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Bach (1685-1750)

CD Well-Tempered Clavier : S.Richter(P)(4CD)

Well-Tempered Clavier : S.Richter(P)(4CD)

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  • ★★☆☆☆ 

    ぽんちゃん  |  静岡県  |  不明  |  28/May/2020

    LP盤の音質についてです。高価な重量盤レコードで音質改善に期待しましたが、いまひとつ。レコードは再生環境でだいぶ印象が変わってきますが、それでも何度聴いてみても首をかしげます。ぜひ他の方の意見をうかがいたいところです。 本LPの音は太く、よく言えば柔らかいですが、悪く言えば茫洋とも言えます。日本ビクターのLPと比べると、ビクター盤はピアノの音はよく言えば粒立ちをとらえており、悪く言えば細い。ビクター盤はバックグランドのノイズもよく聴こえ、それゆえに臨場感があります。今回の重量盤レコードにないのはこの臨場感で、バックグランドノイズも取り除いていると思われます。ピアノの音にクローズアップした太い音は「アナログ的」とも言えるかもしれませんが、日本ビクターのLPの方が個人的にはずっと音楽に浸れるし自然な音で、リヒテルの息遣いにも触れられます。

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  • ★★☆☆☆ 

    古き良き時代  |  大阪府  |  不明  |  29/February/2020

    世評の高い演奏なのはよく知っています。 落ち着いた気持ちで聴くことができる好演だと思います。 しかし、演奏のレビューをさせていただく前に、このモヤモヤとして雲の間から聞こえてくるようなくぐもった録音では、私のような素人には、? としか言えないものでした。 これはメロディア系のリヒテルのスタジオ録音に共通して言える事です。 同じロシア人演奏家のメロディア録音ではニコラエワのデジタル録音が素晴らしい音質で残されているので、残念な限りです。

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  • ★★☆☆☆ 

    mimi  |  兵庫県  |  不明  |  24/April/2008

    数十年前から断片的に知っていた演奏をまとめて購入しました。印象としてやたらに自分に引きつけた音楽だなと思いました。そんなに嫌いな演奏ではないですが、グールドのように、全てをバッハの音楽構造の再生に捧げるような理念はないようです。演奏者が曲の共感できる部分を好きなようにやるタイプの演奏で、作曲家ではなく演奏者中心。あくまでリヒテルを聞く演奏で、支持者が多いのはそれだけリヒテルファンが多いということでしょうね。自分は特にリヒテルファンではないので(嫌いでもない)、繰り返し聴こうという気にはなりませんでした。

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  • ★★☆☆☆ 

    Gallery  |  外野席  |  不明  |  09/March/2008

    これだけ「この演奏を理解(知らない)人は×××だろう」という意見のやり取りが出てくれば、どのレビュアーがどんな人間観と音楽観を持っているかは、「見る人が見れば」ある程度解るというものだろう。これ以上私はこの件については何も語るまい。傍観者さんは賢明だ。時間の使い方を良く知ってらっしゃる。ところで私はこの演奏、ゆったりした曲のみ好きである。快活な曲は少々退屈。もっと愉快にやって欲しい。こういった変化がなければこの曲集全曲を聴き通すことは「私にとっては」辛い(別に「全ての人にとって」とは言っていないので批判はしないでね)。

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  • ★★☆☆☆ 

    Gallery  |  外野席  |  不明  |  07/March/2008

    この手の「この演奏を理解できない(知らない)人間は・・・・である」の議論もいい加減目に余るようになってきた。これだけのやり取りがあれば見る人が見れば、レビュアーがどんな人間で、どんな演奏を指向しているかがある程度解るというものだろう。これ以上私は何も語るまい。時間の無駄遣いである。傍観者, ノー・コメントさんは賢い。時間の使い方を心得てらっしゃる。

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  • ★★☆☆☆ 

    AUSNAHME  |  宝塚市  |  不明  |  06/March/2008

    「芸術家は患者であると同時に医者だ。」という意味のことを哲学者のドゥルーズは言っていたが、多くの芸術家は心が病んでおり、自らの芸術を通じて自己を癒すのである。いわば芸術は「薬」なのだ。そして、全ての人に効く薬が存在しないように、全ての人の心に響く音楽も存在しない。薬は、適切に服用せねば劇薬ともなり得る。だから、「この演奏を知らない人は音楽を知らない」といった批評は、ちょうどガンから快復した患者が、飲んだ薬を風邪をひいた人に勧めるようなものであろう。

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  • ★★☆☆☆ 

    傍観者  |  ノー・コメント  |  不明  |  01/March/2008

    今までの最高派のレビューをまとめると、「リヒテルだから最高なのだ」「リヒテルは崇高なのだ」「リヒテルだからどれだけ様式の理解や演奏解釈が間違っていても許されて最高なのだ」「リヒテルはバッハよりも偉大なのだ(!)」「この演奏を認めないのは人間性に問題がある(!!!)」というところだと思います。これら最高派諸氏の言わんとする主張を見て、各自が各々結論を出されるとよいと思います

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  • ★★☆☆☆ 

    Gallery  |  外野席  |  不明  |  28/February/2008

    まずは高本博氏へ。AUSNAHME氏はリヒテルの演奏を排他的と言っている訳ではない。賛成派諸氏の姿勢が排他的であると言ってるだけである。感情的にならずに良く読むように。AUSNAHME氏もゴロンロネ氏もあくまでリヒテルの演奏の批評・批判をしているのであって決して賛成派諸氏の人格の否定をしている訳ではない。にも拘らずなぜ賛成派諸氏は「人間性・音楽性の欠如」といった表現を使って、両氏をはじめとした反対派の人格を否定する発言を繰り返すのだろう?その発言には何の目的があるのだろう?自分は人間性があるということを他人を貶めて言いたいがためなのだろうか?

