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Wave: 波

Antonio Carlos Jobim

User Review :5.0

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
0812
Number of Discs
:
1
Label
:
A&M
Original Release Year
:
1968
Format
:
CD

Product Description

1967 album from the Brazilian musician and composer. Wave is a collection of 1967 dates featuring keyboardist Jobim backed by an extensive orchestra.

Track List   

  • 01. Wave
  • 02. The Red Blouse
  • 03. Look To The Sky
  • 04. Batidinha
  • 05. Triste
  • 06. Mojave
  • 07. Dailogo
  • 08. Lamento
  • 09. Antigua
  • 10. Captain Bacardi

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Comprehensive Evaluation

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全10曲32分の内、歌ってるのは1曲だけで、 ...

投稿日:2016/07/18 (月)

全10曲32分の内、歌ってるのは1曲だけで、 あとは演奏だけかよ…歌えよ!…寝てしまうだろ!! …みたいな、 とりあえず、今後も折りに触れて、また繰り返しは聴くけど…まぁ、 コレは、こういうアルバムだったのか…的な… …2007年に観に行った映画『ディス・イズ・ボサノヴァ』や、 ナラ・レオンが歌っていた楽曲群から、比較的最近になって興味を持ち、 ボサノヴァを意識的に聴きだした自分のような人間的には、 歌付きが普通だって感覚だったから、 収録されてる音楽自体は美しくても、少し物足りなさを感じる… みたいな…そういう第一印象だね… Antonio Carlos Jobim(アントニオ・カルロス・ジョビンまたはトム・ジョビン) のアルバム「Wave」。 あと、その次に、あっ!と思ったことは、 このアルバムは元々、 1967年の5月から6月にかけて録音されて10月に発売されたLPレコード だったものが、もう今となっては古典的名盤ってことで、 ずっとCD化され続けて売れ続けている、 みたいな作品なんだろうけど… その…収録された全10曲を聴いていて、基本的には、 ボサノヴァやジャズの曲、またはその融合系の曲って印象のアルバムなんだけど、 その中に、 あ!コレ、ファンク・カリオカってヤツじゃないの?! と思う要素が含まれてる曲が2曲あって… その、米国でファンクって音楽ジャンルが誕生したのが1960年代中頃で、 それがブラジルに入ってブラジルで大流行して、 ブラジル音楽に多大な影響をもたらした、 って状況になるのが1970年代になってから、そして、それが、 1980年代半ばにRio de Janeiro(ヒウ・ヂ・ジャネイル)…余談で、 子供の頃とかは、リオデジャネイロ、って名前なんだと、 何の疑いもなくそう思ってたんだけど…ポルトガル語圏の都市の名前だから、 ヒウ・ヂ・ジャネイルと表記&発音すべき都市の名前だったんだよね… と、カタカナ語の弊害を実感する一例に今、自分の中では、なってんだよね、 この都市の名前… ともかく1980年代半ばに、そのヒウ・ヂ・ジャネイルで、 ブラジリアンファンク即ちファンク・カリオカという派生ジャンルが生まれる… という歴史的経緯が、あるんだけど… この1967年のアルバムの最後10曲目の「Captain Bacardi」 って曲は、全体としてはジャズ、ブラジリアンジャズを基調とした楽曲だけど、 その中に、後のファンク・カリオカで、 自分の中では、コレはブラジルのファンクの曲だな、と識別する目印になる 1つの音楽要素が後半から終盤に明確に曲のアクセントとなる形で含まれていて… あと、8曲目の「Lamento」では、曲冒頭から背後に静かにソレを含みつつ、 最初から最後まで、背後でずっと、他の楽器音に混じって、 その音も延々繰り返されてる、みたいな感じ… あ!こんな時代から、コレは、あったんだ…みたいな…そういう驚きが、 ちょっとあった、というか… 流れ的には1980年代半ば以降のファンク・カリオカで、 こういう1960年代後半の、この楽曲とかを取り込んで、それと、 その、 1970年代にブラジルを席巻した米国発のファンクやソウル音楽、 更には1980年代に出てきた電子音楽、 とを融合させて音楽に新しく息吹を吹き込み直した… のがファンク・カリオカの誕生経緯、みたいなことになるんだろうけど… 何にせよ、今もブラジルの現代音楽の1ジャンルとして人気のある、 ファンク・カリオカだけど、 そのルーツの一端は、こういう、 アントニオ・カルロス・ジョビンの音楽からも、見て取れるというか、 聴き取れるというか…まぁ、聴いていて、 そういう発見があったことが、個人的には一番興味深くて、 今回この作品を…何となく買ってみただけだったんだけど…買った甲斐は、 あったな、と思える点。 別の観点で、今回コレを買った一番直接的な理由は… 今注目を集めているキューバのヴォーカリスト、ダイメ・アロセナが、 自分が毎週聴いているNPRのAlt.Latinoって番組に 今年の4月上旬にゲストDJとして出演した 「Music, Laughter, Honey: Dayme Arocena’s Secret Recipe」 という放送回で、 自身が聴いて育って、影響を受けた音楽を幾つか挙げた際に、 ブラジル音楽ってのも挙げていて、 ブラジル音楽では特に、トム・ジョビンの音楽が死んじゃうほどに大好きだ、 ってことで「Wave」が放送内で流されて… っていうのを聴いて…勿論、それ以前から、アントニオ・カルロス・ジョビン という名前や音楽は漠然と、ボサノヴァ系ジャンルの有名な人で、 色んな人が歌ってる、あれやこれやのボサノヴァ系有名曲を色々と創った人、 って感じで知ってはいたんだけど… そういう、21世紀になった今の注目アーティストである、 キューバのダイメ・アロセナなんかにも影響を与えていて、放送内で、 こんなに熱く語られている! みたいな…ソレを聴いて、認識を新たにしたっていうか、 もうちょっとちゃんと聴いてみようかな、 と思ったことが今回、その「Wave」を表題曲として収録するこのアルバムを、 入手して聴くことに繋がった… 自分の中では、そんな感じだったんだけど…。 まぁ、 冒頭で述べたように、聴いた第一印象的には、 ほぼインストゥルメンタル系で、イージーリスニング系な、 そういうアレだったんで拍子抜けした部分も、あったんだけど… 歌のない曲だけでも、 曲自体の美しさってのは、たしかにあると思うし… 上述したように、8曲目の「Lamento」と10曲目の「Captain Bacardi」 を聴いた時の、あっ!と思う発見があったんで、 今回縁が巡ってきて、入手して聴いてよかったな、という… 大満足と言えるかどうかはともかく、 何某かのたしかな満足感は感じられたと思うんで、 よかったです。

♂猫Junn-Junn さん | 東京都 | 不明

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何十年前か忘れたが、レコードが発売され即...

投稿日:2013/09/24 (火)

何十年前か忘れたが、レコードが発売され即購入した。編曲、指揮クラウス・オッガーマンのストリングスとジョビンのピアノがこれほどマッチングした音楽は、他にオスカー・ピーターソン以外にはない。スイング・ジャーナルに故岩波洋三がぼろくそに貶したので、反論をわたしも評論家欄に投稿したら見事掲載されたのが懐かしく思う。やがてCDの時代になってCDも購入したが、これは永遠に残したい音楽である。

furunoken さん | 東京都 | 不明

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とにかく名曲ぞろい。今更言うまでもなしの...

投稿日:2012/12/29 (土)

とにかく名曲ぞろい。今更言うまでもなしのボサノバの名盤!最高!とにかく、聴いて!

pekopapa さん | 埼玉県 | 不明

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