CD 輸入盤

歩み〜2台のバロックリュートによるドイツ音楽(ヴァイス、コリニアーニ、テレマン) 佐藤豊彦、佐藤美紀

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
NOSTALGIA0801
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

歩み〜2台のバロックリュートによるドイツ音楽
佐藤豊彦、佐藤美紀


『ヴァイヒェンベルガーの音楽』(Nostalgia0401)が『2008年度第46回レコードアカデミー賞音楽史部門賞』に輝くなど、日本のみならず世界を代表するリュート奏者としての存在感を改めて世に示した佐藤豊彦。
 今回新たに自身のレーベル「のすたるぢあ(Nostalgia)」から発表する3枚目のアルバムは、実娘、佐藤美紀との父娘共演によるバロック時代のドイツ音楽集!
 大英博物館に所蔵されている手稿譜からの組曲と、モスクワの手稿譜に収められていた二重奏曲は、「リュート」と「ドイツ」を結ぶうえで欠かすことの出来ない偉大な音楽家ヴァイスの確かな足跡。
 ほとんど記録が残されておらずドイツ人作曲家のペンネームではないかと推測されるコリニアーニの気品に富んだコンチェルトや、ワルシャワに残されていた手稿譜によるテレマンのポーランド組曲など、2台のバロックリュートが奏でる美しく暖かいドイツ・バロックの音楽が聴き手の心を揺さぶり胸を打つ・・・。
 佐藤豊彦は、1968年のバーゼル・スコラ・カントルムに留学し、1971年には世界初となるバロック・リュートによるLPのリリースを行いデビュー。1973年にはハーグ王立音楽院(オランダ)の教授に招聘され2005年1月に退官するまで後進の育成にも尽力するなど、リュート界の第1人者としての称号に相応しい世界規模での活躍を続けています。
 この『歩み』がデビュー録音となる佐藤美紀は1989年オランダ生まれ。父から学び受け継いだリュート演奏法と、古楽大国オランダで培った音楽性からは、古楽界の次世代を担う豊かな才能と大きな可能性を確かに感じ取ることが出来るでしょう。またリュートだけでなく弓道と舞踊を追求するなど、ヨーロッパ音楽だけでなく日本の伝統文化に対する深い造詣も持つ才女です。
 楽器や弦のコンディション、音響、湿度、気温などの変化も含めて、最良の演奏を徹底的に追求する姿勢は不変。歴史の狭間に埋もれたドイツ・バロックのリュート音楽が佐藤父娘の温かく素晴らしいデュオで甦ります。(東京エムプラス)

【収録情報】
・ヴァイス:組曲レ短調
・コリニアーニ:コンチェルト シ♭長調
・ヴァイス:二重奏曲ソ長調
・テレマン:『メランテ氏のポーランド組曲』から
 佐藤豊彦(リュート)
 佐藤美紀(リュート)
 使用楽器:
 11コース・バロックリュート〜マルティン・ヴィッテ(デン・ハーグ)2004年製
 13コース・バロックリュート〜リチャード・バーグ(オタワ)2005年製
 使用弦:
 プレイン・ガット弦〜ガムート社製(アメリカ)
 ウニヴェルサーレ社製(イタリア/第1弦のみ)

 録音:2008年9月15-18日、ドイツ、コルンラーデ教会

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ギターの二重奏は聴く機会が多いが、リュー...

投稿日:2011/07/15 (金)

ギターの二重奏は聴く機会が多いが、リュートの二重奏はありそうであまりない。16世紀後半には、とくにイギリスでリュートの人気が高まり、二重奏曲もたくさん作られたという。その割にCDが少ないのは、とくに低音が重なったときの音の制御が難しいからかもしれない。私のレコード棚にも「イギリスのリュート二重奏曲」(ヤコブ・リンドベルイ & ポール・オデット)しか見つからなかった。「AYUMI」はドイツ音楽を集めたもので、レオポルド・ヴァイスは手稿譜らしい。温かく、音がよく融け合い、気持ちの良い演奏である。 佐藤豊彦はフィリップス時代から、録音の良いディスクが多く、レーベルが違っても高い水準の録音を送り出している。録音プロデューサーはJonas Niederstadt(ヨナス・ニーダーシュタット:CARPE DIEMの社長)、彼はデトモルト大学でギターとリュートを学び、ドイツのリュート音楽に関する著書もある。マイクはノイマンのM149管球式である。

colourmeister さん | 愛知県 | 不明

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