CD 輸入盤

カンタータ集第10集〜第66、84、111番 ルドルフ・ルッツ&バッハ財団管弦楽団

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
B204CD
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

収録曲   

ユーザーレビュー

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Rudolf Lutz/J.S.Bach-Stiftung St. Gallen...

投稿日:2019/07/18 (木)

Rudolf Lutz/J.S.Bach-Stiftung St. Gallenのカンタータ第10集。復活節のカンタータ2曲に、顕現節後日曜の111番が続く構成ですが、今回とりあげられた作品の性格にもよるでしょうか、Rudolf Lutzらの演奏は非常に魅力的なものに仕上がってます。冒頭の66番はケーテン公用の世俗カンタータのパロディですが、冒頭合唱の生命感、屈託の無い明るさ、続くアリアもふくよかさを失わないながらに、現代的なリズムに支えられた好演です。ほぼソプラノ独唱用の84番は、比較的地味ですが、一曲一曲が細やかな美しさを持った佳品で、繰り返し聴きたい好演。ソロは決して抜きんでた実力は感じませんが、Rudolf Lutzの意図を損なわない堅実な歌唱と思います。最後の111番は、Bachお気に入りのコラール(92番の大曲が印象的!)によるコラール・カンタータで、K.Richterの名演奏が思い出されますが、Rudolf Lutzらの演奏は例によってRichterほどの強烈な信仰心の表明による存在感は無いにしても、誇張のない手堅く、技術的にもしっかりした好演です。全体に、シリーズ開始当初からすると、ややRudolf Lutzらの演奏姿勢にも変化が表れているようで、合わない曲ではやや迷いが見えることも散見されますが(開始当初の鮮烈な姿勢が後退している?)、この盤に関する限り、曲の性格、魅力と彼らの方向性がずれない、文句ない好演集としてお薦め出来ると思います。

mimi さん | 兵庫県 | 不明

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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