SACD

Berlioz Symphonie Fantastique, Liszt : Toshiyuki Kamioka / New Japan Philharmonic (Hybrid)(Direct Cut)

Berlioz (1803-1869)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
OVXL00095
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
SACD
Other
:
Limited, Hybrid Disc

Product Description

【90枚完全限定盤】
DSD5.6MHzのワンポイント録音、待望のダイレクトカットSACD化!


通常盤発売時から優秀録音盤として各誌に取り上げられ、広いダイナミック・レンジと、自然な残響に高い評価をいただいてきた当録音。DSD5.6MHzのピュア・ワンポイント・レコーディングにより、色彩豊かで、劇的なサウンドが、立体的にお楽しみいただけます。(メーカー資料より)

【収録情報】
● ベルリオーズ:幻想交響曲 op.14
● リスト:ハンガリー狂詩曲第2番 S.244-2 (管弦楽版)


 新日本フィルハーモニー交響楽団
 上岡敏之(指揮)

 録音時期:2017年7月21-22日
 録音場所:東京、すみだトリフォニーホール
 録音方式:ステレオ(DSD/ライヴ)
 SACD Hybrid
 2ch HQ (CD STEREO/ SACD STEREO)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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昨年9月のマーラー5番の超絶的名演(直後に...

投稿日:2018/01/26 (金)

昨年9月のマーラー5番の超絶的名演(直後に同じ曲をやったキリル・ペトレンコ/バイエルン国立管が完全に霞んでしまった)以下、音楽監督二期目に入ってプログラミング、演奏ともますます面白くトリフォニーホール通いがやめられない上岡/新日フィルだが、これは一期目最後のリクエスト・コンサートのライヴ。一聴して上岡と分かる個性的な演奏だ。まず第1楽章序奏の繊細な弦の響きからして典型的な上岡トーン。ハーディング/スウェーデン放送響のようにモダン・オケでピリオド・スタイルを実現した演奏とは違うが、やはりHIPの影響を受けていると思う。主部はクレッシェンドとアッチェレランドが連動しがちなこの指揮者らしく盛大に盛り上がるが、音楽が減衰してゆく部分も弾き飛ばさず、丁寧に作られている(なお第1、第4楽章ともにリピートなし)。第2楽章は故意に引っかかるようなフレージングとリアルなポルタメントでこの舞踏会の非現実性を演出。最後の部分でのフルートの強調も面白い。第3楽章は例のコーラングレと舞台外のオーボエの呼び交わし以外にも、随所で遠近感の強調があるのが印象的。第4楽章ではトランペットの行進曲主題をテヌートで吹かせ、裏のトロンボーンを強奏させるので、すこぶるグロテスク。最後のファンファーレも遠くから聞こえてくるように(いわば、夢の中に現実の音が侵入してくるように)演出されている。終楽章でも奔放な魔女のロンドとテヌート気味のディエス・イレ主題のコントラストが鮮烈。両者の同時奏楽に向けて盛り上がってゆく部分の極端なピアニッシモ(とスル・ポンティチェロ)にホルンのゲシュトップト奏法を加えたケレン味も上岡らしい。首都圏4強(N響/読響/都響/東響)に比べるとマッスとしての威力ではイマイチの新日フィルだが、最後の猛烈な加速にトロンボーンがついてゆけないのを除けば、大健闘。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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