ラフマニノフ、セルゲイ(1873-1943)

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CD 輸入盤

【中古:盤質A】 交響曲第2番 プレヴィン&ロイヤルpo

ラフマニノフ、セルゲイ(1873-1943)

中古情報

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A
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基本情報

ジャンル
カタログNo
CD80113
レーベル
USA
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

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自身が超絶技巧のピアニストとして活躍しただけに、ラフマニノフといえばピアノ協奏曲第2番と第3番、あるいはピアノ・ソロのための作品がたいへんに有名ですが、そんなラフマニノフが残したオーケストラ作品の代表作は、この第2交響曲でしょう。
 近代の作曲家としては時代錯誤といわれるほど濃厚かつ芳醇なロマンティシズムにみちたこの作曲家の資質が、オーケストラの重厚なサウンドとあいまって壮大に開花するさまが聴きどころです。ラフマニノフならではの甘美なメロディが随所にあふれていることも魅力で、とりわけ、以前にTVドラマの挿入曲として使用されて大評判をよんだ第3楽章はその極地といえるでしょう。
 指揮者のアンドレ・プレヴィンは、この作品のスペシャリストととして知られる人物。この1時間近いこの作品はかつて大幅にカットされた状態で演奏されるのが一般的で、プレヴィン自身も最初の録音では短縮バージョンを使用していました。しかし、その後にカットの無い完全版演奏の有効性を提唱し、実演でも取り上げて完全版の普及に努める一方、レコーディング(2度目)でも完全版を使用しておおいに評価を高めました。
 このテラーク盤は、プレヴィンにとっては3度目のもので、もちろん完全版による演奏。2度目の録音も名盤の評判が高いものですが、このCDは比較的録音が新しいデジタル・レコーディング、しかも高品位録音で有名なTELARCレーベルということで、音の状態は最良。大規模な作品だけに、その素晴らしいサウンドは実に魅力的です。1985年3月のデジタル録音。

収録曲   

  • 01. Symphony no 2 in E minor, Op. 27
  • 02. Symphony no 2 in E minor, Op. 27
  • 03. Symphony no 2 in E minor, Op. 27
  • 04. Symphony no 2 in E minor, Op. 27

総合評価

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70年代中期のLSOとのセッション(EMI)に比...

投稿日:2011/06/12 (日)

70年代中期のLSOとのセッション(EMI)に比べて精彩を欠く・覇気が失せたなどと揶揄され評価の芳しくない当盤ではある。かく云う小生にとってもアシュケナージ盤(DECCA)こそが現時点での最愛聴盤なのだが、時折このプレヴィン盤を無性に聴きたくなるからには何某かの美点が内包されているからに他ならないと認識している。確かに2度目のEMI盤と聴き比べると大変ゆったりとしたテンポ設定のように思えるが、タイムは第2楽章では殆んど同じ・第4で30秒・第1でほぼ60秒位・第3が最も遅くて90秒程度の遅れでしかない。全体で僅か3分余りの差の割には如何にも鈍重な感は否めず、小生も当初はその点が気懸りで今一歩踏み込めなかった。しかしながら、そもそも当盤とEMI盤とを同じスタンスで比較すること自体に無理が有るのではないか、と思うのだ。要はEMI盤の延長線上にあるところの補完的位置付けではなく新たな解釈の提示と見た方がいいのではないかと…。いわゆる「似て非なるもの」ということだ。彼とVPOやRPOとのセッションは何かと相性が良いように思えるが、一例としてRPOと1991年にAbbeyRoadStudioで収録された幻想交響曲が一聴に値する秀逸盤である(EMI:廃盤?、手持ちはEMIライセンスによるCarlton盤)。ところで話を録音へと移そう。録音品位そのものはEMI盤よりもDECCA・TELARC盤の方が格段に上位に位置すると思う。小生のセットで聴く限りプレゼンスの表出にも長けており後者の優位は明らか、よって楽音の微妙な綾・表情が克明に聴き取れるのである。DECCA盤は響き抜群のホールに名匠K・Wilkinson氏が携わり圧倒的に素晴らしい出来栄え、たゆたう音響空間に仄かに浮かぶ木管群の響きはこの上なく美しい。一方TELARC盤はJ・Renner氏にテクニカルアシストとしてT・Faukner氏がサポート、こちらは一層各パートの表情が細やかに捉えられており、いずれを好とするか、もはや感性の違いによる好き嫌いの領域としか言いようがない。

盤鬼hmv11 さん | 福岡県 | 不明

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EMIのLSO盤よりはよっぽどいい。よく歌って...

投稿日:2010/08/26 (木)

EMIのLSO盤よりはよっぽどいい。よく歌ってるし,テンポも遅めで良い。LSO盤は弦の響きが太く野暮ったい感じだったが,RPOでは弦の響きも細めで私の好みに合う。ただ,この曲に関してはまだ私は自分にとっての決定版が見つかっていない。どの演奏も悪くはないがよくもないというものばかり。3楽章の表現も文句なし!という演奏が未だにない。味気なかったり,逆に思い入れがありすぎて鬱陶しかったり・・・ 私はあまりこの曲の所謂ロシアロシアした演奏は好みじゃないので,こういったプレヴィンやオーマンディの演奏の方が好きです。

オットー さん | 奈良県 | 不明

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あるサイトでこれが一番の評価だったので購...

投稿日:2010/05/15 (土)

あるサイトでこれが一番の評価だったので購入しました。確かにすばらしい録音と私は想っていたのですが、湯布院の音楽喫茶で自信をもってかけたら、「テラークなのに録音良くないね〜。特に弦が!」って言われてしまいました。 録音良くないのですかね?

K.Y さん | 神奈川県 | 不明

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