CD 輸入盤

交響曲第2番『復活』 渡辺暁雄&日本フィル(1978 ステレオ)(2CD)

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TFMC0013
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD

商品説明

TFMC 0013/14(2CD→1CD価格)

伝説的ライヴが復活! 日フィルと渡辺の復活の日の『復活』

紆余曲折を経た日本フィルが初代音楽監督の渡辺暁雄に原点回帰のため再び音楽監督就任を要請、監督復活コンサートの大変話題となった『復活』。渡辺というとシベリウスのイメージが強い指揮者ですが、マーラーも70年代より熱心に取り上げていたマーラー信者でもあります。食事中も『大地の歌』を口ずさむくらいのマーラー好きでした。そういった特別のコンサートでしたので、大変な熱気ながら品格がにじみ出る稀代の大演奏となっています。マスタリングはアルトゥスが担当。日本語解説付。

■マーラー:交響曲第2番『復活』
常森寿子(Sp) ソウクポヴァ(Alt)
日本プロ合唱団連合
渡辺暁雄(指)日本フィル

録音:1978年4月8日 東京文化会館(ステレオ)

総合評価

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1972年の解散と分裂以降いばらの道だった日...

投稿日:2010/07/28 (水)

1972年の解散と分裂以降いばらの道だった日本フィルは演奏の質を向上させようと1978年に創立時の常任指揮者渡邉暁雄を再び音楽監督・常任指揮者として招いた。就任記念演奏会の曲目は解散前最後の定期演奏会で取り上げたマーラーの第2交響曲。 第1楽章はいきり立つことなく1つ1つのフレーズをしなやかに呼吸させながら進もうとする。しかしオーケストラの音には硬さが目立ち、ミスや縦の線のずれもしばしば。当時の日本フィルの苦しい状況が演奏から垣間見えてしまう。ギリギリの線で水準を保っているのは指揮者の力量。 第2楽章、第3楽章と次第にオーケストラのコンディションは上がり潤いのある音彩が拡がってゆく。鳴る場面でも少し引いたタッチなのは面白い。 重く暗いソウクポヴァの独唱が際立つ第4楽章。 第5楽章から俄然オーケストラのアンサンブル、音の出方が良くなる。深い奥行きの清澄な響き。激しく厳かながらどこか温もりの漂う質感が聴き手を包み込む。声楽陣も大健闘。 大編成のライヴ録音だが音質は明瞭で細部までしっかり聴き取れる。

monty さん | 神奈川県 | 不明

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この演奏を聴いていて、文化会館の2階で実...

投稿日:2010/03/31 (水)

この演奏を聴いていて、文化会館の2階で実演に接することができた幸運にしみじみ感謝する次第です。 当時の日本のオーケストラの様々な問題が噴出していた時、渡辺先生がどれほど奮闘されていたかを思い出します。 ただ決してドキュメント的な記録ではなく、音楽が淀みなく流れ、テンシュテット演奏に拍手喝采する人には物足りないかもしれないが、私は好きです。

アルマ さん | 神奈川県 | 不明

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まず音質がいいなと思いました。大編成の曲...

投稿日:2005/09/07 (水)

まず音質がいいなと思いました。大編成の曲のライヴ録音にも関わらず、分離が良く楽器の定位も非常に自然です。特別な演奏会ということで入念に準備されたのとテープの保存状態が良かったのでしょうね。次に演奏ですが若干のミスはあるものの稜々と鳴り渡る楽団と声楽陣の健闘が光り、特に終楽章後半は壮麗で聴き応えがあります。力感みなぎっていながら押し付けがましさがないのは指揮者の人徳でしょうね。

フロイド さん | 神奈川県川崎市 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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