ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第11番『セリオーソ』、モーツァルト:弦楽四重奏曲第16番、アダージョとフーガ キアーロスクーロ・カルテット

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
AP051
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

イブラギモヴァ率いるキアーロスクーロ・カルテット待望の新録音登場!
気魄十分の『セリオーソ』


今をときめくイブラギモヴァが第1ヴァイオリンを務める、2005年結成のキアーロスクーロ・カルテット待望の第2弾の登場。キアーロスクーロ・カルテットは、2009年からポール・ロワイヤル・デ・シャンのレジデント・アーティストとして、モーツァルトの弦楽四重奏全曲演奏プロジェクトを手掛け、また、ウィグモア・ホールなどにも登場するなど、充実の活動を見せています。2011年にリリースしたデビューCD(AP022/モーツァルトの『不協和音』とシューベルトの『ロザムンデ』のカップリング)も話題となりましたが、今回は、ベートーヴェンの大曲『セリオーソ』と、デビューCDと同様モーツァルトを収録。
 『セリオーソ』は圧倒の集中で、冒頭から気魄十分。一切の飾りを排した語り口のアンサンブルで、これが却って作品自体の世界をこれ以上ないかたちで提示してくれているよう。ピリオド・アプローチにもさらに磨きがかかっており、ノン・ヴィブラートのゾクっとするような美しい音色が、作品自体のもつ凄味を十二分に引き出します。終楽章も壮絶の極みです。モーツァルトは和音の着地が非常に柔らかでエレガントな雰囲気。変幻自在のカルテットの魅力を堪能できる1枚です。(キングインターナショナル)

【プロフィール】
2005年にイギリスのロイヤル・カレッジ・オブ・ミュージックの卒業生で結成されたピリオド系アンサンブル、「キアーロスクーロ・カルテット」は、1750年から1830年頃までに書かれた作品をレパートリーの中核とし、現在、ヨーロッパを中心に演奏活動を展開しています。
 イタリア語で明暗法を意味する「キアーロスクーロ(英語読みも同じ)」と名付けられた活気あふれるアンサンブルが魅力のこのカルテットを率いるのは、1985年ロシア生まれで現在は英国在住のヴァイオリニスト、アリーナ・イブラギモヴァ。彼女は、古楽奏法とモダン奏法の両方を学び、どちらの分野にも見事な表現力を示すヴァイオリニストとして知られ、2005年10月の来日公演ではバッハの無伴奏作品を演奏し、その模様がNHKで放映されて大きな話題を呼びました。
 イブラギモヴァはこれまでにバッハの無伴奏、シマノフスキ、ハルトマン、ロスラヴェッツ、ラヴェルの作品をレコーディングしており、特にバッハはベストセラーを記録したほか、ウィグモア・ホールでおこなわれたベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会シリーズのCDも、現在の彼女の高度な実力をよく示すものとなっていました。(HMV)

【収録情報】
1. ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第11番ヘ短調 op.95『セリオーソ』
2. モーツァルト:アダージョとフーガ ハ短調 K.546
3. モーツァルト:弦楽四重奏曲第16番変ホ長調 K.428

 キアーロスクーロ・カルテット
  第1ヴァイオリン:アリーナ・イブラギモヴァ
  第2ヴァイオリン:パブロ・エルナン・ベネディ
  ヴィオラ:エミリー・ヘルンルンド
  チェロ:クレア・ティリオン

 録音時期:2012年5月7-9日(1)、10月4-6日(2,3)
 録音場所:フランス、ポール・ロワイヤル・デ・シャン
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

収録曲   

  • 01. Allegro Con Brio (String Quartet in F minor No 11, Op 95)(Beethoven)
  • 02. Allegretto Ma Non Troppo
  • 03. Allegro Assai Vivace Ma Serioso
  • 04. Larghetto Espressivo- Allegretto Agitato-Allegro
  • 05. Adagio (Adagio and Fugue in C minor, K. 546)(Mozart)
  • 06. Fugue
  • 07. Allegro Non Troppo (String Quartet in E Flat Major No 16, K. 428)(Mozart)
  • 08. Andante Con Moto
  • 09. Menuet: Allegro Et Trio
  • 10. Allegro Vivace

ユーザーレビュー

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ようやく聴けた 知るが遅れて既発売全てを...

投稿日:2017/11/26 (日)

ようやく聴けた 知るが遅れて既発売全てを一度に手にしようとしたらこんなに時間を食ってしまった しかも入手困難なものが未だにある 目を皿にして耳かっぽじっていなくてはいけない 見逃す聞き逃す不覚をとる ともあれ大好きな”セリオーソ”から聴く 荘厳さ厳粛さなんて見当たらない 何ということだ こんなナイーヴでたわやかな気の流れに浸ろうとは想像もしなかった ピリオド楽器によるピリオド奏法でと旗を掲げると 尖った緊張に縛られた演奏にばかり触れてきたものだから面食らった 若いのに元気ないなあなんてお門違いの戯論に陥りそうになる スコアを広げる ベートーヴェンが書き残した通り演奏している そうか ”セリオーソ”は顰めっ面の叱言じゃなかったんだと気付かされる そこでは自然に受容と表出の力を広げたベートーヴェンの炯眼がわたしを見つめていた 全く新たな曲面の地平が開けた 光と闇の示すところをもう一度よく見てみようと思う そしてモーツァルトへ フーガが面白かった 四人の自己紹介を聞いたようだ モーツァルトはキアーロスクーロで全曲聴きたいと思った わたしもこれからだが お聴きになっては如何  

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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・ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第11番 ヘ短調...

投稿日:2014/05/30 (金)

・ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第11番 ヘ短調 op.95「セリオーソ」 ベートーヴェンの難聴がかなりすすんでいた時期の作品。心の音を頼りにまっさらな五線譜へ音符を書いたベートーヴェンに思いを馳せながら、何度も聴いてみました。 冒頭のユニゾンから、一瞬の間をもって続く各パートの掛け合いとハーモニー。 前回のCD同様、キアロスクーロカルテットの奏でるほとんどノン・ヴィブ ラートのロングトーンは鋭角に、しかもじわじわと浸透してきます。 小刻みに鋭い主題が続くかと思うと弱音のトーンが優しく響いたり、遠ざかるようにデクレシェンドしたりして、忍び寄る暗闇に追い立てられるかのように突き進むと、ふいに光り差す庭へ出たような…視覚的な情景が抽象的に広がってきます。 ・モーツァルト:アダージョとフーガ ハ短調 KV 546 ・モーツァルト:弦楽四重奏曲第16番 変ホ長調 KV 428 キアロスクーロ・カルテットの前作「不協和音」同様、良い意味でモーツァルトっぽさがないと思いました。 浮き足立つような軽さはなくて、軽快まで行かない慎ましさ?みたいな雰囲気があり、メンバーの中にやんわりとした風のような…共通の前提があって、その中でなおかつ対比を確かめ合うみたいな?心地よさを感じました。

さが さん | 愛知県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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