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"La Traviata : Sivadier, Langree / London Symphony Orchestra, Dessay, Castronovo, Tezier, etc (2011 Stereo)"

Verdi (1813-1901)

User Review :4.5
(3)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
7307989
Number of Discs
:
1
Aspect
:
WideScreen
Color
:
Colour
Format
:
DVD
Other
:
Import

Product Description

Natalie Dessay made her first European appearances as Violetta in Verdi's La Traviata in a new production by the French director Jean-Francois Sivadier at the 2011 Aix-en-Provence Festival. This DVD captures her intense performance in the company of American tenor Charles Castronovo as Alfredo and French baritone Ludovic Tezier as his father, Giorgio Germont. Her theatrical impact is devastating, wrote the Financial Times. She made her debut in the role in 2009 at the Sante Fe Festival in the US, and subsequently sang Violetta in Japan. Dessay's 2011-12 season will include La Traviata at the Vienna State Opera (in this Aix-en-Provence production by French theatre and opera director Jean-Francois Sivadier) and the New York Metropolitan. Violetta makes tremendous demands on a singer, both vocally and dramatically, and signals Dessay's transition from lighter coloratura roles to the more full-bodied lyric repertoire. I'm tired of playing weeping girls, she told the French magazine Tele 7 Jours, Violetta is a real woman. That makes a nice change! Sivadier's production was staged in the open air, in Aix-en-Provence's exquisite Theatre de l'Archeveche with it's huge spiral staircases, medieval arches and 18th-century wings. The stage decor was minimal, the simple costumes evoked the 1940s or 1950s, and the prime focus was on intense characterization.

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一人の歌手にとって、ヴィオレッタをもって...

投稿日:2013/08/19 (月)

一人の歌手にとって、ヴィオレッタをもってキャリアを締め括るのは幸せな事なのだろうか.不世出の「歌う女優」ドゥッセーありきだが演奏は程々で、むしろシヴァディエの演出が孤独の内に死んでゆく女の物語を繊細に紡ぐ、その美しさを見るべきソフト. シヴァディエは芝居が本業の演出家だが、ほぼ固定された長方形の空間に小物・釣り物と節約的な照明効果だけを用い、虚栄の華やぎと虚無を自在に行き来しつつヴィオレッタの置かれた「場」を鮮やかに浮かび上がらせてゆく舞台は洗練されていて見事だ(彼の演出ではVirginからDVD化されているリールでのポッペーアも中々見ものなので、気に入った方にはそちらもお薦めしたい).第3幕のカーニヴァル合唱以降には鳥肌が立つ. 椿姫には今まで演出面からはろくなソフトがなかったから一石を投じる映像にはなろうが、格別新しい発見がある種類のものではなく、演奏もそれに並んでそこそこ歌える人たちが集まった、という印象. ドゥッセー(日本に紹介される時、なぜ「デッセー」なり「デセイ」という英語読みをベースにした表記をされたのか理解に苦しむ)は声の質だけ聴けば細身であまりスクイッロも効かないように思えるのにかなりプロジェクションがある歌手だったが、どうしてもこの役を歌いたかったらしくサンタフェでロールデビューし、エクスでこの2本目の舞台となった.アントーニア等を経た後、この秋トゥールーズでのマノンをもってオペラの舞台からは退くというが、もっと早くこの演出家と出逢えなかったのかと嘆息してしまう. 確かに彼女、長年ローラン・ペリとのコンビを謳歌したがすっかりオーヴァーアクションの癖がついてしまっており、複雑な事は表現できないきらいがある.歌唱は期待される以上でも以下でもなく破綻なくこなしているが、「歌だけ取れば」過去のヴィオレッタ歌いと比べどうという事はないし、オフェリでのような強烈な声楽的輝きにも乏しく、アクートから胸声域に下りてくる時などに見え隠れする支えが不安定になる傾向に苦しみが見え隠れしてしまうのが辛い.それでもこれだけ見栄えがして華のある人も珍しく、飽くまで演技あればこそだ. カストロノヴォのアルフレードはシェーファーとの組み合わせで聴いた事があるが、個人的にはむしろボスマンス編曲/ワルリコフスキ演出でのサディスティックなネローネが忘れ難い.しかし、ここではその個性は若干封印気味. 第3幕の二重唱にやっぱり慣例的カットがあるのが不満だが、そんな事を言って意味のあるレベルの演奏でもない. パパ・ジェルモンのテジエは、いつもながらイタリア的なしつこさが抜き去られたジェントルな歌唱(第2幕第1場の終わりはカバレッタも歌っている).ラングレー指揮のロンドン響は、あまり気にならないのが美徳的な程度.よくつけているが表現の多彩さには欠ける.

ombredouble さん | 東京都 | 不明

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デセイの声はヴィオレッタを歌うには軽すぎ...

投稿日:2012/04/05 (木)

デセイの声はヴィオレッタを歌うには軽すぎる。そんなことは本人も百も承知の上での挑戦だが、その結果、この役はかつてないほどの繊細さと痛烈さを獲得している。加えて自らの年齢も逆手にとるかのような壮絶な演技(こういう歳になったから、ヴィオレッタが演じられるという計算もあろう)。全身全霊をこめたデセイの演唱にはただただ感嘆あるのみだ。相手役のアルフレードも当然、普通より軽い声だが、カストロノーヴォはテノールらしい輝きを殺してまでも陰影の濃い雰囲気作りに協力している。風貌もいかにも世間知らずのお坊ちゃんだ。ピリオド様式にも通じたラングレの指揮がまた細身でシャープ。さらに日本で見られたローラン・ペリー演出も非常に優れたものだったが、この演出はそれ以上だ。舞台は現代の水商売の世界に移されているが、そこらの読み替えと違うのは演技がきわめてリアルで細かいこと。『椿姫』定番の「演技の型」を破るような斬新なアイデアが山盛りだが、完全にデセイ専用の演出だろう。「花から花へ」を狂乱の場さながらに走り回りながら歌える歌手が彼女以外にいるとは思えない。以上、すべてのファクターが一致協力した結果、この名作からすべての手垢をぬぐい去り、いわば完全にリニューアルすることに成功している。これまでわれわれの観てきた『椿姫』は学芸会に過ぎなかったのかと思わせるほど、強烈で感動的な舞台。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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すばらしい公演です!デュセは大女優だと思...

投稿日:2012/03/21 (水)

すばらしい公演です!デュセは大女優だと思います。ズンチャッチャばっかりのヴェルディのオペラでこれだけ感動をしたのは空前絶後です。年増好みの私には最高の(?)パフォーマンスでした。声楽的に色々なご意見があろうかとは思いますが、是非演劇の舞台として鑑賞いただければと思います。私としては声楽的にも最高と思います。アルフレードもルックス、歌唱とも満足いたしました。

ねこじじい さん | 東京都 | 不明

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