ストラヴィンスキー：ペトルーシュカ、ドビュッシー：おもちゃ箱　ルドヴィク・モルロー＆シアトル交響楽団

ストラヴィンスキー：ペトルーシュカ、ドビュッシー：おもちゃ箱
ルドヴィク・モルロー＆シアトル交響楽団

ルドヴィク・モルローによる20世紀初頭のロシアとフランス、対照的な2作のバレエ音楽。1910年から11年に作曲された『ペトルーシュカ』は内容のグロテスクさで聴衆たちを混乱に陥れた作品。また、ストラヴィンスキーの着想時にはピアノ協奏曲として構想されたため、ピアノが華々しく活躍します。対する『おもちゃ箱』は1913年にドビュッシーが娘エンマのために作曲した組曲。ピアノ曲として完成した後、ドビュッシーはアンドレ・カプレとともに管弦楽版の編曲を始めたものの、途中、1918年に病を得てこの世を去ってしまったため、残りはカプレが引き継いで管弦楽版を完成させました。バレエとしては1919年に初演。こちらは愛らしい曲調で、刺激的な部分は全くありません。（輸入元情報）

【収録情報】
1. ストラヴィンスキー：バレエ音楽『ペトルーシュカ』（1947年版）
　第1部「謝肉祭の市」
　第2部「ペトルーシュカの部屋」
　第3部「ムーア人の部屋」
　第4部「謝肉祭の市（夕景）」

2. ドビュッシー：バレエ音楽『おもちゃ箱』（カプレによる管弦楽編）
　前奏曲「おもちゃ箱の目覚め」
　第1場「おもちゃ箱」
　第2場「戦いの広場」
　第3場「売りに出た羊小屋」
　第4場「財産ができてから」
　エピローグ

　キンバリー・ラス（ピアノ）
　シアトル交響楽団
　ルドヴィク・モルロー（指揮）

　録音時期：2014年6月19,21日（1）、2015年9月25日,10月2日,2016年2月5日（2）
　録音場所：シアトル、ベナロヤ、S.Mark Taper Foundation Auditorium
　録音方式：ステレオ（デジタル）