ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

交響曲全集 クレンペラー&フィルハーモニア管弦楽団(1960年ウィーン・ライヴ)(5CD)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
MR2206
組み枚数
:
5
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ベートーヴェン交響曲全集
クレンペラー&フィルハーモニア
1960年ウィーン芸術週間ライヴ!


1960年5月から6月にかけてのライヴ録音。ウィーン芸術週間出演のため、手兵フィルハーモニア管弦楽団を率いてウィーンを訪れたクレンペラーは体調も絶好調だったようで、ベートーヴェンの連続演奏会を大成功に導いています。
 初日の5月29日には、得意の『英雄』と第2番ほかを演奏。この日は同じ楽友協会大ホールで、昼間にはブルーノ・ワルター指揮ウィーン・フィルによりマーラーの4番と『未完成』が演奏されたという記念すべき日で、情緒豊かなワルターの演奏会に対して、クレンペラーの演奏会は、聳え立つようなスケールと力強さで迫る『英雄』など対照的なものでした。
 クレンペラーのこのときのベートーヴェン・ツィクルスの成功は、有名な(おっかない!)リハーサル映像からも窺えるように、厳しい練習の果てにもたらされたものといえ、重要な要素については細かい音形でも徹底的に正確に再現するというフォルム重視の基本姿勢がよくあらわれています。
 そのため、自由度の増す実演とはいっても、フォルムに破綻をきたすことはなく、実演ならではの音の勢いを吸収しながらも、堅牢で豊富な情報を完璧に示す稀有なベートーヴェン像が築かれているのです。
 有名な演奏だけに、過去にもさまざまなレーベルからリリースされてきましたが、今回は、輸入元によるとこれまでで最も良い音質になっているということです。(HMV)

【収録情報】
ベートーヴェン:
・交響曲第1番ハ長調 op.21(1960年6月7日)
・交響曲第3番変ホ長調 op.55『英雄』(1960年5月29日)
・交響曲第2番ニ長調 op.36(1960年5月29日)
・交響曲第7番イ長調 op.92(1960年6月2日)
・交響曲第4番変ロ長調 op.60(1960年5月31日)
・交響曲第8番ヘ長調 op.93(1960年6月4日)
・『エグモント』序曲 op.84(1960年5月31日)
・バレエ音楽『プロメテウスの創造物』序曲 op.43(1960年6月2日)
・交響曲第5番ハ短調 op.67『運命』(1960年5月31日)
・交響曲第6番ヘ長調 op.68『田園』(1960年6月2日)
・交響曲第9番二短調 op.125『合唱』(1960年6月7日)
・序曲『コリオラン』 op.62(1960年6月4日)

 ヴィルマ・リップ(ソプラノ)
 ウルズラ・ベーゼ(アルト)
 フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)
 フランツ・クラス(バス)
 ウィーン楽友協会合唱団
 フィルハーモニア管弦楽団
 オットー・クレンペラー(指揮)

 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
 録音方式:モノラル(ライヴ)



こちらの商品は海外工場プレスの輸入盤のため、ご利用の再生機器によっては、稀に正しく再生されない場合がございます。
恐れ入りますが、その場合は弊社カスタマーサービスまでお問合わせいただきますようお願い致します。

総合評価

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録音が悪いという評判を聞いていたので長ら...

投稿日:2022/09/27 (火)

録音が悪いという評判を聞いていたので長らく敬遠していたが、今回、MEMORIESの5CDのボックスで聴いてみた。 私の感想としては、音は非常に良いと思う。マイクは近接気味で各楽器の動きも明瞭に聴きとれる。 これならもっと早く買っておけばよかったと思う。 この1960年のウィーンでの演奏会は有名なもので、フィルハーモニア管とのEMIへの全集録音も行った組み合わせであるので、クレンペラーの意思は徹底されているだろうと思う。 同じMEMORIESのコンセルトヘボウのボックスも、Klemperer Concertgebouw 1947-1961 Live 24 CDに含まれていない録音があるようなので、併せて聴いてみたい。

slave さん | 東京都 | 不明

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録音状態が悪い。こういったライブ・モノラ...

投稿日:2014/05/02 (金)

録音状態が悪い。こういったライブ・モノラル録音はステレオものと連続して聴いてはどうしても劣悪感が生じてしまう。よってモノラルものだけを何枚も聞きとおしてゆくことで、耳がなじんでくる。そういった環境下で聞けば、クレンペラーの芸術を十分楽しめる。そしてこちらのCD、もう少し古いベートーヴェンSYN集と比べ、明らかに晩年型のゆったりした大きな音楽。こう聴き通してみると、50年代前半が一つの転換点であるようだとわかってきた。

segovia さん | 愛知県 | 不明

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1960年の録音とはいっても、条件の悪いライ...

投稿日:2013/10/18 (金)

1960年の録音とはいっても、条件の悪いライヴで、これではベートーヴェンを楽しむことはできません。しかしながら、貧しい音の中から、クレンペラーの逞しさ、巨大さは充分伝わってきます。曲の後の拍手から、聴衆の熱気も感じられます。ただし、繰返し聴くのなら、やはりこれより前のセッション版が良いように思います。

アイル さん | 岐阜県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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