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Mozart Symphonies Nos.1, 27, Piano Concertos Nos.17, 23, Beethoven Cello Sonatas, etc : Zecchi / Romanian National RSO, Zadra(P)etc (3CD)

Mozart (1756-1791)

User Review :4.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
ERT1010
Number of Discs
:
3
:
International
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

カルロ・ゼッキのエレクトレコード全録音集!(3CD)

名指揮者、名ピアニスト、カルロ・ゼッキ[1903-1984]は、ローマで生れ、ベルリンではブゾーニ、シュナーベルに師事し、エンリコ・マイナルディとのコンビはヨーロッパで絶大な人気を誇りました。指揮者として日本では著名で、群馬交響楽団、日本フィル、読売日本交響楽団を指揮。その魔法のような指揮ぶりは今も語り草です。
 多才な人物の割に録音は非常に少なく、今回のCD化は歓迎されましょう。特にモーツァルト作品の解釈は神品として知られております。CD化もされている群馬交響楽団、遠山慶子氏との協奏曲は語り草の名演です。当CD収録の交響曲第42番は現行では偽作との見方が一般的でそれ故に録音も希少。ピアノ協奏曲は、ゼッキの弟子ファウスト・ザドラ[1934-2001]とのコンビです。ザドラはアルゼンチン出身ですが、活動はイタリア中心でそのヴィルトゥオジティには目を見張るものがあります。ベートーヴェンのチェロ・ソナタではゼッキはピアノ伴奏に回っています。チェロ独奏のラドゥ・アルドゥレスクは、ルイジ・ピオヴァーノの師匠。旧東欧を代表する名手でETERNAなどにも多くの録音があります。
 CDは日本プレス。英語、日本語によるライナーノート付。(TOBU)

【収録情報】
モーツァルト:
1. 交響曲第1番変ホ長調 K.16
2. 交響曲ヘ長調(第42番) K.75
3. 交響曲第27番ト長調 K.199
4. ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488
5. ディヴェルティメント第11番ニ長調 K.251
6. ピアノ協奏曲第17番ト長調 K.453
7. ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 K.330

ベートーヴェン:
8. チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.5-2
9. チェロ・ソナタ第3番イ長調 Op.69

 ファウスト・ザドラ(ピアノ:4,6,7)
 ラドゥ・アルドゥレスク(チェロ:8,9)
 ルーマニア国立放送交響楽団(1-6)
 カルロ・ゼッキ(指揮:1-6、ピアノ:8,9)

 録音時期:1972年(1-3)、1970年(4-7)、1961年(8,9)
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

Customer Reviews

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ピアニスト、指揮者、教育者、楽譜校訂者と...

投稿日:2014/07/19 (土)

ピアニスト、指揮者、教育者、楽譜校訂者として息の長い活動を行い、日本のオーケストラにもたびたび客演したことでお馴染みのカルロ・ゼッキ。しかし、その活動の長さのわりには録音は少ない。教育活動に従事していたこと、客演指揮が多かったことなどが原因だろう。そのゼッキが1970年にルーマニア国立放送交響楽団に客演した時の録音と、1961年にラドゥ・アルドゥレスクと共演したベートーヴェンのチェロ・ソナタ第2番・第3番の録音が残されていた。どちらもルーマニア共産党政権の国営レーベル、エレクト・レコードによる制作である。 リマスタリングが施されているとは言え、音質は余り芳しくない。マスターテープの経年劣化のせいか、ヒスノイズがかなり目立つ。当時のエレクトの録音技術もあまり高くなかったのだろう。オケも精度が大分荒っぽい。だがゼッキの指揮は明朗で歌ごころがあり、力感も不足していない。かなりのオンマイク気味のせいか、生々しくダイナミックな響きである。 2枚目の協奏曲のソリストはゼッキの教え子、ファウスト・ザドラとの共演。3枚目はさらに音質が古くちと惜しい。演奏内容はユニークで、剛のアルドゥレスク、柔のゼッキといった印象。

金山寺味噌 さん | 愛知県 | 不明

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