シャンドス・アンセム集　ロバート・ローソン＆ティクル＝フィドル・ジェントルメン音楽協会、カンタベリー大聖堂少女合唱団、他

ヘンデルの後を継ぎ書かれたアンセム集

『シャンドス・アンセム』というとヘンデルの作品を思い浮かべる人が多いでしょう。これは初代シャンドス公爵ジェームズ・ブリッジスのために書かれた一連のカンタータですが、ヘンデルは次第にオペラに専念するようになり、ヨハン・クリストフ・ペープシュがその後任として作曲を引き継いでいました。
　ベルリンからロンドンにうつり『乞食オペラ』で名をあげたペープシュはこの仕事に大いに力を入れ、楽器編成を拡大し、声楽の効果的な使い方を駆使して見事な作品を作り上げたのです。ヘンデルとの聴き比べてみるのもおすすめです。（輸入元情報）

【収録情報】
ペープシュ：
● 主にあって喜びなさい
● マニフィカト
● オーボエ独奏のための協奏曲変ロ長調
● 主を讃えよ、主の御名を讃えよ

　シアラ・ヘンドリック（ソプラノ）
　 アレックス・ポッター（カウンターテナー）
　ヒュー・カッティング（カウンターテナー）
　ニコラス・マルロイ（テノール）
　ニコラス・トッド（テノール）
　ヴィタリ・ロジンコ（バス）
　エドワード・グリント（バス）
　カンタベリー大聖堂少女合唱団（合唱指揮：デイヴィッド・ニューショルム）
　ティクル＝フィドル・ジェントルメン音楽協会
　ロバート・ローソン（指揮）

　録音時期：2023年4月21-23日
　録音場所：イギリス、ビショップスボーン、聖メアリー教会
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）