそつなく美しくまとめるのは得意ですが、強い表現意欲を持って引っ張っていくタイプではなさそうです。それがマーラー演奏では必ずしもプラスに働いていないというのが偽らざる印象です。この「復活」もとにかく芝居がかった誇大妄想的曲想を十分に表現し得ていないのではないでしょうか。また、よく聴くと、チェコフィル、いたるところでミスをしていませんか?木管の一部が変な音を出したり、金管が出だしでつまづいたり音の持続がうまくいかなかったり、「え゛っ!?」と思った個所、幾つかあります。総じて良い評価はできないなあ。バーンスタインやテンシュテットの「復活」はあまりに特殊な演奏ですので、彼らと比較するのはさして意味があるとは思えませんが、しかし、一方にあれだけの比類ない感動を与えてくれる演奏が存在するとき、「対抗」とは言わないまでも、自分なりの強い主張・コンセプトを持ってはっきりとリスナーに伝えるようであってほしいなあ、とは願います。2 people agree with this review
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ヒューブーン | 静岡県 | 不明 | 30/July/2010
バーンスタインの超名盤が登場して以来、復活の新盤はどれも小振りに思えてしまう。このマーツァル盤にしても、名演ではあるが、後世に語り継がれるほどの個性があるかと言えば疑問だ。1 people agree with this review
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