『オルガン作品集〜ブルーンス、M.ハッセ』　マヌエル・トマディン

オルガン作品集〜ブルーンス、M.ハッセ

ニコラウス・ブルーンス[1665-1697]は17世紀ドイツ・バロック音楽最大の作曲家＆オルガニスト。32年という短い生涯でしたが、師であるブクステフーデのサポートを受け、最初はコペンハーゲンの宮廷に仕え、やがてシュレスヴィヒ＝ホルシュタインのオルガン奏者に就任。不慮の死を遂げるまでに幾多の作品を書きあげましたが、その譜面はほとんど失われてしまいました。
　もうひとりのニコラウス・ハッセ[1617-1672]もその生涯はあまり知られていません。現在ではいくつかの室内楽作品と宗教曲がかろうじて聴かれるのみ。
　そんな2人のオルガン作品を若手オルガニスト、マヌエル・トマディンが演奏しています。北ドイツのオルガン音楽の伝統を受け継ぐ彼の演奏によって蘇る知られざる作品をお楽しみください。（輸入元情報）

【収録情報】
ニコラウス・ブルーンス：
1. 前奏曲 ト短調
2. アダージョ ニ長調
3. 前奏曲 ホ短調
4. 『いざ来ませ、異邦人の救い主よ』による幻想曲
5. 前奏曲 ホ短調
6. 前奏曲 ト長調

ニコラウス・ハッセ：
7. いと高き所に神の栄光あれ
8. われらの救い主イエス＝キリスト（第1稿）
9. われらの救い主イエス＝キリスト（第2稿）
10. 来たれ聖霊、主なる神

　マヌエル・トマディン（オルガン）

　録音時期：2013年4月7日
　録音場所：Chiesa parrocchiale di Nostra Signora di Fatima in Pinerolo, Italy
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）