怪笑小説 集英社文庫

東野圭吾

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087488463
ISBN 10 : 4087488462
フォーマット
出版社
発行年月
1998年08月
日本
追加情報
:
16cm,287p

商品説明

年金暮らしの老女が芸能人の“おっかけ”にハマり、乏しい財産を使い果たしていく「おつかけバアさん」、“タヌキには超能力がある、UFOの正体は文福茶釜である”という説に命を賭ける男の「超たぬき理論」、周りの人間たちが人間以外の動物に見えてしまう中学生の悲劇「動物家族」…etc.ちょっとブラックで、怖くて、なんともおかしい人間たち!多彩な味つけの傑作短篇集。

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読書メーターレビュー

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  • Tetchy さん

    タイトルに偽りなし。まさに「快笑」ならぬ「怪笑」というべきブラックなユーモアが詰まった短編集だ。ここに収められている短編の登場人物はいわゆる「あなたに似た人」。我々の平凡な日常や世間にどこにでもいる、もしくはいそうなちょっと変わった滑稽な人々のお話だ。個人的なベストはブラックユーモア色が一番濃い「しかばね台分譲住宅」で、次点で「鬱積電車」か。着想の妙では「逆転同窓会」が実際にありそうでリアルに感じた。しかし東野氏はユーモアを書かせても上手いなぁ。というよりも関西人の彼の本領は実はここにあるのではないか?

  • Kircheis さん

    ★★★☆☆ 東野圭吾のブラックユーモア溢れる短編集。 9つの話が収められているがハズレがない!すごいな〜(〃ω〃) 特に好きなのはタランティーノ風味の作品『しかばね台分譲住宅』(*´ω`*)

  • 再び読書 さん

    鬱積電車が面白かった、意外と満員電車ではこのような事があるのです。また最後の全話の誕生秘話もあり、面白おかしく読めた。しかしながら、この程度の話では、東野氏では無くても書けそうな気がする。

  • どんちん さん

    とても笑えたというか、読んでいて、相当ニヤけた。その一方で、まったく笑えない話もあった。ある意味、笑って、泣ける一冊かな。

  • hiro さん

    ○笑小説シリーズ第一弾。私自身このシリーズ3作目。ブラックユーモアあふれるこのシリーズは、気分転換に読むのにもってこいだ。単行本が出たのが1995年なので、いきなり‘ポケベル’がでてきてびっくりするが、『鬱積電車』の車内風景は20年経ってもあまり変わらないと、変に感心したりした。『おっかけバアさん』『あるジーサンに線香を』が特に面白かった。『あるジーサンに線香を』は配信ドラマの予告編を観ていたので、ジーサンは笹野高史さんのイメージで読んだが、どんなドラマ化になっているか観てみたい。残る毒笑小説も購入済み。

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人物・団体紹介

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東野圭吾

1958年大阪府生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒業。85年『放課後』で第三十一回江戸川乱歩賞を受賞。専業作家に。99年『秘密』で第五十二回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』で第百三十四回直木賞、第六回本格ミステリ大賞、12年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第七回中央公論文芸賞、13年『夢

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