SACD 輸入盤

【中古:盤質A】 交響曲第2番、悲劇的序曲 シモーネ・ヤング&ハンブルク・フィル

ブラームス(1833-1897)

中古情報

新品ジャケット
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A
特記事項
:
ケースすれ,,帯付
コメント
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SACD(HYBRID)
:
HMV record shop オンライン

基本情報

ジャンル
カタログNo
OC676
レーベル
Europe
フォーマット
SACD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

ブラームス交響曲第2番、悲劇的序曲
シモーネ・ヤング&ハンブルク・フィル


一連のブルックナー・アルバムで見事な成果を披露し続けているシモーネ・ヤング&ハンブルク・フィルのコンビによるブラームス・シリーズ第2弾。
 今回のアルバムには、抒情的な美感の表現が期待される交響曲第2番と、対照的に峻烈な音楽がふさわしい『悲劇的序曲』という好対照な内容の2作品を収録しています。
 プロデューサーはおなじみのイェンス・シューネマンですが、エンジニアには、ギュンター・ヴァントの信頼も篤かったクリスティアン・フェルトゲンを起用。  アルバムはハイブリッド・タイプのSACDなので、通常CDのステレオ音声のほか、SACDのステレオ音声(2.0)、SACDのマルチチャンネル音声(5.0)という3つの音声が収録されています。直接音の切れ味、楽器の音の細密な描写を味わうのであれば2チャンネル・ステレオが、ホールに響く全体の雰囲気を味わうにはマルチチャンネルが適しているとよくいわれますが、それらを聴き較べて楽しむのもハイブリッドSACDならではの楽しみと言えるでしょう。(HMV)

【収録情報】
ブラームス:
・交響曲第2番ニ長調 Op.73
・悲劇的序曲 Op.81

 ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
 シモーネ・ヤング(指揮)

 録音時期:2008年3月(Op.73)、2010年1月(Op.81)
 録音場所:ハンブルク、ライスハレ
 録音方式:デジタル(ライヴ)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND
 Recording Producer, Editing, 5.0 Surround Mix & Mastering: Jens Schunemann
 Recording Engineer: Christian Feldgen
 SACD Authoring: Ingo Schmidt-Lucas, Cybele AV Studios

【プロフィール】
ドイツの音楽雑誌「Opernwelt(オーパーンヴェルト、オペラの世界)」で、2006年度の年間最優秀指揮者賞を受賞し、ウィーン・フィルを指揮した初の女性指揮者でもあるシモーネ(シモーン)・ヤングは、1961年3月2日、オーストラリアのシドニーに生まれ、そこでピアノと作曲を学びました。貝殻を形どった外観で名高いシドニー・オペラ(ハウス)でアシスタントを務めていた1985年、急病の指揮者に変わり、わずか数時間という予告で見事に代役を務め、センセーショナルなデビューを果たしました。
 その後奨学金を得てヨーロッパに留学、ケルン市歌劇場でコレペティ、アシスタント、専属指揮者を務め、パリではダニエル・バレンボイムのアシスタントとしてパトリス・シェローの演出による伝説的なベルク『ヴォツェック』の上演にも携わり、バイロイト音楽祭の『ニーベルングの指環』のアシスタントなどもこなしてその実力を蓄えていきます。
 1993年から1995年まで、ベルリン州立歌劇場の専属指揮者を務めるとともに、その間に世界各地の名門歌劇場に客演して短期間のうちに名声を築き上げました。それには1993年、ウィーン国立歌劇場での『ラ・ボエーム』公演で、女性として初めて歌劇場管弦楽団を指揮したこと、パリ・バスティーユ・オペラ、コヴェントガーデン・ロイヤル・オペラ、フィレンツェ五月祭、バイエルンとハンブルクの州立歌劇場が含まれます。
 また、コンサート指揮者としてもシュターツカペレ・ベルリン、ミュンヘン・フィル、ハンブルク・フィル、ニューヨーク・フィルなどの指揮台に招かれていますが、1997年には、ウィーン・フィルを2005年11月、ウィーン楽友協会で156年の歴史上はじめて振ったことでも世界的な話題になりました。1999年から2002年までベルゲン・フィルの首席指揮者、2001年から2003年までシドニーとメルボルンのオーストラリア・オペラの首席指揮者兼芸術監督を務め、2005年からハンブルク州立歌劇場のインテンダント兼フィルハーモニーの音楽総監督(GMD)に就任し、精力的な活動を繰り広げています。
 わが国でも1997年と2003年にNHK交響楽団に客演指揮して、好評を博しています。また2006年にはハンブルク高等音楽演劇院の教授に就任し、後進の指導にもあたっています。

