CD 輸入盤

Violin Concertos: Menuhin(Vn)Monteux / Paris So Enescu(Vn)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
5672012
組み枚数
:
1
レーベル
:
Emi
:
Europe
フォーマット
:
CD

ユーザーレビュー

総合評価

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メニューインが音楽に対して真摯でなかった...

投稿日:2013/02/03 (日)

メニューインが音楽に対して真摯でなかったことなど一度もないことに異をとなえる人はいないでしょう。しかし、一生どの時でも大ヴァイオリニストであったかとなると疑義が残ります。ここに62年グーセンスと共演したバッハのObとVnのための協奏曲の録音があります。真面目で落ち着いた演奏です。しかし、これを聴いて他のVnの大曲を別のヴァイオリニストで外れだったらメニューインの盤をあたってみようとは思いません。何かごく平凡な感じなのです。そういえばフルトヴェングラー、ベートーヴェンと極め付けで揃った盤もあったが、同曲で何をおいても聴くべき録音とはされていないようです。ところが、成人前の演奏では様相が一変します。協奏曲ではポルタメントをかけ、主題が終わるのにいやいやするかのように音を伸ばしています。演奏論的には問題かもしれませんが、思いっきり歌心が横溢しています。そして弾むような活きの良さ。これが、モーツァルト以前の音楽では絶対の適性があるとみられるグリュミオーのステレオ盤があるにもかかわらず、またいくつかの箇所で録音機械(?)のノイズに悩まされるにもかかわらず本盤を本曲たちの録音の筆頭に置く所以です。感銘は後に行くほど深まります(つまり、シャコンヌが最高)が、これは曲自体の出来故と思います。BWV1043では第2Vnはエネスコで師匠にあたります。大ヴァイオリニスト競演という盤もいくらもありそうで実際は稀です。

西荻椿山 さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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