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  • ★★☆☆☆ 

    AUSNAHME  |  宝塚市  |  不明  |  28/February/2008

    バッハの音楽が人間愛に満ちているように聞こえるのは、彼自身が心を病んでおり、自らの音楽を通じて癒されたからだと思う。自らの心を「いやす」パワーは、他者をもいやすことが出来る。だが、バッハも含めて多くの芸術家はその心の病・狂気を時にうまくコントロールできず、周囲と衝突を起こしてしまう。バッハは、その音楽から想像されるような穏和な人ではなく、神経質な理想主義者だったが、だからこそ彼の音楽には自己の魂を救う強い力がこめられており、人の心をも打つのだろう。この演奏には、残念ながらその力はあまり感じられなかった。

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  • ★★☆☆☆ 

    Gallery  |  外野席  |  不明  |  27/February/2008

    バッハは敬虔なプロテスタントでした。バッハを信仰するのであれば、イエス・キリストの言葉にも是非目を開いてみましょう。「さばいてはいけません。さばかれないためです。あなたがさばくとおりに、あなたがたもさばかれ、あなたがたが量るとおりに、あなたがたも量られるからです。(マタイの福音書7-1〜2)」

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  • ★★☆☆☆ 

    AUSNAHME  |  宝塚市  |  不明  |  26/February/2008

    優れた音楽家は人間としても優れている、などというのは全くの幻想である。もっとしっかり音楽家の伝記を読んでもらいたい。実際はむしろ逆で、天才芸術家は始末におえない人が多い。バッハも、友達としてつき合うには相当しんどい人だった、と私は思う。「最高!」の人達に関して言えば、どうして低評価のレビューに我慢できないのだろうか?ここは出来るだけ多様な批評を載せ、これからこのCDを買う人に情報を提供する場であるはずだ。排他的な姿勢は、この場には不要のはず。この点を十分考慮していただきたい。

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  • ★★☆☆☆ 

    Gallery  |  外野席  |  不明  |  25/February/2008

    以下の文章に気分が悪くなった方はこのような表現の使用はお控えください。”この演奏を否定できる人間は真の音楽愛好家である。リヒテルの演奏を妄信・執着することなく自由な感性を持つことにより、音楽をテューレックのように?心から愛することが出来るでしょう。この演奏を、「カント的記号論を切実に訴えた演奏」と評したり、リヒテルを「キリストの化身」と位置づけたりするのは、目立ちたいがためだけのスタンド・プレイであり、困ったことにこの演奏を理解できない人を偏狭呼ばわりする手合いは、レビュアーとしての姿勢というより、人間としてどうかと思います。音楽を語る資格無しです。”

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  • ★★☆☆☆ 

    AUSNAHME  |  宝塚市  |  不明  |  19/February/2008

    私はこの演奏は全く好まないが、現に多くの人が支持しているわけだし、こんなバッハに惹かれる人がいたって別に構わないと思う。だが、問題は「最高!」派のほめ方だ。「普遍的」だの「神」だの「心から音楽を愛する人のため」の音楽だのという表現で称賛されると、あたかも音楽愛好家は誰でもこのCDを好きになれるかのような誤解を与えてしまう。百歩譲っても、これは「ロマン派のスタイルで弾いたバロック」という“珍品”であり、ブルーチーズのごとく好きな人にはたまらないが、嫌なひとには異臭しか感じられないという、聴き手を選ぶCDだ。

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  • ★★☆☆☆ 

    AUSNAHME  |  宝塚市  |  不明  |  17/February/2008

    この演奏は全然「時代を超え」てなどいない。反対だ。これはルネサンスやバロックの音楽に対する研究が進んでおらず、バッハをちょうどベートーヴェンやブラームスを弾くのと同じように弾いていた時代の遺物である。バッハの音楽の時代様式の研究が進んだ今となっては、さすがにこんな時代錯誤的な演奏をするピアニストはいなくなった。リヒテルが今に生きていたとしても、このCDのようには弾かなかったはずだ。その意味で、「最高!」派のひとたちは、リヒテルに対して失礼だ。少なくとも、彼はその程度の知性と良識はあったと私は思う。

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  • ★★☆☆☆ 

    AUSNAHME  |  宝塚市  |  不明  |  16/February/2008

    ひとは「虚心坦懐に」音楽を聴くことはない。いつも聴いている音楽に、耳が慣れていくのだ。今でこそ西洋音楽に我々の耳は慣らされているが、明治初期のほとんどの日本人は調性音楽に慣れず、斉唱も出来なかったらしい。リヒテルのこのCDが「古典的名演」だの「普遍的」だなどと感じる人は、ロマン派の演奏様式に耳が慣れてしまっているのだ。だが、バッハが自分の死後の時代のロマン派から影響を受けたことはない。彼が影響を強く受けたのは、ルネサンスやバロックの音楽であり、そうした音楽を聞き込んだ私の耳にはこの演奏は極めて不自然だ。

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