CD 輸入盤

マリー=テレーズ・フルノーへのオマージュ〜放送録音集 1960〜1975

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CDSMBA136
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


フランス国立視聴覚研究所音源提供
気品に満ちた香り高き名演。20世紀フランスを代表するピアニスト、
マリー=テレーズ・フルノーの60〜70年代の貴重音源が正規初出で登場!


丁寧な復刻で評価を高めているスペクトラム・サウンド。好評のフランス国立視聴覚研究所(INA)保有音源からの正規初出復刻。当アルバムは20世紀に活躍したフランスのピアニスト、マリー=テレーズ・フルノー[1927-2000]が1960年から75年にかけて放送用に収録した貴重音源が収録されております。
 マルグリット・ロン[1874-1966]の愛弟子であるフルノーは1943年、16歳で挑んだロン=ティボー国際コンクールで第2位を受賞。この時、当時19歳のサンソン・フランソワが優勝しております。フルノーは恩師ロンをはじめとするフランス・ピアニズムの継承者としてキャリアを積んでいきましたが、難病のため演奏家人生は短く、ここに収めた放送用音源は彼女の演奏を聴くことができる非常に貴重な記録です。収録作品はドビュッシー、ショパン、モーツァルト、シューマンとディスクとして初レパートリーも数多く、この復刻はピアノ・ファン狂喜といえましょう。
 日本語帯・解説は付きません。(輸入元情報)

【収録情報】
1. ドビュッシー:ベルガマスク組曲
2. ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調
3. ショパン:夜想曲 第2番変ホ長調 Op.9-2
4. ショパン:マズルカ第32番嬰ハ短調 Op.50-3
5. ショパン:マズルカ第13番イ短調 Op.17-4
6. モーツァルト:ドゥゼードの『ジュリ』の『リゾンは眠った』による9つの変奏曲ハ長調 K.264(315d)
7. シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26

 マリー=テレーズ・フルノー
(ピアノ)
 ピエール・バスー(チェロ:2)

 録音時期:1975年3月29日(1)、1960年4月30日(2)、1965年11月27日(3)、1965年2月28日(4,5)、1969年12月20日(6,7)
 録音場所:パリ、メゾン・ド・ラジオ・フランス、107スタジオ(1)、105スタジオ(3-7)、フランス放送協会内スタジオ(2)
 録音方式:ステレオ(1)、モノラル(2-7)/放送用録音

 初出音源
 音源提供:フランス国立視聴覚研究所
 24bit/192KHz digital restoration and remastering from the original master tapes

ユーザーレビュー

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マリー=テレーズ・フルノーは50年代にLP2...

投稿日:2023/07/01 (土)

マリー=テレーズ・フルノーは50年代にLP2枚を残しただけの幻のピアニストであり、そのLPは中古市場で高値で取引されているという。そのフルノーの60年以降の録音登場は驚き。もっと早く引退したのだと思っていた。フルノーの演奏は気品高く端正ななかにも何とも言えない味わいがある。テクニックは万全でないところも見受けられるがほとんど気にならないのは師匠ロン譲りだろうか。ドビュッシーだけでなくモーツァルト、ショパン、シューマンも魅力的。INAにはもっと録音は残されていないのかな。フランスの女流ピアニストの豊富さは異常だ。メイエ、ブルショルリ、ギュラー、アース、ルフェビュール、ブンダヴォエ、ダルレetc.しかも大半近年まで埋もれていた。フランスはかつて自国文化優先策をとっていたが、その割に自国アーティストに冷たかった。パリ管弦楽団が初代ミュンシュ以降フランス人指揮者が音楽監督についたことがないのも象徴的であり、その陰でこうしたフランスのアーティストが埋もれたことはもったいないことだった。

フォアグラ さん | 愛知県 | 不明

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