これを聴くとジョビンはクラシック出身ということがわかる。「ボト」はかなり実験的。

一生ものと断言できる数少ないアルバム。ただ、そう簡単ではないように思う。僕は「アンティグア」のよさがわかるまで10年くらいかかった。30年たった今ではすみずみまで脳裏に刻み込まれているため、CDかけなくてもよいぐらい。頭の中で鳴るだけでα波が満ちてくる貴重な作品だ。

有名な「WAVE」と同じく、時間はかかるが一旦はまると一生ものになる。これが初出のとき、雑誌のディスクレビューで「真夜中のムード」と書かれていたのを覚えている。最初は「どこが」と思えたが、10年以上かけてその意味がじわじわと自身のなかで姿を現わしてきた。アルバム全体が深夜の静寂にポッと浮かび出ているかのような不思議な雰囲気に満たされている。

30年以上も前になるが、これの直輸入LPを銀座の某有名楽器店で購入した。真夏の夕方で、ひんやりした店内で手に取ったとき、外盤特有の紙の芳香した。このアルバムからはまるで水辺のような夜が流れ出す。ジョビン/オガーマンのコラボレーション第1作だが、この洗練されたムードは後にも先にもこれ1枚しかない。 音質は良いがCDではマスターテープの高域に劣化が感じられる。当時の輸入LPは広帯域かつとてもやわらかい音質であった。

天国まで持って行きたいアルバムです。

気持ち良すぎて寝るー。　夏の一枚。

まさに、ジョビンＢＥＳＴ！ 代表曲がほとんど収録されていますのでボサノバ入門に最適。 ３枚目のディスクでは『イパネマの娘』などのヒット曲の聞き比べができます。 おしゃれな特殊パッケージで満足度満点！

Jobimのbestと問われれば私はこれをお勧めします。waveも同じ位良いが・・全曲良くて非の打ちどころがありません。巨匠はやはり違う。 20世紀の名盤です。(waveも)

wave,tideに隠れがちだがこのCDもかなり良い。前作に続いてDeodatoが編曲をしているがこの組み合わせはbestかも・・・何しろ曲が良い

こんなに心地よいCDは珍しいとおもいますよ。