管弦楽作品集 第3集〜序曲、第1組曲、前奏曲とフーガ　イアン・ホブソン＆シンフォニア・ヴァルソヴィア

モシュコフスキ：管弦楽作品集 第3集

ユダヤ系ポーランド人のモーリッツ・モシュコフスキの管弦楽作品集。第3集には世界初録音を含む3作品を収録。
　生前ピアニストとして高い名声を誇り、ロマンティックなピアノ曲の作り手として知られるモシュコフスキですが、オーケストラのためにも優れた作品を残しています。『序曲』は彼が初めて書いたオーケストラ作品。17歳にして既に巧みなオーケストレーションの技法を身に着けていたことがうかがえます。『第1組曲』は次から次へと流麗な旋律が溢れてくる作品。多彩なリズムを持った楽章や変奏曲などで構成されています。『前奏曲とフーガ』は、1910年、彼の母親が亡くなり失意の底にあった時に書かれた曲。晩年、苦難にあえいだモシュコフスキの心情が現れた作品です。シリーズを通じて、シンフォニア・ヴァルソヴィアが共感溢れる演奏を披露しています。（輸入元情報）

【収録情報】
モシュコフスキ：
1. 序曲 ニ長調 (1871-1872)
2. 管弦楽のための第1組曲 へ長調 Op.39 (1885)
3. 弦楽オーケストラのための前奏曲とフーガ Op.85 (1910)

　アンジェイ・クシジャノフスキ（フルート：2）
　シンフォニア・ヴァルソヴィア
　イアン・ホブソン（指揮）

　録音時期：2019年10月12,13日＆11月4日（2）、11月7日（1）、2021年6月5日（3）
　録音場所：Witold Lutoslawski Concert Studio (S1), Polish Radio, Warsaw
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）
　世界初録音（1,2）