CD 輸入盤

『ワルキューレ』第1幕 ハンス・クナッパーツブッシュ&ウィーン・フィル、フラグスタート、スヴァンホルム、ヴァン・ミル(1957 ステレオ)(平林直哉復刻)

ワーグナー(1813-1883)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
GS2163
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


クナッパーツブッシュ&VPO
ワーグナー:『ワルキューレ』第1幕全曲
信じがたい鮮度で蘇る!
2トラック、38 センチ、オープンリール・テープ復刻


【このCDの復刻者より】
「当シリーズではGS-2033(廃盤 LP復刻、デッカSXL2074/5を使用、2009年)以来、二度目の復刻となります。今回は2トラック、38センチのオープンリール・テープを使用しましたが、その再生音は事件、60年前の録音とは全く信じがたいほどです。まず、最初の前奏曲、低弦の異様なまでの生々しさに度肝を抜かれますが、そのあとの強弱がこれほど明瞭だったとは驚きです。金管楽器は座席位置が目に見えるほどくっきりと浮かび上がり、打楽器のニュアンスさえも別物に響きます。歌手が登場、ジークリンデがジークムントに水を差し出す時の、清水が湧き出るような美しさは卒倒しそうになります。3人の歌手のやりとりにともない、オーケストラが生き物のように動いている様子も克明に聴き取ることが出来ます。また、解像度が上がったため、歌手の子音もはっきりと聴き取れるばかりでなく、声そのものもぐんと若返った印象も与えます。終盤の「冬の嵐は去り」以降はまさに神域に達した数少ない例で、指揮者、歌手、オーケストラともども、史上最高であることが実感出来ます。空恐ろしい復刻盤だと思います。
 なお、当CDには歌詞対訳は付いておりません。」(平林直哉)

【収録情報】
● ワーグナー:『ワルキューレ』第1幕


 キルステン・フラグスタート(ソプラノ/ジークリンデ)
 セット・スヴァンホルム(テノール/ジークムント)
 アルノルト・ヴァン・ミル(バス/フンディング)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)

 録音時期:1957年10月28-30日
 録音場所:ウィーン、ゾフィエンザール
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)

ユーザーレビュー

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「ワルキューレ第1幕」と「ジークフリート...

投稿日:2023/05/04 (木)

「ワルキューレ第1幕」と「ジークフリートラインへの旅」について、キングレコードが発売した国内初期盤及び、2016年本家から発売されたシングルレイヤーSACDと比較した。まずは国内初期盤だが、これは国内LP用のセイフティーマスターからストレートにデジタル化したものと思われ、加工が少なく素朴なサウンドは悪くはないが、当時のデジタル機材の性能限界やテープの劣化によると思われるトランジェントの甘さや、高域の特性の低下が気になる。一方のSACDは、ヒスノイズをきれいに除去するとともに、丸くなった高域や緩んだ中低音域をイコライジングで引き締め、たっぷりと収録されていた演奏ノイズまで丁寧に取り去ることで、いかにも現代人好みなサウンドに生まれ変わっており、長年このアルバムを愛するファンとしては、オリジナルテープの持つ情報を最大限尊重しつつ、経年劣化を補うため最低限のマスタリングを施した第三の復刻を待ち望んでいたところであった。そしてこの期待に対して、今回の平林復刻盤(2023年)は見事に応えてくれた。バックグランドのサーというヒスノイズはもちろんのこと、各所で聞えるゾフィエンザールの床や椅子のきしみ音、さらには楽員が楽器を構えたり、楽譜をめくる際に発する音がそのまま残っているのは、過度なノイズリダクションを行っていない証拠だし、新鮮で一種の軽さを伴う解放感あふれるサウンドは、オープンリールデッキの再生音そのものだ。唯一不満を探し出すとすれば、「なぜSACDを併発しなかったのか」であるが、本CDの素晴らしいサウンドを前にすれば些細なことでしかないだろう。最後に平林さんに質問!「プロ用の機材」って何をどう変えたのですか?

meji さん | 神奈川県 | 不明

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グランドスラムによる2回目の復刻盤(GS-216...

投稿日:2017/04/23 (日)

グランドスラムによる2回目の復刻盤(GS-2163)を聴いて、本当に感動しました! デッカによる正規盤をはるかに上回る音質です。とても60年も前の録音とは思えません。使用したテープはオリジナル・マスターテープに限りなく近いものと推察されます。平林氏による宣伝文句に偽りはありません。大名演を成し遂げたクナッパーツブッシュ、フラグスタート、スヴァンホルム、ミル、ウイーン・フィルに拍手喝采を送りたいと思います。なお、ライナーノートは、前回の復刻盤(GS-2033)の転載で、オットー・シュトラッサーによるクナについての長めのエッセイで、読み応えがあり貴重です。

ドンナー さん | 神奈川県 | 不明

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