カサドシュ、ペルルミュテール貴重な2枚組
1899年、パリでカタルーニャ人の音楽一家に生まれたロベール・カサドシュと、1904年ポーランドのコヴノ生まれのペルルミュテールの協奏曲録音を集めた2 枚組。いずれも50台、活躍していた時期の録音です。ペルルミュテールはラヴェルやショパンで特に知られていますが、ここに収録のモーツァルトやベートーヴェンも、清冽きわまりないタッチと繊細な表情づけが際立っています。
オーケストラからピアニストのアルバムまで、多種多彩なヒストリカル音源の発掘で親しまれた「tahra」。ルネ・トレミーヌ[1944-2014)が、公私にわたるパートナーのミリアム・シェルヘン(ヘルマン・シェルヘンの娘)とともに運営したヒストリカル・レーベルでしたが、トレミーヌの死去にともない活動を休止。しかし、その豊富な音源は今もなお愛されています。「Tahra」の名盤16選を、オリジナル・ブックレット解説の翻訳つきで国内盤仕様で発売いたします。(販売元情報)
【収録情報】
Disc1
● J.S.バッハ:3台のピアノによる協奏曲ニ短調 BWV.1063
第1楽章 アレグロ [5:18]
第2楽章 アッラ・シチリアーナ [4:06]
第3楽章 アレグロ [4:43]
ギャビー・カサドシュ、ジャン・カサドシュ(ピアノ)
フェルナンド・プレヴィターリ指揮、トリノRAI管弦楽団
録音:1958年4月4日
● モーツァルト:ピアノ協奏曲第12番イ長調 K.414
第1楽章 アレグロ [9:52]
第2楽章 アンダンテ [7:59]
第3楽章 ロンド - アレグレット [5:47]
フランコ・カラッチオーロ指揮、ナポリ・スカルラッティ管弦楽団
録音:1958年3月28日
● モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K.491
第1楽章 アレグロ [12:15]
第2楽章 ラルゲット [7:29]
第3楽章 アレグレット [8:15]
ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮、北ドイツ放送交響楽団
録音:1954年3月22日
ロベール・カサドシュ(ピアノ)
Disc2
● モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K.467
第1楽章 アレグロ [15:11]
第2楽章 アンダンテ [6:42]
第3楽章 アレグロ・ヴィヴァーチェ・アッサイ [6:43]
フェルナンド・ウーブラド指揮、ウーブラド室内管弦楽団
録音:1956年12月16日
● ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37
第1楽章 アレグロ・コン・ブリオ [16:46]
第2楽章 ラルゴ [9:17]
第3楽章 ロンド - アレグロ [9]28]
ジャン・マルティノン指揮、フランス国立放送管弦楽団
録音:1956年3月22日
ヴラド・ペルルミュテール(指揮)
原盤:TAH666
輸入盤・日本語帯・解説付き