占領下日本

半藤一利

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480857910
ISBN 10 : 4480857915
フォーマット
出版社
発行年月
2009年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,450p

内容詳細

新生日本のグランド・デザインをめぐる国内の相克がGHQ内部の権力闘争と絡み合い、未だに多くの謎と未解決事件を孕んだまま過ぎ去ろうとしない、現代日本を呪縛する「占領下」の出来事の深層に踏み入る1冊。

【著者紹介】
半藤一利 : 1930年生まれ。作家。東京大学を卒業後、文藝春秋に入社し、雑誌・書籍の編集に携わる。1994年、退社

竹内修司 : 1936年生まれ。東京外国語大学を卒業後、文藝春秋に入社し、雑誌・書籍の編集に携わる。2000年、退社。文教大学情報学部教授を経て、現在はフリー

保阪正康 : 1939年生まれ。評論家。同志社大学卒業

松本健一著 : 1946年生まれ。東京大学卒業。現在は麗澤大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • katakuli365 さん

    座談で読み易い。特に第十章の”日本人民共和国”成立の可能性を緊張して読んだ。朝鮮半島やベトナムが分断の事実からも十分有り得たと思う。関東、中部、近畿はアメリカ、北海道、東北はソ連とか。原爆もトルーマンとスターリンの交渉戦略か。昭和27年4月28日占領終了。日米安保条約、日米地位協定と現政権が取り組む戦後処理課題も多い。 http://www.youtube.com/watch?v=gwZUK7xqBhM http://www.youtube.com/watch?v=gVFT_LoM144(本書と関係無し)

  • 鬼山とんぼ さん

    大いに勉強になった。特に半藤一利さんは1930年生まれなので一番知識吸収力の高い時期に遭遇しており、おまけに大卒後すぐ文芸春秋の編集者になったため当事者や取材者たちとナマで接触しているため、知識の幅も精度も深さも舌を巻くほど。対談のネタ選択も半藤氏が仕切ったようだが、赤線とか分割占領の可能性とか多彩で、ヘエーと思うような話の連続だった。私自身は下山事件に一番興味があるが皆さん自殺説を一蹴してくれて安心した。鉄道利権に強い岸・佐藤兄弟と、工事や納入品でピンハネする右翼系が組んで抵抗勢力の下山を消したと見る。

  • Gen Kato さん

    資料として、読みはじめたつもりがおもしろすぎて我を忘れて読みふけってしまった。安保法制や日本国憲法を論じるならば避けては通れない占領時代。いささか食い足りない、というより納得できなかったのは『日本の黒い霧』の章ですかね。いわゆる「全体の構図」は、各部の検証がずさんなことですでに壊れているように思うんだがなあ…

  • AnmitsuK (うろ覚えムーミン) さん

    戦後、GHQ管理下の元に置かれた日本の姿を回想する本。著者四人の対談の中で一人ひとりのリアルな体験談が頻出し、年表やデータを載せた資料本だけでは分からない、当時の世情が伝わってくる。「玉音放送を聞いて終戦を喜んだのは戦前からのマルクス主義者などごく一部で、大部分の国民は失意と絶望に沈んでいた」など、興味深い内容多し。特に、「敗戦が決まった二日後、米兵相手の慰安婦施設を作ることが閣議決定された」というのにはぶったまげた(笑)

  • Riopapa さん

    7年に及ぶ占領下で日本がどれだけ世界情勢の変化に翻弄されたかがよく分かった。教科書では、この時代の辛さが伝わってこない。それにしても昭和天皇は素晴らしい。

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人物・団体紹介

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半藤一利

1930年、東京都生まれ。作家。東京大学文学部卒業後、文藝春秋新社(現・文藝春秋)へ入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、専務取締役を歴任。著書に『日本のいちばん長い日』、『漱石先生ぞな、もし』(新田次郎文学賞)、『ノモンハンの夏』(山本七平賞、以上文藝春秋)、『昭和史 1926‐1945』『昭和史

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