『ヘンデル・ヴァリエーションズ』　マルティン・シュタットフェルト

かくも美しき、ヘンデルの世界！

2004年『ゴルトベルク変奏曲』の自主録音で 世界が注目し「21世紀のグールド」と称賛されたマルティン・シュタットフェルト。鮮烈なデビューを飾って以来16年、着実に歩み続けバッハのみならずモーツァルト、シューマン等ドイツもののレコーディングを多く発表してきたマルティンが挑む初のヘンデル・アルバム登場。ピアノ・レスナーなら一度は演奏する有名な『調子のよい鍛冶屋』等鍵盤作品にプラスして有名オペラ・アリアからのピアノ・アレンジを収録した意欲作。美しいヘンデルの旋律が、マルティンの比類なき透明かつ端正な音色で奏でられた、まさに「ベスト・オブ・ヘンデル」というべき1枚が誕生。6月には2018年11月以来となる約1年半ぶりの来日が予定されています。2019年7月録音。本人執筆のライナーノーツ掲載。（メーカー資料より）

【収録情報】
ヘンデル：
1. 歌劇『リナルド』より「涙の流れるままに」
2. 歌劇『ジュリオ・チェーザレ』より「天よ 私を哀れんでくださらなければ」
3. 歌劇『セルセ』より「オンブラ・マイ・フ」
4. トリオ・ソナタ ト長調 HWV.399 より パッサカリア
5. 組曲ホ長調 HWV.430 より プレリュード
6. オラトリオ『テオドーラ』より「ラルゴ」
7-12. 組曲ホ長調 HWV.430 アリアと変奏（調子のよい鍛冶屋）
13. オラトリオ『ソロモン』より「太陽は琥珀色の光とともに」
14-23. 組曲 ニ短調HWV.437 よりサラバンドと変奏
24. オルガン協奏曲 ヘ長調HWV.293 より シチリアーノ
25. 歌劇『セメレ』より「そなたの赴くところ、何処にも」
26. 歌劇『ジュリオ・チェーザレ』より「この胸に息のある限り

　マルティン・シュタットフェルト（ピアノ）

　録音時期：2019年7月8-11日
　録音場所：ドイツ、カイザースラウテルン
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）