SACD

Tchaikowsky:Symphony No.5 In E Minor.Etc.

Tchaikovsky (1840-1893)

User Review :4.5

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
SICC10002
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
SACD
Other
:
Hybrid Disc

Product Description

チャイコフスキーの5番は、アバドとしてはシカゴ交響楽団との85年録音に続く3度目の録音(94年のライヴ録音)となるもので、ベルリン・フィルの圧倒的な表現力もあって驚異的な名演となっています。カップリングは、アバドがこだわり続けるムソルグスキーの珍しい歌曲集(管弦楽配置はショスタコーヴィチ)。コチェルガの歌唱も含め、この曲のスタンダードといえるものです。
 ベスト・クラシック100〜PREMIUM EDITIONの中から、特に人気の高いものをセレクトして、SACDハイブリッドにてリリースするシリーズ中の一枚。CDプレーヤーでも、SACDプレーヤーでも最高の音質で楽しめます。

・ムソルグスキー:歌曲集『死の歌と踊り』
・チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 op.64
 アナトリー・コチェルガ(Bs)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 クラウディオ・アバド(指揮)
 録音:1994年(デジタル)
 SACD Hybrid
 CD 2.0ch./ SACD 2.0ch.

Track List   

Customer Reviews

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Comprehensive Evaluation

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アバドはロンドン響と、シカゴ響とそしてこ...

投稿日:2017/01/28 (土)

アバドはロンドン響と、シカゴ響とそしてこのベルリンフィルと3度このチャイコフスキー5番を録音しておりさすがと言える最後のBPO盤だ。 ベルリンフィルとはチャイコフスキーは5番のみの録音で誠に惜しい。 5番についてはベスト盤と言える。

abbadondon さん | 栃木県 | 不明

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最初のムソルグスキーは珍しい曲。前座(と...

投稿日:2014/03/01 (土)

最初のムソルグスキーは珍しい曲。前座(というと失礼ですが)としてはなかなかにいい感じのカップリング。朗々たる歌と彩り豊かなオケが魅力的です。しかし、なんといってもメインのチャイコフスキーが圧倒的な名演。ライヴならではの感興の盛り上がりがすばらしく、オケも能力全開で見事なもの。豪壮なクライマックスも、沈み込むような抒情も、いずれもしっかりと描き切り、曲の持つ諸要素、確かに表現されました。アバドさん、だいぶ前のロンドン交響楽団との録音もいい演奏でしたが、さらなる円熟、はっきりと聞き取れるでしょう。大いに満足いたしました。録音も優秀。アバド&ベルリンフィルの立派な成果、お薦めいたしましょう。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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アバド指揮のチャイコフスキー交響曲は比較...

投稿日:2012/03/04 (日)

アバド指揮のチャイコフスキー交響曲は比較的明るくメロディを歌わせチャイコフスキーの西欧への憧れとマッチングした様にスラブ色が当然薄い趣向がある意味聴き処となっております。後期交響曲三曲については1970年代、1980年代、1990年代に各々オーケストラを替えて録っており交響曲第5番についてメモしますと、1970年LSO(演奏タイム@14’53A12’27B5’50C12’06)、1985年CSO(同@14’35A12’40B6’14C12’02)、1994年BPO(本盤ライブ演奏アバド当時61歳、同@14’55A13’04B5’51C12’06)となっており敢えてタイム特徴を申せば何れも前半二楽章が短め、後半二楽章がじっくり目の印象であります。本盤演奏の第1楽章、管楽器クラリネットの低い音域でのテーマからスタートし弦楽器が加わる頃にはBPOの引き締まった機動力が発揮されて行きます。第2楽章ホルンの出だしが何か懐かしい響きです、ティンパニーを伴ってのクライマックスでオーケストラの底力を見せますが弦管の落ち着いたバランスの取り方でのアバドの手腕の良さがここでも垣間見れます。 ワルツ第3楽章では旋律を上手く扱うものの後段テンポを落とし単調さを回避します。循環主題で始まる最終楽章はティンパニー連打からアレク゜ロ・ヴィヴァーチェに入って行くわけですが更に緩急・強弱等と巧みな弦フレーズを主体としたオーケストラBPOの機能美は素晴らしいです。有名なマーチは過度に重々しくならず最後〆への充実管楽器群の威力がダメ押しされます。ロシア色が薄くややBPOの力勝ちな演奏で逆にもう一押しやはりイタリア指揮者らしい処が欲しかったというのも私の贅沢な実感です。なお、他の収録曲ムソルグスキーの歌曲「死の歌と踊り」(A.コチェルガ(B)歌唱、4曲トータルタイム18’53)は未聴であります。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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