SACD

マーラー:交響曲第3番 小林研一郎& チェコ・フィル

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OVCL00182
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明

小林研一郎&チェコPO、99年録音登場!
マーラー:交響曲第3番(SACDハイブリッド2CD)
小林研一郎指揮のマーラー:交響曲第3番は、先に日本フィルとの2001年ライヴが出されており、非常な力演として記憶に新しいところです。そこへ、1999年3月にプラハで録音済みだったチェコ・フィルとの演奏が初めてSACDハイブリッド盤としてリリース。
 ドヴォルザーク・ホールの空間の広がりを豊かに伝える録音も好ましいもので、第1楽章冒頭、8本のホルンによる力強い第1主題の吹奏から即座にこの演奏の持つただならないスケールを予感させます。小林らしい入念な進行が随所で高揚する堂々たる第1楽章といえるでしょう。ふところの深さを併せ持つ独奏楽器の巧みな明滅にもチェコ・フィルの能力が明瞭に現れており、故ノイマンのもとでひとつの頂点に達したチェコ・フィルのマーラー演奏の伝統が、脈々と息づいていることを感じさせます。
 中間楽章では柔和でありつつ精彩に富んだ表情がこころよく、第3楽章でのミロスラフ・ケイマルが奏する雄弁なポストホルンを始め、各パートの表現力は実に豊かなもの。日本フィル盤と同様、アルトのマルタ・ベニャチコヴァーが好唱、児童・女声合唱も整った出来栄えを示しています。
 終楽章はむしろ、力ずくにならない抑制の効いたコントロールの末にエネルギーを押し広げていく小林ならではの設計で、ゼーア・ラングザム(16分42秒)以降、大団円に向って金管が光のように射し込み、弦と共に幾重にも輝きを増していくあたりの情感の彫琢はまさに小林の面目躍如。仰ぎみるような悠々たる歩みのコーダで見事に締めくくっています。

■マーラー:交響曲第3番ニ短調

小林研一郎(指揮)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
ミロスラフ・ケイマル(ポストホルン)
マルタ・ベニャチコヴァー(アルト)
キューン混声合唱団(女声)(合唱指導:パヴェル・キューン)
キューン児童合唱団(合唱指導:イルジー・シュワーラ)

録音:1999年3月6日-8日(DSDレコーディング)
場所:プラハ,「芸術家の家」ドヴォルザークホールにて収録

総合評価

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とにかく,いつでも,どんな気分でも,気持ち...

投稿日:2010/03/31 (水)

とにかく,いつでも,どんな気分でも,気持ちよく聴ける。 ただ難を言えばこの曲にふさわしい『ファンタジー』が乏しいのが残念。 目を閉じて音楽に集中した時、目前に広がるのは、大自然などではなくて、オーケストラそのものなのだ。

ヒューブーン さん | 静岡県 | 不明

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マーラー3番蒐集者としては、面白くない演...

投稿日:2009/12/28 (月)

マーラー3番蒐集者としては、面白くない演奏です。 スケールの巨大な大自然を描いている第1楽章なのに、聞こえてくるのは 指揮者のうなり声ばかり。

ポワトリン さん | 東京都 | 不明

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特にチェコフィルのファンの方からの絶賛の...

投稿日:2009/07/27 (月)

特にチェコフィルのファンの方からの絶賛の評が続いていますけれども、残念ながら、私としては感心しませんでした。1楽章は、例によって指揮者の唸り声が騒々しく、感興を殺ぐことおびただしい!2楽章以降は、指揮者の声は聞こえないけれども、今度は音楽がのっぺりとおとなしくなってさっぱりよろしくない。曲の魅力がちっとも伝わってきませんで、不満が大きいですねぇ。なお、あらためて申しますけれども、小林は、この唸り声をどうにかできないのならば、指揮者をやめるべきでは、と思ったりします。実際に音を出しているプレーヤーたちの邪魔でしかありません。特にCDでは本当に聞くに堪えません。自身はプレイバックを聞いてどう思っているのでしょう?こんな調子では、小林のCDを購入することは、私はないでしょうねぇ。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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