ブリス、アーサー (1891-1975)

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CD 輸入盤

『クリストファー・コロンブスの探検』、『27人の漂流者』、『2つの世界の男』 アドリアーノ&スロヴァキア放送響

ブリス、アーサー (1891-1975)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8572226
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ブリス:クリストファー・コロンブスの探検、他

アーサー・ブリスは第1次世界大戦後のイギリスで活躍した「恐るべき子どもたち」の一人。初期の作風はかなり先鋭的でしたが、中期以降は保守的な作風に転向。バレエ音楽や劇音楽、そして映画音楽の分野で目の覚めるような作品を数多く書いています。彼は1935年から映画音楽の作曲をはじめ、最初に手掛けた『来たるべき世界』の音楽で大成功をおさめ、当時の聴衆に「映画音楽の重要性」というものをはっきり認識させたと言います。このアルバムに収録された『コロンブスの冒険』と『2つの世界の男たち』は1940年代の作品、『27人の漂流者』は1950年代の作品で、エキゾチックなメロディと刺激的なリズムに彩られた快活な曲が並びます。
 『コロンブスの冒険』はあまりにも映画の脚本が不条理なせいか、現在ではフィルム自体を見ることはできません。しかし、ここに付けられたブリスの音楽があまりにも見事だったことから、1990年に指揮者アドリアーノが自筆スコアも研究しつつ、新たな組曲として再構築したものです。『2つの世界の男たち』はヨーロッパで音楽を学んだアフリカ人作曲家・ピアニスト、キセンガの物語。『バラザ』は映画の冒頭、キセンガが弾く自作の協奏曲として作曲されたもの。ブリスはこれらの曲にアフリカ的な要素を組み込むため、本物の東アフリカの音楽をいくつか聴き、異国的な雰囲気を取り入れるのに成功しました。MARCO POLO(8223315)より移行発売。(ナクソス)

【収録情報】
ブリス:
・組曲『クリストファー・コロンブスの探検』(編曲:アドリアーノ)
・『27人の漂流者』より3つのオーケストラのための小品
・『2つの世界の男』よりバラザ(ピアノと管弦楽、男声合唱のための演奏会的小品)
・『2つの世界の男』より(タンガニーカに戻る/挑戦−邪神たちの怒り/キセンガの家族/村の火事とフィナーレ)>
 シルビア・カポヴァ(ピアノ)
 スロヴァキア・フィルハーモニー合唱団
 スロヴァキア放送交響楽団
 アドリアーノ(指揮)

 録音時期:1990年1月
 録音方式:デジタル(セッション)

内容詳細

20世紀イギリスの作曲家ブリスは映画音楽にも堪能であった。黎明期は過ぎているものの、映像に即して相互補完的に機能する現代のあり方とは違い、音楽が自立していた時代。たとえ映画の記憶はなくとも、イマジネーションに支障はない。光景広々と彷彿の佳品。(中)(CDジャーナル データベースより)

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ナクソスのフィルム・ミュージック・クラシ...

投稿日:2019/06/16 (日)

ナクソスのフィルム・ミュージック・クラシックシリーズの一枚で、イギリスの作曲家、アーサー・ブリスの映画音楽を集めたもの。 元はマルコポーロで発売していたものをナクソスに移行した、俗に言うマルコ落ちである。 それだけに収録された曲はなかなか珍しく、廉価で手に入るのはこれぐらいだけだと思う。 どれもちょっと地味な曲だけど、しっかりとした管弦楽法と快活でわかりやすい音楽はイギリス映画音楽のお手本のような物。 演奏はスイスのマエストロ、アドリアーノ指揮、スロヴァキア放送交響楽団とスロヴァキア・フィルハーモニー合唱団による物。 録音は1990年1月で、丁度このオケがナクソスやマルコポーロに怒号の勢いで録音を残していた頃の録音であるが、この頃の録音にたまにあったアンサンブルの乱れや雑な演奏ではなく、水準をクリアした良い物で作品を知るには特に問題はない演奏である。 ただ時折ちょっとパワー不足や鈍さがあるのはこのオケならではだろうか。 音質は問題なし。

レインボー さん | 不明 | 不明

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