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【中古:盤質A】 ブラームス:交響曲第1番、シェーンベルク:浄夜 カラヤン&ベルリン・フィル(1988年ロンドン・ライヴ)(日本語解説付)

ブラームス(1833-1897)

中古情報

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基本情報

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カタログNo
JSBT8431
レーベル
International
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

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カラヤン生誕100周年イヤーのフィナーレを飾る、唯一無二のライヴ・レコーディング!
最高潮の緊迫感のなか生み出された奇跡の名演!
日本語解説付き

カラヤン&ベルリン・フィル/ブラームス:交響曲第1番、シェーンベルク:浄夜
ハプニングによる困窮と苛立ち・・・。
それらの緊張感が音楽の力として見事に昇華した、カラヤン最後のロンドン公演!

1988年、最後の来日公演よりさらに5ヶ月後、カラヤンの死が9ヶ月後に迫った頃のコンサートです。前回と同じかそれ以上に、聴衆に「これが最後かも知れない」との雰囲気が蔓延したのは、誰も口にせずとも明確です。
 そんな中、このコンサートは大きなハプニングとともに始まることになります。ウィーン、パリそしてロンドンという楽旅上にあったカラヤンとベルリン・フィルですが、パリからロンドンへの楽器の搬送がフランス国内でのストライキの影響で遅れに遅れてしまったのです。ドーヴァーからイギリス警察が護衛し搬送するという国家的な特別措置をもってしても、ホール・リハーサルに割く時間は確保されませんでした。事情を知らされていなかった聴衆の心中が、いかに穏やかならなかったかを想像するのは難しくありません。それは、苛立ち、といった感情より、最悪の事態(=公演の中止)をも想定したそこはかとない不安感だったに違いありません。同様に、楽器の到着を待ちわび続け、リハーサルが出来なかった不安もあった楽団員たちもまた、今までに無い緊迫感の中にありました。こうした不安と緊張が渦巻き、リハーサルなしという万全とは言い難い状況下で演奏されたブラームスの1番が、なんと神がかりなことか!負のエネルギーをすべて演奏表現のエネルギーへと昇華してしまう過程を聴くにつれ、帝王とまで称されたカラヤンの超人間的な力にただただ圧倒されるばかりです。

【お知らせ】
テスタメント・レーベルの社長、スチュワート・ブラウン氏が、遂に日本のファンのために、日本語解説付き日本プレス盤の製作を開始します。原材料費の値上がりの影響か、ここのところ少々荒さが目立つこともあったといういつものイギリスの工場でのプレスを避け、日本の信頼できる工場でプレスをおこない、さらには興味深いエピソード満載で毎回好評の解説書には、原語の英文に加え日本語訳が掲載されるということです。(ユニバーサルIMS)

・シェーンベルク:浄夜 作品4(1917年弦楽オーケストラ版)
・ブラームス:交響曲第1番ハ短調 作品68
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

 録音時期:1988年10月5日(ライヴ、ステレオ)
 録音場所:ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール

総合評価

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HMVの中古CD下取りに出そうと思い10何年ぶ...

投稿日:2024/04/05 (金)

HMVの中古CD下取りに出そうと思い10何年ぶりに聴いてみました。ブラームス1番は心に響きました。遅めのテンポもゆっくりと体中に響きます。オーディオシステムを換えた効果もあるかも、とも思います。特に4楽章は夕暮れの虚空に響き渡る感じです。ただ録音はカラヤンの音の波を受け止めきれていません。騒音のような場面(笑)もあります。それでも記録に残る演奏だと思います。

仔牛ののぶちゃん さん | 大阪府 | 不明

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カラヤン最晩年。もはやオケをコントロールする...

投稿日:2023/07/25 (火)

カラヤン最晩年。もはやオケをコントロールする力が弱まり、音に雑多な要素が加わり、77年DGの様な余分な脂肪を排除し音楽の核心だけを聞かせる演奏ではない。88年来日時とほぼ同じ演奏であり、晩年にテンポが弛緩するベームやフルベンと違うと思っていたカラヤンが、まさかの最晩年にテンポの弛緩を感じさせるとは驚きをもって聞いた。何故か宇野が推薦にしていて、こうした乱れても演奏効果が高い演奏を評価するのは、フルベンも演奏が乱れて演奏効果が上がるのと同系統であろうか。或いは宇野の老いであろうか。宇野は晩年関東のオケで指揮ごっこをしていて、karayanusが付き合う音楽家から酷評されていたが、客が入るのだから演奏会をする採算性はあろう。勿論演奏はバランスは最悪で、テンポも恣意的で聞けたものではないが、それでも洗脳者は会場に足を運んだようである。耳を覆いたくなる演奏もあるが、嗜好の世界なのでそれも可である。素人が指揮者の真似をして、プロのオケが演奏してくれたのだから、宇野は素人として最高の幸せ者と羨望の対象と言わざるを得ない。私も指揮ごっこをしてみたいと真剣に思う次第である。

karayanus さん | UNITED KINGDOM | 不明

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今年聴いた盤、いやここ数年の中でも最高の...

投稿日:2019/12/07 (土)

今年聴いた盤、いやここ数年の中でも最高のものでした。カラヤンはセッションとライブとでかなりの違いを見せますが、この録音を聞きますとそれらを意図的に表現し分けてきたのではないかという感じがします。それくらい違います。加えて驚きますのはこの録音がカラヤン最晩年期のものであるという点で、セッションで聞くそれとは全く異なり、年齢を全く感じさせないどころかカラヤン芸術の総決算的演奏といっても過言では無いと感じます。カラヤンの演奏を綺麗だと簡単に片付ける人もいますがそれは全くの誤解であり、彼はそんなに磨き上げていませんし一旦音楽が始まれば小さなことには案外無頓着です。粗いといっても良いです。ただ音楽がどこに向かうべきかを良く知っていて、そこにオケを運んでいっているだけのようで、結果、大変濃厚な音楽になっていることがこの録音でもわかります。それもベルリンフィルという最高のオケあってのことであって、ここで聞かれますのもこちらも決して精密というものではないすさまじい重戦車ぶりが際立ちます。そんな重戦車も今では誰も操縦できなくなっているのではないでしょうか。カラヤンのことをなんだかんだ言う人がいますが、没後30年経っても微動だにしない存在感はやはり彼の作った音楽が凄かったのであり、この録音を聞けばそれを否定することはできないでしょう。

せごびあ さん | 愛知県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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