ドホナーニ、エルンスト・フォン(1877-1960)

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CD

ピアノ五重奏曲題第1番、第2番、弦楽四重奏曲第2番 マルカンドレ・アムラン、タカーチ四重奏団(日本語解説付)

ドホナーニ、エルンスト・フォン(1877-1960)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
PCDA68238
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明


日本語解説付き
アムランと新生タカーチ四重奏団、ドホナーニのピアノ五重奏曲集


マルカンドレ(マルク=アンドレ)・アムランと世界最高峰の弦楽四重奏団のひとつ、タカーチ四重奏団の共演という「Hyperion」だからこそ成しえた究極のコラボレーション。シューマン、ショスタコーヴィチ、フランクと鮮烈な話題を振りまいてきたこの共演によるレコーディング第4弾は、エルンスト・フォン・ドホナーニのピアノ五重奏曲集!
 タカーチ四重奏団は、2018年に設立メンバーであったカーロイ・シュランツに代わり、ハルミ・ローデスが加わった新体制(2019年来日メンバー)による最初の録音。ドホナーニの室内楽作品の重要な再評価となるであろう注目リリースです!(輸入元情報)

【収録情報】
ドホナーニ:
1. ピアノ五重奏曲第1番ハ短調 Op.1
2. 弦楽四重奏曲第2番変ニ長調 Op.15
3. ピアノ五重奏曲第2番変ホ短調 Op.26


 マルカンドレ・アムラン(ピアノ:1,3)
 タカーチ四重奏団
  エドワード・ドゥシンベア(第1ヴァイオリン)
  ハルミ・ローデス(第2ヴァイオリン)
  ジェラルディン・ウォルサー(ヴィオラ)
  アンドラーシュ・フェイェール(チェロ)

 録音時期:2018年8月12-15日
 録音場所:モンマス、ワイアストン・エステイト、コンサート・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

 国内仕様盤(日本語解説付き)
 解説:ジェームズ・A・グライムズ(日本語訳:SOREL)

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このアルバムの冒頭に置かれたハ短調のピア...

投稿日:2021/03/09 (火)

このアルバムの冒頭に置かれたハ短調のピアノ五重奏曲には「op.1」という作品番号が付されている。作曲家、エルンスト・フォン・ドホナーニが、初めて自信をもって世に送り出すべき作品と考えたもの。驚くのは、それがドホナーニ17才の作品だということである。ブラームスは、そのスコアを見て驚愕する。「これを書いたのが17才の学生だって?・・なんて完成度だ・・」。 このピアノ五重奏曲、私も、古今、数々の作曲家が書いたピアノ五重奏曲の中で、十指に入ってもおかしくない名曲だと思っている。おそらく、ドホナーニという作曲家の作品は、特に日本ではそれほど認知されているとは言えないだろう。だから、この曲も、その価値に相応しいくらいに知られているとは言い難い。誰の曲かは伏せて、人に聴かせてみるといい。ブラームスやシューマンと何ら変わりない名曲特有の美観が伝わってくるハズだ。 もちろん、演奏と録音がよろしければ、さらに良い。というわけで、現在、世界でも屈指のピアニスト、アムランと、同じく屈指の弦楽四重奏団、タカーチ四重奏団による当盤は理想的だ。第1番だけではなく、第2番と弦楽四重奏曲第2番も収録されていて、収録時間は80分。しかも、他の2曲も魅力いっぱいの作品だと言うのだから。 アムランとタカーチ四重奏団は、均整のとれたフォルムを導き出し、その中で必要な歌を高雅に添えていく。そんな扱いは、これらの楽曲が名曲であるという礎を感じさせる。楽曲が素晴らしければ、その自然な魅力を引き出すアプローチは、ことのほか協力だ。アムランとタカーチ四重奏団は、確信に満ちて、輝かしい音色を使い、この曲のありようを堂々と示す。これこそ貫禄の名演。 是非とも多くの人に聴いてほしい1枚です。

ココパナ さん | 北海道 | 不明

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