CD 輸入盤

交響曲第1番『巨人』、さすらう若者の歌 オトマール・スイトナー&シュターツカペレ・ドレスデン、ヘルマン・プライ、クルト・ザンデルリング&ベルリン放送響

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BC32532
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD

商品説明

マーラー:交響曲第1番『巨人』、さすらう若者の歌
オトマール・スイトナー&シュターツカペレ・ドレスデン、他


【収録情報】
● マーラー:交響曲第1番ニ長調『巨人』


 シュターツカペレ・ドレスデン
 オトマール・スイトナー(指揮)

 録音時期:1962年2月
 録音場所:ドレスデン、ルカ教会
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

● マーラー:歌曲集『さすらう若者の歌』

 ヘルマン・プライ(バリトン)
 ベルリン放送交響楽団
 クルト・ザンデルリング(指揮)

 録音時期:1961年
 録音場所:ベルリン
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

収録曲   

  • 01. Symphony No.1 In D Major 'titan'
  • 02. Lieder Eines Fahrenden Gesellen

総合評価

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投稿日:2018/08/14 (火)

スイトナーが楽界を去って久しい 今ポツポツと拾うように残された録音を聞いてみるとき その音楽の美しさに改めて瞠目させられる 僅かに残されたマーラーだが 貴重な記録となった この第1番に漂う寂寥感は何事だ 若々しいマーラーの声と背中合わせ行き場のない孤独の影が貼り付いている 静かな「巨人」という印象が残った ディテールをくっきり削り出すも 切り口を覆う見えない紗幕が霧のように掛かっている 牙や爪を隠そうとするマーラーが隠れている マーラーの運命を予知してしまった第1交響曲の哀しさがひたひたと寄せくる 何というマーラーだ 美しいマーラーだ いつまでも市場に残して欲しい そしてマーラーを愛する人に届いて欲しい演奏だ ザンデルリンク指揮の「さすらう若人の歌」はプライの声の輝きが生かされている もう少しポップ感があってもよかった テンポが重く 吹き抜ける風の爽やかさが漂ってほしかった もし手に入るなら あなたも如何

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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「さすらう若者の歌」の決定盤が手に入りま...

投稿日:2018/04/05 (木)

「さすらう若者の歌」の決定盤が手に入りました。録音はデ−タを見ると1960年でした。ということはザンデルリンクが東ドイツに招請され、ベルリン交響楽団の指揮者に就任した年になり、同交響楽団になる可能性がありますね。でも気負いのようなものは一切感じませんね。実にみずみずしく室内樂的な演奏です。第1曲などはハープがあれほど活躍する曲であったと初めて認識しました。ベルリン・クラシックスのNO NOISE SYSTEMについては原盤の状況により賛否両論ですが、この録音については大成功だと思います。とても1960年の録音とは思いません。録音場所のデータは無いのですが、音の印象からして東ベルリンのイエス・キリスト教会だと思います。ヘルマン・プライの声も若々しですね。解説冊紙ではこの曲はシューベルトの「冬の旅」や「美しき水車小屋の娘」のCOUNTERPARTと書いてありましたが、これも賛成です。

今西 淳 さん | 静岡県 | 不明

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SKDの黄金期は、個人的には1970年代だと思...

投稿日:2010/09/14 (火)

SKDの黄金期は、個人的には1970年代だと思っているが、この《巨人》は1962年の録音である。その頃のSKDには、より朴訥とした渋さがあるが、決してパワーで押すタイプではないため、聴き方によっては力量不足に思われるかも知れない。アンサンブルも、昨今ありがちな楽譜追求型の杓子定規な演奏に慣れていると、ラフな印象を持たれる恐れがある。しかし、声高に叫ぶだけがマーラーではない。勿論、冷静に組み立てるだけでもマーラーではない。マーラーを、ベートーヴェンやブラームスなどをやるときと同じような、構築的にして歌心にも事欠かないロマン派作曲家として捉えているのだ。重心を低く保ち、金管よりも弦楽器を主体とし、ゾンダーマンのティンパニが小気味よいアクセントをつけていくという、SKDならではの演奏である。熱狂しないだけ疲れず作品を俯瞰出来、しかも重厚な表現なので聴き応えも充分という、優れたバランスを持った演奏と言えよう。併録の《さすらう若人の歌》も、《巨人》を理解するのに好都合だし、プライの慈しむような歌唱がとにかく聴きものである。録音も、旧東独のシャルプラッテン原盤だけあって優秀で、特に《巨人》のラストにおけるティンパニのドラムロールは圧巻の一語に尽きる。マーラー・イヤーに鑑賞してみては如何だろうか。

遊悠音詩人 さん | 埼玉県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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