CD 輸入盤

ヴァイオリン協奏曲第2番、第1番 ルノー・カプソン、フランソワ=グザヴィエ・ロト&ロンドン交響楽団

バルトーク (1881-1945)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
9029570807
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第1番、第2番
ルノー・カプソン、フランソワ=グザヴィエ・ロト&ロンドン交響楽団


バルトークのヴァイオリン協奏曲と言えば、ゾルタン・セーケイの依頼によって書かれた色彩豊かな「第2番」が知られています。1939年にセーケイの独奏、メンゲルベルク指揮のアムステルダム・コンセルトヘボウによって初演されたこの曲は、ハンガリー舞曲の様式と、近代的な作風によるモダンさを兼ね備えた技巧的なもので、バルトーク作品の中でも高い人気を誇っています。
 それに比べ、第1番はそれよりも30年ほど前に書かれ、彼が当時思いを寄せていたという女性ヴァイオリニスト、シュテフィ・ゲイエルに捧げられた曲。この恋は実ることなく、作品も彼女がしまい込んでしまっていたため、作品が初演されたのは彼女がこの世を去った2年後(バルトークの死後13年後)の1958年になってからという「幻の協奏曲」です。作風は若々しく、冒頭の幻想的なヴァイオリン・ソロのメロディは当時彼が魅了されていた後期ロマン派風の響きを持つ美しいもの。民族的要素もあまり感じられません。
 幅広いレパートリーを持つルノー・カプソンと、フランソワ=グザヴィエ・ロトはこの2曲の協奏曲を、全く違うキャラクターを持つ作品として認識し、各々の曲の長所を最大に生かして演奏しています。第1番ではヴァイオリンとオーケストラは共鳴し、旋律を美しく幻想的に歌い上げ、第2番では洗練された作品として、ヴァイオリンはオーケストラと印象的な対話を繰り広げます。
 2017/18からロンドン交響楽団の首席客演指揮者に就任したロトにとって、このルノー・カプソンとの共演はとても楽しいものであったと語り、この演奏ではソリスト、指揮者の両者はお互いの長所を極限まで引き立てています。(輸入元情報)


【収録情報】
バルトーク:
● ヴァイオリン協奏曲第1番 Sz.36, BB48a
● ヴァイオリン協奏曲第2番 Sz.112, BB117


 ルノー・カプソン(ヴァイオリン)
 ロンドン交響楽団
 フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)

 録音時期:2017年10月
 録音場所:ロンドン、Jerwood Hall of St Lukes
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

収録曲   

  • 01. Violin Concerto No. 1, Sz. 36: I. Andante sostenuto
  • 02. Violin Concerto No. 1, Sz. 36: II. Allegro giocoso
  • 03. Violin Concerto No. 2 in B Major, Sz. 112: I. Allegro non troppo
  • 04. Violin Concerto No. 2 in B Major, Sz. 112: II. Andante tranquillo
  • 05. Violin Concerto No. 2 in B Major, Sz. 112: III. Allegro molto

ユーザーレビュー

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音楽監督の席にラトルが着いたLSOが首席常...

投稿日:2018/08/23 (木)

音楽監督の席にラトルが着いたLSOが首席常任指揮者の賄いきれないものを補完する首席客演指揮者に誰を選ぶかと興味津々だった それがあのレ・シエクルのF.X.ロトと知って膝を打った これは面白くなったと待っているとこれが出た 室内楽の雄ルノー・カプソンとのバルトークだ 第1番Vnコンチェルトが鮮明な印象を残した バルトークらしからぬ曲想でありながら 天に地にそして花咲く野辺にヴァイオリンの歌が透明な軌跡を描いていく様は清々しい一日の思い出にも似て心を甘い香りに包み軽くしていく そして第2番Vnコンチェルト さぞかし変転流転波乱万丈のドラマが始まるぞと身構えていると肩透かしを食う 詩情綿綿と語りかけ微笑み 透明感を失わないヴァイオリンに驚く オーケストラにも一切の力みは見られず 明晰な響きを尽くす 難しい顔をしたバルトークなど何処を見てもいやしない 何かしみじみした感慨のようなものが身内に湧き起こる風情に改めて驚かされる こんなバルトークなら毎日聞いていられる あなたも如何  

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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