Blu-ray Disc 輸入盤

交響曲第4番、リュッケルト歌曲集 アバド&ルツェルン祝祭管弦楽団、コジェナー

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
2057984
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
Blu-ray Disc
その他
:
輸入盤

商品説明

アバド&ルツェルン祝祭管によるマーラー・シリーズ
生誕150周年アニヴァーサリー連続リリース
注目のソリストにコジェナーを迎えた第4交響曲

2003年以来、毎年一作のペースで進んできたアバド率いるルツェルン祝祭管によるマーラー・シリーズ。生誕150周年のアニヴァーサリーでシリーズも最高潮を迎える2010年は、前作『巨人』から2作立て続けに、同じ2009年収録の第4交響曲が登場します。アバドはマーラーの第4交響曲を、1977年にウィーン・フィルとセッション録音、2005年にベルリン・フィルとライヴ録音しているほか、2006年4月にウィーン、ムジークフェライン大ホールでマーラー・ユーゲント管とともにおこなったライヴの映像作品も発表しているので、このたびはアバドにとって4年ぶり4度目の録音ということになります。
 前作のマーラー・ユーゲント管では、アバドを心から慕う若い演奏家たちの奏でる熱っぽい音楽と、それにもましてかれらに触発された巨匠の旺盛な表現意欲に驚かされたものですが、ここでは各セクションどこを見渡してもソリスト級が居並ぶ『空前のスーパー・オケ』ルツェルン祝祭管ということで、すみずみまで限りなく完璧に近い形でオケの機能美と、近年のアバドらしいホットな内容が期待できそうです。
 前作『巨人』でもたしかなように、充実しきったオーケストラ・サウンドとともに、完成度の高さということでは、フィナーレの独唱に迎えられた当代きってのメッツォのひとり、コジェナーの存在もおおいに気になるところです。
 なお、当日は、プログラムの前半に第4交響曲と相前後して書かれたリュッケルト歌曲集が演奏されています。第4交響曲のアダージョとの動機上の関連がみられる『私はこの世に忘れられ』が歌われたあと、そのまま交響曲へとつながる構成となっていますが、こちらは以前よりコジェナーが実演で歌い実績を示しているレパートリーなので、コジェナーにとって初録音となる第4交響曲と併せて、深みのあるゆたかな歌唱を聴かせてくれるものとおもわれます。
` いよいよ全集完成も射程に入ってきたアバド&ルツェルン祝祭管によるマーラー・シリーズ。これはアニヴァーサリーにひしめくさまざまなマーラー作品のアルバムのなかでもひときわ光を放つリリースといえるでしょう。(キングインターナショナル)

【収録情報】
マーラー:
交響曲第4番ト長調
リュッケルトの詩による5つの歌曲
  美しさゆえに愛するのなら
  私の歌を覗き見しないで
  真夜中に
  私はほのかな香りを吸い込んだ
  私はこの世に忘れられ

 マグダレーナ・コジェナー(Ms)
 ルツェルン祝祭管弦楽団
 クラウディオ・アバド(指揮)

 収録時期:2009年8月21、22日
 収録場所’ルツェルン、カルチャー&コンヴェンション・センター内コンサート・ホール

【Blu-ray仕様】
 収録時間’88分
 画面:1080i Full HD 16:9
 音声:PCMステレオ/DTS HD Master Audio
 字幕:英・独・仏
 Region All

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楽しく聴くことができて満足しています。 ...

投稿日:2011/12/04 (日)

楽しく聴くことができて満足しています。 音色が新鮮で一気に聴いてしまった。 4番は、20年以上前にインバル・フランクフルト版を 買っていたけれど、気に入らなかったし良いとも思わなかった。 マーラーは20枚くらい買って聴いたけれど好きにはなれなかった。 今年も好きになれなかったらマーラーを諦めようと思っていたけれども 師走の最後になってこのBDを買って大正解でした。

よしお さん | 大阪府 | 不明

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アバドと4番との相性は良いと一般には思わ...

投稿日:2011/01/05 (水)

アバドと4番との相性は良いと一般には思われがちだが、私はこの曲を悪魔的なパロディ交響曲と考えるので、VPO、BPO盤ともに物足りなかった。しかし、マーラー・ユーゲント・オーケストラとのDVD、さらにこの演奏は素晴らしい。ルツェルンのオケが巧いのは当たり前だが、アバドの解釈自体が確実に進化していると思う。かつての小綺麗なだけの録音に比べると、ポリフォニックな彫りが格段に深くなり、ホーネックのCDに比べればまだ穏健だが、必要とあれば汚い音やドギツイ表情を持ち込むことも辞さなくなった。加えてコジェナーの歌の見事なこと。最近の彼女はブーレーズ指揮の『角笛』歌曲集、ラトル指揮の2番(近日発売)とマーラーでたてつづけに名唱を記録しているが、重くはないが陰影のある声は終楽章にまことにふさわしい。この楽章はフレミングのようなソプラノが歌うと白痴美的になりがちなのだ。リュッケルト歌曲集もシェーファーのように微視的な歌唱ではないものの、実にニュアンスが濃い。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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このコジェナーの独唱による「私はこの世に...

投稿日:2010/11/26 (金)

このコジェナーの独唱による「私はこの世に忘れられ」の映像を半年ほど前に見て以来、いつDVDが発売されるのか心待ちにしていました。ワルター/フェリアー/VPOに匹敵する素晴らしい演奏だと感じました。コジェナーの歌唱は表情もまた本当に魅力的です。4番の交響曲は未聴ですが、最近の一皮も二皮も剥けたアバドの力まざる自然な音楽の流れの中に曲の本質を的確にとらえた充実した演奏からもおおいに期待が持てると思います。もちろん、予約しました。

盤捨印 さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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