CD 輸入盤

交響曲第6番『悲劇的』、第10番〜アダージョ シノーポリ&シュトゥットガルト放送響(1985、1981ライヴ)(2CD)

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SSS0109
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

シノーポリ・シリーズ第2弾!
マーラー交響曲第6番と第10番のアダージョ!
シュトゥットガルト放送響とのライヴ録音!


1980年代のシノーポリの演奏は、創作段階の心理に立ち返って解釈し尽くした克明な表情とダイナミズム、そしてきわめて劇的な音楽づくりが印象深いものでしたが、今回登場する第6番は1985年のライヴ、第10番アダージョは1981年のライヴということなので、いろいろと期待が持てるところです。

【シノーポリのマーラー】
シノーポリのマーラーといえば、ドイツグラモフォンによって制作された交響曲全集が有名です。そこでは楽曲解釈や楽器の配置に、「残すべきもの」としてシノーポリが刻印したマーラー作品の克明で精緻な姿が立体的かつ情報量豊かに表わされていましたが、ライヴ盤や来日公演などで聴けた実演でのシノーポリはもっと自由だったこともあり、1980年代におこなわれたここでのライヴ録音でもそうしたシノーポリ・ポリシーが適用されているものと思われます。ちなみに演奏時間は第6番が86分53秒で、93分10秒かかっているスタジオ盤に較べて全楽章で時間が短くなっているのが特徴。第10番も同様で、スタジオ盤の32分45秒に対して29分1秒と大幅に時間が短くなっています。(HMV)

【収録情報】
・マーラー:交響曲第6番イ短調『悲劇的』[86:53]
 第1楽章 [23:32]
 第2楽章 [13:04]
 第3楽章 [18:07]
 第4楽章 [32:10]

・マーラー:交響曲第10番嬰ヘ長調〜アダージョ[29:01]

 シュトゥットガルト放送交響楽団
 ジュゼッペ・シノーポリ(指揮)

 録音時期:1985年5月8日(第6番)、1981年1月28日(第10番)
 録音場所:シュトゥットガルト、リーダーハレ
 録音方式:ステレオ(ライヴ)
 シュトゥットガルト放送提供音源

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Mahler: Symphony No. 6: I. Allegro Energico, Ma Non Troppo: Heftig, Aber Markig [23:32]
  • 02. II. Scherzo: Wuchtig [13:04]
  • 03. III. Andante Moderato [18:07]

ディスク   2

  • 01. IV. Finale: Allegro Moderato [32:10]
  • 02. Adagio from Symphony No. 10 [29:01]

総合評価

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シノーポリのマーラーは曲によって出来不出...

投稿日:2014/11/16 (日)

シノーポリのマーラーは曲によって出来不出来があるが、この6番は素晴らしい。3楽章はやっぱりアンダンテを持ってくるのが良いと思う。スケルツォだとフィナーレが活きないような気がする。ただこのCDでは10番が先に入っているのが気になった。本当に私見ではあるがアンダンテの後は盤を替えてでもいいから、ちょっと休みたい。そしてゆっくりフィナーレを楽しみたい。フィナーレのあのなんとも云えない暗黒の世界に入るには少し休憩が欲しい。まあ、スケルツォから一気にフィナーレに入り込みたい方もみえるでしょうが・・・。この曲に「悲劇的」というサブタイトルが付いているがとてもうまい表現だと思う。フィナーレの内容が本当に「悲劇的」という感じがする。シノーポリはこの曲にとても似合う指揮者だと思う。フィナーレはPOとのセッションより上出来だと思う。よって満点献上!

mid-massa さん | 三重県 | 不明

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メインの第6番は、フィルハーモニアとのセ...

投稿日:2012/07/07 (土)

メインの第6番は、フィルハーモニアとのセッション録音の一年前のライヴ。私は、出来は今一つだと感じましたね。テンポの揺れが大きくて、オケはついてゆくのがなかなか大変そうですよ。表現力の面で十分に力を発揮できていませんねえ。ここでのシノーポリは、理知的であるよりかはずっと情緒的で、オケがそれにうまくついていけてない印象がします。あと、録音がいささか良くなくて、レンジはやや狭く、バランスも十全ではない感じ。ということで、同じマーラーのライヴでは第3番ほどの出来ではない、と思います。第10番のアダージョは、これまたひたすら抒情的。彼のコマーシャル文句でよく言われた「精神医学的分析」(音楽の場面ではどういう意味だ?)が最高に駆使されそうな曲目ですけど、むしろひたすらに抒情の世界に耽溺したような演奏で、でもそれはそれで魅力的な演奏に仕上がってます。こっちはいいかな。個人的には、ちょっと期待外れっぽいかも。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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このディスクは、聴き手をぐいぐい引き込む...

投稿日:2011/04/18 (月)

このディスクは、聴き手をぐいぐい引き込む。 不気味で冷徹な音色、エモーショナルな音運び、どの瞬間を取っても、シノーポリ以外では聴かれない種類のものだ。 願わくば、この後、程なくして演奏され、NHK-FMで放送された、ベルリン芸術週間でのベルリン・フィルとな演奏も是非CD化してほしい。これも背筋の寒くなる凄絶な演奏だった!

毛無 さん | 茨城県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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