ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

ピアノ・ソナタ第7番、第8番『悲愴』、第23番『熱情』 アシュケナージ(1970、72年録音)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4801309
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Australia
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

アシュケナージ初期のベートーヴェン録音!
オーストラリア・エロクエンスから登場!


アシュケナージは1937年にソ連のゴーリキーで生まれ、幼少からピアノに才能を発揮、1955年にショパン国際ピアノコンクールで2位となりますが、このときアシュケナージが優勝を逃したことに納得できなかったミケランジェリが審査員を降板する騒動を起こしたことは有名。ちなみに優勝したのはポーランド人のアダム・ハラシェヴィチでした。  アシュケナージはその後モスクワ音楽院に入学し、翌1956年、エリーザベト王妃国際コンクールで優勝し、活躍の場を一気に世界に広げ、EMIやメロディアからレコードも発売されるなど、音楽院在学中から国際的な名声を確立します。
 1960年にはモスクワ音楽院を卒業し、翌1961年、学友だったアイスランド人ピアニストと結婚。1962年にはチャイコフスキー国際コンクールに出場しジョン・オグドンと優勝を分け合います。
 その後、活動の場の国際化とともに政府の干渉や行動制限が増えたため、1963年にはソ連を出てロンドンへ移住、1968年には妻の国アイスランドのレイキャヴィクに移り、1974年にはソ連国籍を離脱してアイスランド国籍を取得しています。その間、1965年には来日も果たし、さらにデッカと専属契約を結んで着々とレコーディングをおこなうなど、この時期のアシュケナージの勢いにはすごいものがありました。
 今回の3曲のソナタは、そうした時期に収録されており、30代前半のアシュケナージの冴えたテクニックによるフレッシュなベートーヴェン演奏を楽しむことができます。なお、全集録音に収められたとものは異なるものとなっています。

【収録情報】
ベートーヴェン:
・ピアノ・ソナタ第7番ニ長調Op.10-3
・ピアノ・ソナタ第8番ハ短調Op.13『悲愴』
・ピアノ・ソナタ第23番へ短調Op.57『熱情』
 ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)

 録音時期:1970年(第7番、第23番)、1972年(第8番)
 録音場所:ロンドン・オペラ・センター(第7番、第23番)、キングスウェイ・ホール(第8番)
 録音方式:ステレオ(セッション)

ユーザーレビュー

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このディスクの魅力は7番と23番の録音場...

投稿日:2011/01/17 (月)

このディスクの魅力は7番と23番の録音場所とそのエンジニアである。クレジットにはロンドンオペラセンターでの、ウィルキンソンとムーアフットによる収録とあるが、この録音の直後にかの有名な「超絶技巧練習曲」が、同じくオペラセンターでムーアフットによって収録されている。つまり超絶技巧練習曲は、本ディスクでウィルキンソンからマイクセッティングを教わったムーアフットが、忠実に業務を遂行して生まれた結果だったのである。当然本ディスクでも超絶技巧と全く同じサウンドステージが展開される。豪エロクァンスのリマスタリングも丁寧でオリジナルマスターを忠実に再現しているように感じられる。ちなみに8番のみエンジニアが異なり、録音の質もガクンと落ち、演奏の質まで落ちたように感じる。否、ウィルキンソンの録音がアシュケナージの凡演を芸術の域まで高めたのである。

meji さん | 神奈川県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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