セイシャス、カルロス(1704-1742)

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CD 輸入盤

チェンバロ・ソナタ集第2集 デボラ・ハラース

セイシャス、カルロス(1704-1742)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8570216
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

セイシャス:チェンバロ・ソナタ集 第2集

第1集(8557459)が高い評価を受けたスカルラッティと同時代の作曲家、セイシャスのチェンバロ・ソナタの第2集です。ご存知の通り、セイシャスが残した作品の多くは、1755年のリスボン大地震で失われてしまいました。現存しているのは、およそ100曲のソナタと若干の典礼作品のみです。しかし、この残された作品だけでも、聴き手に限りない喜びを与えてくれています。一聴してわかる通り、スカルラッティの作品よりも難しそうなパッセージに満ちており、ものすごく華やかで、聴き映えのする曲です。地響きがするような迫力のある演奏は、第1集と同じデボラ・ハラースによるものです。(NAXOS)

【収録情報】
セイシャス:
・チェンバロ・ソナタ第3番ハ長調
・チェンバロ・ソナタ第35番ホ短調
・チェンバロ・ソナタ第16番ハ短調
・チェンバロ・ソナタ第45番ト長調
・チェンバロ・ソナタ第60番イ長調
・チェンバロ・ソナタ第65番イ短調
・チェンバロ・ソナタ第40番へ長調
・チェンバロ・ソナタ第28番ニ短調
・チェンバロ・ソナタ第33番変ホ長調
・チェンバロ・ソナタ第53番ト短調
・チェンバロ・ソナタ第39番ヘ長調
・チェンバロ・ソナタ第78番変ロ長調
・チェンバロ・ソナタ第47番ト長調
・チェンバロ・ソナタ第58番イ長調
・チェンバロ・ソナタ第20番ニ長調
・チェンバロ・ソナタ第38番ヘ長調

 デボラ・ハラース(チェンバロ:Historic copy of Hieronymus Haas (1734) by Lutz Werum)

 録音時期:2008年2月5-7日
 録音場所:ドイツ、ノイマルクト
 録音方式:デジタル(セッション)

収録曲   

  • 01. チェンバロ・ソナタ第3番 ハ長調
  • 02. チェンバロ・ソナタ第35番 ホ短調
  • 03. チェンバロ・ソナタ第16番 ハ短調
  • 04. チェンバロ・ソナタ第45番 ト長調
  • 05. チェンバロ・ソナタ第60番 イ長調
  • 06. チェンバロ・ソナタ第65番 イ短調 - T. Tempo assai
  • 07. チェンバロ・ソナタ第65番 イ短調 - U. Allegro
  • 08. チェンバロ・ソナタ第40番 ヘ長調 - T. Allegro
  • 09. チェンバロ・ソナタ第40番 ヘ長調 - U. Giga: Allegro
  • 10. チェンバロ・ソナタ第40番 ヘ長調 - V. Minuet
  • 11. チェンバロ・ソナタ第28番 ニ短調
  • 12. チェンバロ・ソナタ第33番 変ホ長調
  • 13. チェンバロ・ソナタ第53番 ト短調 - T. Allegro
  • 14. チェンバロ・ソナタ第53番 ト短調 - U. Minuet
  • 15. チェンバロ・ソナタ第39番 ヘ長調 - T. Allegro
  • 16. チェンバロ・ソナタ第39番 ヘ長調 - U. Minuet
  • 17. チェンバロ・ソナタ第1番 ハ長調
  • 18. チェンバロ・ソナタ第78番 変ロ長調 - T. Allegro
  • 19. チェンバロ・ソナタ第78番 変ロ長調 - U. Minuet
  • 20. チェンバロ・ソナタ第47番 ト長調
  • 21. チェンバロ・ソナタ第58番 イ長調 - T. Allegro
  • 22. チェンバロ・ソナタ第58番 イ長調 - U. Minuet
  • 23. チェンバロ・ソナタ第20番 ニ長調 - T. Allegro
  • 24. チェンバロ・ソナタ第20番 ニ長調 - U. Minuet
  • 25. チェンバロ・ソナタ第38番 ヘ長調

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ようやく登場したハラースのセイシャス第2...

投稿日:2011/12/11 (日)

ようやく登場したハラースのセイシャス第2集。前回同様に16フィートを備えたチェンバロにより迫力満点に仕上がっている。しかし、セイシャスといえば、古くはルチアーノ・スグリッツィの演奏(ノイペルトのモダン楽器を使用しながらも独特な情緒を湛えていた)から親しみ始めた私にとっては、本演奏は、使用楽器の性質も手伝ってか、ややダイナミズムに片寄り過ぎている感を否めない。というのも、音楽評論家の谷戸基岩氏のセイシャス論に惹かれ、この作曲家特有の陰鬱な世界、それはまるで夕日の沈む海外線の風景を想像するような感傷的な雰囲気がとりわけ好きだった。本盤の演奏はイン・テンポで押し切り、感情を極力排した無機的な世界を構築している。それはある意味でスカルラッティ的でもある。潔い演奏であり好感はもてるが、繊細さも欲しいところ。それでもセイシャス全作品を網羅する仕事は称賛すべきであり、続編を期待したい。

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