Beethoven (1770-1827)
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  • ベートーヴェンの協奏曲とロマンス。これ以上ないベタ...

    Posted Date:2024/04/22

    ベートーヴェンの協奏曲とロマンス。これ以上ないベタな組合せは独奏者としては扱いに困るものです。真面目に弾くと面白くないと言われるし、手を入れるとベートーヴェンではないと言われる...コンサートなら少しやれるし、やるべきなのですが、CDで何回も聴かれることを思うと気が重くなります。前置きが長くなりましたがジガの独奏は極めて正攻法で正面から少しも逃げることなく取り組んでいます。そして高音域がのびやかで美しい。ゆっくりとした気分で音色を堪能することができます。ロマンスではト長調の方の重音がガット弦のような独特な音色になっています。後半は普通なので少し不思議な録音です。セッション録音なので幾つかのセッションからこれを選んでいるのでしょうから、何らかの狙いと言うか意図があるのだろうと思います。(私には想像できませんでしたが)

    jin .

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  • 深い譜読みとキレキレがトレードマークのベアトリーチ...

    Posted Date:2024/03/18

    深い譜読みとキレキレがトレードマークのベアトリーチェ。今回はショパンの2番とベートーヴェンのハンマークラヴィーアというとんでもないアルバム。私の知る限り、この2曲をカップリングしたアルバムはない。その意味で、世界初の快挙なのである。 さて、まずはショパン、冒頭から、ラナは極力スコア通り演奏しようとする。本当に細部に亘って、再現しようとする。逆にここまで徹底されると、他の演奏が甘く聴こえてくるくらいのレベルである。ところが、提示部の繰り返しをラナは冒頭2小節を含めて演奏する。これは明らかに彼女の解釈(もしかしたら最新の研究結果かもしれないが)である。意図はわからないが、彼女には冒頭のD♭音が必要だったのだろう。第2楽章もクリアなのだが、中間部のレントがショパンの心のこもったワルツのようで、その歌わせ方が見事。葬送行進曲も主部と中間部の描き方が素晴らしい。終楽章はまさに虚無。あえて軽い音で寂寥感を描く。この曲の名盤と思う。 ハンマークラヴィーアはもっと考え抜かれており、特に「力を抜く」ことを徹底している。この曲、最初から最後まで力演聞かされたらそれこそ辟易。全体を俯瞰して、どこで優しい音を出すか、計算され尽くしている。第3楽章も、冒頭から深い音を作る。音色のコントロールがここまでできるのか。これはラナが明らかにステップアップした証拠と思う。終楽章も前奏が美しく、主部も身につけた音色コントロールにより、あの複雑なフーガに彩りをつける。この楽章下手打つと単なる練習曲のように聴こえるのだが、ラナの演奏はそんな甘いものじゃない。彼女にとってこれが初めてのベートーヴェンのソナタ録音のはず。それがいきなりこの曲で、ここまでやるのか。驚嘆するしかない。一つだけ懸念があるとすれば、本当に実演でこのディスク通りの演奏をするのだろうか?もしそうならば、ベアトリーチェ・ラナは巨匠である。

    てつ .

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  • とてもいい全集だと思う。不出来な演奏がない。N響で...

    Posted Date:2024/03/27

    とてもいい全集だと思う。不出来な演奏がない。N響でもやっていた7番序奏ヴァイオリンの1オクターヴ上げは効果もないしいらなかったと思うが、それ以外はスコアの改変も標準的。ザグレブ・フィルも水準以上。どっしりとした低弦の上に筋肉質で野性的な音楽を構築していくマタチッチの良さが十分とらえられているし、決して泥臭いとか荒っぽいとかはならないことも美質。N響との66年の9番を引き合いに出して燃焼度不足とおっしゃっているレビュアーの方がおられるが、それはそのとおり。でもあの演奏は別格なのだ。マタチッチの咳がかなり入っているところをみても既に体調は万全ではなくなっていたのだろう。むしろマタチッチならではの豪快な面とともに晩年の落ち着いた解釈を味わえることを楽しみたい。優れた録音が極端に少ないマタチッチ最大の遺産といえるかもしれない。

    フォアグラ .

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