ジョビン/オガーマンの作品は全部買っている。本作はこのコンビのものとして最も哀愁に満ちたアルバムとなっている。行ったこともないがリオ・デ・ジャネイロの風物を回顧的に表現しているかのようだ。ここに収録された、海辺のテラスやサーフボード、ジンガロなどはまるで「音画」のように眼前にけだるく、どこかさびしいイパネマの夕べを描き出す。

Verveレーベルに収録されているジョビンのボサノバベストと言えるCDである。ボーカルやインストを含め重複している作品もあるが、ボサノバ好きにはお馴染みのナンバーで入門編にも良いでしょう。ジャケットからジョビンのボーカルCDかと間違えるかもしれない。

クールなアレンジのアルバム、波、潮流と同路線の音作りで、ジョビンのヴォーカルは相変わらずの下手上手。収録時間が短いので、他のアルバムとで、2LP1CDとして再発売しても良かったのでは？

値段相応の音質でした。

ジョビンの標準的なベスト盤である。イパネマの娘も2バージョン収録されている。ヴァーヴの音源なので安心して聴ける。

ボサノバを聴き始めて、とりあえずA.C.JOBIMを勉強しようと思い、安価なbestを購入。内容は他のアーティストの演奏もあり、純粋なジョビンのbestではなくトリビュート的なコンピでしょうか。残念なような、でも詳しくない分ボサノバ気分を楽しめますが、これを買おうと思う人は私のようなボサノバ初心者でしょうから、お買い得だと思います。ただ、ライナーは無く、詳しい内容が不明なので、ＢＧＭとして聴くためのＣＤです。改めてライナー付きの日本盤を買い直します。

わるくはないが音楽が安直に流れ過ぎているかの観あるを如何せむ

元々、潮流は所有していましたが、ボーナストラックを目当てに購入しました。セール価格でお買い得かと思いましたか、ボーナストラックを聞いて、所詮はトラックダウンのテイクなのでボーナスと言うような意味合いの曲ではなかった。失敗。

偉大なるボサノバコンポーザーと題した割には選曲、音質とも悪い。まず選曲では、ボサノバの代名詞であるイパネマの娘がない。また、同じ曲の別バージョンが幾つか、音質も録音年代にもよるだろうが悪い。寄せ集めのボサノバアルバムである。1曲あたりの演奏時間が短いので多くの曲数収録されているが、中身が伴っていないので残念です。ボサノバのコンピレーションアルバムで、イパネマの娘を収録しなかった理由がわからない。

内容は素晴らしい１９８７年のロスでのライブです。実は同内容のレーザーディスクを持っていて、それをＤＶＤ化するよりいいかと思って買いました。 見始めてびっくりしたのは画質。ＬＤをアナログダビングしたってこんなに劣化するわけもなく、逆にどうやるとこうなるのか聞きたいくらい。普通のビデオだったのが色の良くない（黄色っぽい）フィルム撮影に変わったような感じです。 貴重な記録でもあるのでそれを承知なら充分価値のあるディスクだと思います。