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Eine Alpensinfonie, Tod Und Verklarung: Knappertsbusch / Vpo (1952, 1958)

Strauss, Richard (1864-1949)

User Review :5.0
(9)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
ALT074
Number of Discs
:
1
Label
:
:
International
Format
:
CD

Product Description

強烈な「日の出」や、登山の主題における凄みのある低弦など、いかにもクナらしい『アルプス交響曲』は、マニアならぜひ聴いておきたい大興奮演奏。音も当時としてはかなり良好です。
 「ロートヴァイスロート」録音のアルペンはクナの魅力全開で迫力満点。さらに音質にも驚き、とても1952年の録音とは思えません。
 録音を行った「ロートヴァイスロート」は1945〜55の間、アメリカ進駐軍が設立した放送局で、豊富な資材、資金をバックに優秀な録音を数多く行いまいた。さすがVディスクを作ったアメリカ軍でございます。
 一転、凝縮感のある音質でORFが録音した「死と変容」も冒頭からただならぬ雰囲気、ティンパニーの強烈な一打からしてもよく録られています。全て初出。Aはウィーン・フィルのアルヒーフより蔵出し。日本語解説付。(キングインターナショナル)

【収録情報】
R.シュトラウス:交響詩『死と変容』[21:32]
 ウィーン・フィルハーモニー
 ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)

 録音時期:1958年11月9日
 録音場所:ムジークフェライン大ホール
 録音方式:モノラル(ライヴ)
 音源:ORF(オーストリア放送協会)

R.シュトラウス:『アルプス交響曲』[47:47]
 ウィーン・フィルハーモニー
 ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)

 録音時期:1952年4月20日
 録音場所:ムジークフェライン大ホール
 録音方式:モノラル(ライヴ)
 音源:ロートヴァイスロート


CDは国内プレスとなります。

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Comprehensive Evaluation

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ヒストリカルですのでまず音について。6年...

投稿日:2012/03/11 (日)

ヒストリカルですのでまず音について。6年の開きがありますが、それはほとんど感じられず、そしてダイナミックレンジの広い、大編成オケの曲ですが、驚異的な高音質といえましょう。ノイズもなく、音は明瞭で、フルオーケストラでの迫力も十分。やや乾いた音で、この辺は悪名高い(!)ゴットフリート・クラウス氏のリマスタリングのせいかもしれませんが、音楽を楽しむ分には何の不満もありません。そして演奏。「死と変容」は迫力はありつつも、全体には端正と言いうるもの。いいんじゃないでしょうか。そしてメインの「アルプス」。若干早めのテンポにてこちらも基本は端正なアプローチ。各エピソードをしっかりと踏まえて進めつつ、もったいつけずに全曲をきっちりとまとめました。描写にはあまりこだわらず、また、いたずらに粘らず、比較的あっさり目の演奏ですかな。この指揮者のある一面をよく示すものでしょう。クナッパーツブッシュは、怪物的演奏ばかりよく取り上げられ(中には失敗作も含む)、リハーサル嫌いとか振り間違いのエピソードとか、これも異常な側面ばかりが強調されることが多く、私自身、ずいぶんそういう情報によって彼のイメージが作られてしまい、実際彼はどうだったのかと疑問を多く持っていました。このディスクによるならば、そして先に聴いたバイエルンでの『トリスタン』全曲の印象も合わせると、劇場での職人的な技をしっかり持った、基本は至極まっとうな指揮者だったのではないか、と拝察いたします。時折やらかす変演奏が独り歩きして「怪物」イメージを作っちゃったのではないかしら。なんてなことを思ってしまいました。でもそれはまたこちらがクナッパーツブッシュを多く聴いていないせいかもしれませんな。どんどん聴いてゆくと、まともなものはやはり少なくて、やっぱりホントに「怪物」だった、ってなこともありますかもな。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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 これは、「クナ」マジックのひとつになる...

投稿日:2010/08/12 (木)

 これは、「クナ」マジックのひとつになるでしょうね。神がかるブルックナーは別にしましょう。マジックを感じるブラ3に共感した方は、この演奏にはまる可能性大です(曲の勉強は、別でしてね)。逆に言うと、初心者は「だめです」。はまる坪は、常連のレビューアーが記載していますね。あとは、買うだけです。

北の火薬庫 さん | 北海道 | 不明

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「嵐」 の冒頭におけるトロンボーンの強奏...

投稿日:2009/08/17 (月)

「嵐」 の冒頭におけるトロンボーンの強奏、中間部のオルガンの絶叫は最大の聴きどころ・・・この曲をこれほど神がかり的に表現し、しかも成功した例を私はほかに知らない。 今までアルペンは、クナの中でそれほど重要なコンサート・プログラムとして紹介されていなかったが、なかなかどうして。 ブラ3やベト2などとともに 「オハコ」 のひとつであったに違いない。 ライヴならではの細かいミスが散見されるが、そんなことはどうでもよくなってしまうほどの名演だ。  

ayanyan さん | 千葉県 | 不明

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