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さわやかな歌にあふれた、これぞブラームス...

投稿日:2021/06/21 (月)

さわやかな歌にあふれた、これぞブラームスの田園と言いたくなる名演だと思います。地中海の風のようという評もありドイツの田園風景とは些か異なるのかもしれませんが、これほど心を和ませ浮き立たせる演奏も稀ではないでしょうか。

Donkey Ears さん | 千葉県 | 不明

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今や女流指揮者の第一人者としてだけではな...

投稿日:2012/02/04 (土)

今や女流指揮者の第一人者としてだけではなく、期待の若手指揮者の一人として多大な活躍をしているシモーネ・ヤングと、その手兵であるハンブルク・フィルによるブラームスの交響曲チクルスの第2弾の登場だ。第1弾の交響曲第1番が重厚にしてスケール雄大な名演であっただけに、本盤におさめられた交響曲第2番や悲劇的序曲の演奏にも大いに期待したところであるが、そうした期待をいささかも裏切ることがない素晴らしい名演に仕上がっていると高く評価したいと考える。ベートーヴェンの交響曲第10番との異名をとるほどの力強さが持ち味の第1番とは異なり、より抒情的で情感豊かな表現が要求される第2番だけに、女流指揮者たるシモーネ・ヤングにとっても、第1番よりもより一層取り組みやすい楽曲であったとも言えるのかもしれない。第1楽章の幾分憂いに満ちた情感に満ちた旋律の数々を、シモーネ・ヤングは心を込めて歌い抜いているところであるが、どこをとっても陳腐なロマンティシズムに陥ることがなく、常に格調の高さや、女流指揮者ならではのエレガントな気品に満ち溢れているのが素晴らしい。第2楽章のややゆったりしたテンポによる演奏も美しさの極みであり、随所から漂ってくる熱き情感には抗し難い魅力に満ち溢れていると言える。そして、第3楽章の典雅とも言うべき洒落た味わいには出色のものがあると言えるだろう。終楽章は、一転して女流指揮者離れした強靭さが全体に漲っており、トゥッティに向けて畳み掛けていくような気迫や重厚な強靭さ、そして、終結部の猛烈なアッチェレランドは、我々聴き手の度肝を抜くのに十分な圧巻の迫力を誇っていると言っても過言ではあるまい。いずれにしても、本演奏は、シモーネ・ヤングの卓越した音楽性と、前途洋々たる将来性を大いに感じることが可能な圧倒的な名演と高く評価したいと考える。併録の悲劇的序曲も、とてつもない緊張感と強靭な迫力に貫かれた凄みのある名演に仕上がっているところだ。ハンブルク・フィルも、シモーネ・ヤングの確かな統率の下、渾身の名演奏を繰り広げていると評価したい。そして、本盤で素晴らしいのは、マルチチャンネル付きのSACDによる極上の高音質録音であると言える。昨年より、大手レコード会社がSACDの発売を積極的に行うようになったことから、SACDに復活の兆しが見られるところであるが、その殆どはマルチチャンネルが付加されていないところである。本盤のようなマルチチャンネル付きのSACDによる臨場感溢れる鮮明な高音質を聴いていると、あらためてSACDの潜在能力の高さを再認識させられるところだ。いずれにしても、シモーネ・ヤングによる至高の超名演を、マルチチャンネル付きのSACDによる極上の高音質で味わうことができるのを大いに歓迎したい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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